Column コラム

子どもと花火はいつから?怖がる子への対処法とベストな対応紹介!

夏といったら花火!せっかくだから子どもと花火大会に行きたいですよね!でも、花火大会は暑くて、人が多い、花火は大きな音がする…花火を観に行くか悩む要素もたくさんあります。

子どもといつから花火大会に行けるようになるの?

私は、早すぎる花火デビューをさせて後悔しました。その経験談を踏まえて、いつから花火デビューがいいのか、早すぎる子どもの花火デビューのデメリットについてお話します。花火デビューの時に、役立つおすすめの場所・持ち物もご紹介しますね。

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【体験談】子どもと花火はいつから?1歳デビューで後悔

花火大会

私は、元気な赤ちゃんが生まれるように、妊娠期から人込みを避け、出産しても赤ちゃんの体調を気にして外出先を選んでいました。ママは産前産後、長い間自由にお出かけできません。 私と一緒でお出かけできないことにストレスを感じているママも多いのではないでしょうか…。

花火大会は夏の大イベント「せっかくだから子どもと花火を観に行きたい!」という気持ちが大きくなりますよね。私がそんな思いを強く抱いたのは、長男がちょうど1歳になる夏でした。花火には赤ちゃんが大好きな「キラキラ「動き」「音」の要素が全てあるので、花火も楽しめるかも!と思いました。今思うと、「長男のため」というよりも私自身が「夏の風物詩の花火を楽しみたい」って気持ちが強かったんだと思います。その結果、長男に負担をかけてしまったと反省しています。

花火大会に行った時、長男は泣きませんでした。でも、無表情で常に私に抱っこを求める状態でした。暑さ対策を万全にして挑んだ花火大会でしたが、さすがに暑い中ずっと抱っこしているのも大変でした。楽しみにしていた花火大会でしたが、少し残念な気持ちになった思い出があります。

2歳の夏は、お祭りに行かずにお家で打ち上げ花火と手持ち花火をしました。長男は私によじ登るように張り付いて、花火には近づこうともしませんでした…。現在3歳になり、抱っこされたままですが、やっと近くで花火を観れるようになりました。でも、うちの長男は花火大会に行ってから人込みが苦手です。田舎に住んでいるので、人込みに慣れていないのかもしれませんが、駅やデパートでも人が多いと「抱っこ」というようになりました。個人差はあると思いますが、花火も人込みも苦手なままです。

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子どもの花火0歳でもOK?早すぎる花火デビューのデメリット3選

「子どもと花火はいつからがベストか」については子どもの発達や性格によるようです。口コミなどを調査したところ、0歳の赤ちゃんの花火デビューの時期は、なんと早くて3か月半!調べてみると6カ月以降から花火を一緒に連れていくママが多いようです。

ママ達が花火大会デビューをするときの目安として、気にしているポイントは主に3つのようです。

  • 腰が安定する
  • 一人で座れる
  • 長時間の抱っこでもご機嫌で過ごせる

赤ちゃんを花火大会へ連れて行ったとき怖がって泣いてしまったら…。

急遽赤ちゃんを連れて花火大会から帰るのは、大変ですよね。赤ちゃんを抱っこしながら、人混みの中を逆方向に向かって帰っていかなくてはいけません。電車や道路も混んでいそうですよね。すぐに帰ることができないことと想定できます。ここで知っておいてほしいが、0歳の赤ちゃんにとって早すぎる花火デビューのデメリットです。

①大きな音は耳にダメージ

0歳の赤ちゃんの耳の写真です。

0歳の赤ちゃんは大人よりも耳にダメージを受けやすいです。0歳の赤ちゃんは、普段泣くことで意思を訴えますよね。でも、花火大会では泣かない可能性があります。0歳の赤ちゃんは、大きな音や騒がしい音が、受け入れられない不快な音と認識した場合、静かになり、泣がないことがあります。普段静かな環境で過ごす0歳の赤ちゃんには、花火大会での騒音は、不快な音になりかねないのです。

②音の識別ができない

0歳の赤ちゃんの耳は花火大会の人混みや雑音の中で、特定の音を認識する力がありません。雑音の中でママの声を認識できるのは、4歳頃からとも言われています。お腹の中にいる時から、ママの声を敏感に聴き取っている赤ちゃんにとってママの声は心地よく、安心できるものです。花火大会は赤ちゃんにとって、普段とは違う慣れない環境です。その中で、ママの声が聞こえない花火大会は怖い経験になる可能性があります。

➂興奮すると夜泣き

0歳の赤ちゃんが夜泣きをしている写真です。

初めての花火の音や光、人混みに「ワクワク」「恐怖」を感じ、興奮して、夜泣きすることがあります。0歳の赤ちゃんはその日に経験した刺激を、睡眠中に脳内で整理します。そして、記憶に定着させるのです。しかし、刺激が大きいと情報が処理しきれません。すると、寝ている途中で目が覚めて、夜泣きをします。花火大会に行くことで、いつもより夜更かしすることになる可能性があります。それなのに、眠りが浅くなると翌日の朝起きれなかったり、お昼寝が長くなることも…。赤ちゃんの生活リズムが崩れてしまいそうですよね。

子どもが花火を怖がる!音に敏感なのはなぜ?

