Column コラム

ひな人形誰が買う?関東・関西での違いと揉めない購入方法

子育てお疲れさまです!
女の子が生まれたら、かわいいひな人形を買ってひな祭りをお祝いしてあげたいですよね。私は産後1カ月の時、母に『ひな人形は誰が買うの?』って聞かれて困った女の子を育てるママです。実家とは地域も違うので、当時は習わしを必死に調べました。

「ひな人形は誰が買うの?」と悩むママに、地域の違いと揉めない購入方法をまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さいね!

誰が買う?母方の親が正解だった!

ひな人形は、母方の親が購入するのが正解です!
私も長女の産後1ヶ月の時に母に聞かれました。

ひな人形誰が買うの?たぶん母方の親だと思うから、買ってあげようと思っているんだけど。それか家にあるのを持っていく?

でも、私はかわいいコンパクトなひな人形を飾ることを楽しみにしていました。

子どものひな人形を誰が買うか話し合うママ

実家にある日本人形のお内裏様とお雛様は場所を取るので、いらない。

私は断りました。そして母に私の選んだかわいいひな人形を買ってもらう予定でした。

家にあるお古のひな人形を持ってきたよ。いらなければ、捨てていいから。

義理の母には言われてしまいました。普段から、私が義母へ断りづらさを感じているせいでもありますが、断る隙もありませんでした。ひな人形が2つにならなかったのが幸いです。でも、もらってしまったからには、義理の母を立てなくてはいけません。母も嫁に行った私のことを思って、今回は身を引いてくれました。なので、両家の親がもめることはなかったです。でも、私の欲しかったひな人形の購入は、一旦保留となりました。

ひな人形を買うのは母方の親だった。

私は、この出来事が悲しすぎて、同じような経験をしたママがいないかSNSで調べてみました。「ひな人形を誰が買う?」と悩むママは意外と多数いました!そして初節句でトラブルが発生することも、多々あるようです!

ひな人形儀地の親とのトラブル

義母からひな人形が届いた。小さいの買ったよって言ってけど、でかい段ボール届いた。そして途方にくれる。まずリビングに置き場を確保するため夜中に一人掃除してる

ひな人形義理の親にもらったけど収納できない

義母が置いていったひな人形の処分に困ってる。立派なものだけど、すごく場所を取るから、できたら片付けたい。これだけで押し入れの1/4使うんよ。押し入れ一つしかないのに。かといって義母さんのお父さんが買ったものだから思い入れもあるだろうし捨てづらい

母方の親がひな人形を買うという風習がある中で、義理の親も「ひな人形を買ってあげたい!」と思ってくれる。それは、孫の誕生を喜んでいるという事だと思います。義理の親にも良くしてもらえることは、嬉しいことです。なので、義理の親の思いに応えるために、ママの方からも配慮が必要です。

母方の親が買うのは嫁入り道具が由来だった!関東・関西での違いは?

母方の親が買う由来は、昔「ひな人形が嫁入り道具のひとつとして用意するもの」という風習から来ています。昔は娘が嫁いでしまうとなかなか娘に会いに行けず、孫の顔も見られません。交通の便も発達していなかったと思います。ひな人形は母型の親が、娘と孫に買って会いに行くきっかけ作りの役割をしていたそうです。

ひな人形はママの嫁入り道具の一つ

もちろん、風習は家や地域によって異なります。でも、一般的にひな人形は、どの地域でも母方の親が買う風習のようです。関東と関西の違いはありませんでした!

また、現在は核家族の増加で、昔よりも夫婦の親が新居に行きやすくなっています。そのため、両家で折半して出し合うケースが増えています。さらに、ひな人形も様々な形やデザインのモノがありますよね!赤ちゃんの親が好みのひな人形を選んで、購入することも多いようです。

昔とは、ライフスタイルが変化しているため、風習にこだわる人も