0歳の赤ちゃんは音に敏感な理由は、視力が低いからです。赤ちゃんは視力が弱い変わりに、音を敏感に聴き取り、情報を得ようとしています。生後0〜4ヶ月頃の子には、モロー反射が見られますよね!普段の生活の中でも、大きな音を聞くとビクッと反応します。寝たままの状態でたくさんの音を聴こうとしているのが分かりますね!中には、睡眠中でも小さな物音に反応して、起きてしまう子もいるそうです。

では、赤ちゃんは花火をみて、どのように感じているのしょうか。花火の音は赤ちゃんにとって、暗闇の中で聞き慣れていない爆音だけが聞こえている状態です。花火の光は大人よりも眩しく感じます。そして、早い速度で変化する色も「こわい」と感じます。0歳の赤ちゃんが、花火に対して不安や恐怖を感じるのにも納得ができますよね。
他にも、火薬の独特な匂いや人混みで色々な匂いを感じ取っています。大半を家で過ごす0歳の赤ちゃんにとって、その匂いは異様なものかもしれません。

花火デビューをすることども。

赤ちゃんは花火大会デビューすることで、たくさんの刺激を受けそうですよね。それは、赤ちゃんの感性が豊かな証拠でもあります。しかし、0歳の赤ちゃんの発達は、個人差が大きいです。音や視覚の感受性も同様で、発達段階や性格によって異なります。子どもの負担の大きさを考慮して、無理のない計画をしてみてくださいね!

花火デビューは子どもの意志で!怖がる場合は無理せず本物の火に触れる体験を

0歳の赤ちゃんにとって、花火デビューの強い刺激は「花火=怖いもの」と感じる可能性があります。すると、花火がトラウマになってしまうことも…。花火デビューは年齢を重ねて、楽しく感じられるようになってからでも遅くはないです。

しかし、赤ちゃんにとって本物モノに触れる体験をすることは大切な関わりです。もちろん、本物の花火に触れることも大切な経験です。でも、赤ちゃんには花火を見せる前に、準備ステップを踏むことがおススメです。

これからモノの原理を理解していく0歳の赤ちゃんにとって、物事の基礎や原物を学ぶことの方が必要な体験になります。そこで、おすすめなのが簡単にできる「本物の火に触れさせる体験」です。必要な物はろうそくとライターのみ! 安全のため水も近くに置いておいてくださいね。

蝋燭に火が灯っている写真です。

この体験では0歳の赤ちゃんがろうそくの火をみて、手を近づけて温かみを感じ、においを嗅ぐことができます。自宅で本物の火に触れることでも、十分に五感を刺激して、火を体験させてあげることができます。

おすすめの理由

  1. 自宅という慣れた空間でできる
  2. 就寝時間をずらさなくてもできるため生活リズムが乱れない
  3. ろうそくとライターがあればできる
  4. 準備と片付けが容易
  5. 火の揺らぎでリラックス効果を得られる
  6. 赤ちゃんにあった臨機応変な対応を取りやすい

⑥の臨機応変な対応の例として

  • 暗い空間を怖がりそうな0歳の赤ちゃんには、電気をつけた状態でろうそくの火をみせる
  • 怖がったときには途中で中断す
  • 遠くで見ることから始めて徐々に近づいてみる

などがあります。赤ちゃんに合った方法をとることで、トラウマにならないよう配慮できます。

赤ちゃんはまだまだ個性が強く、その子にあった体験方法をママが選んでることが必要になります。0歳の赤ちゃんに「新しいことを経験させてあげたい」と思った時は、慣れた空間と落ち着いた状態で体験させてあげましょう。いつも赤ちゃんのことを一生懸命お世話し、親身に向き合っているママならきっといい方法が選べるはずですよ。

赤ちゃんの花火デビュー!場所や観覧時間、持ち物は?

おすすめの観覧場所選び

・人が多すぎない場所
・泣き出した時や就寝時間に配慮して直ぐ帰宅できる場所
・暑さに配慮した場所

持ち物

・水分
・扇子や団扇
・タオル
・レジャーシート
・折り畳みの椅子
・おもちゃ
・着替え
・ウェットティッシュ
・虫除けスプレー

まとめ

0歳の赤ちゃんの早すぎる花火デビューは、感覚に対する影響やトラウマになる可能性を考えてもデメリットが多いです。ですが、0歳の赤ちゃんの発達は、個人差が大きく、性格によって異なります。ママは赤ちゃんに合った「本物に触れる体験」をとおして、子どもの才能をどんどん広げてあげられるといいですね!

0歳の赤ちゃんの個性を理解する近道は、「子育てを学ぶ」ことです。私が赤ちゃんについて知っているのは、看護師であるからというよりも子育てを勉強してみたからです。赤ちゃんについて色々な知識をつけることで、普段の関わりの中でママ自身が子どもの能力をを伸ばせるようになります。私が子育てを学んだsunny smile協会では、子どもの発達段階と性格を学び、自分の子どもに合った関わり方を考えられるようになりますよ。

また会員はみんなが子育て中のママやパパなので、子育て相談にも、親身になって聞いてくれます。お気軽にご相談ください。

#花火大会 #花火デビュー #赤ちゃんいつから花火

一般社団法人sunnysmile協会は、子育てや働き方に悩むママのためのコミュニティです。 毎月オンラインにて勉強会や相談会などを行っておりますので、 お困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ico(2歳長男、1歳長女)
看護師ママ
自身の経験を活かし、子育てにイライラするワーママをサポート。
漢方学を学んだナース・パーソナル腸活コーチとしてママと子どもの健康をサポート。
子育てコーチングと出会う前は、本を読み勉強しても、子どもへのイライラが抑えられずにいました。健康面ではストレスや不眠、免疫力の低下で悩んでいました。
sunnysmile協会で学び現在は楽しく、イライラしない子育てを実行中です。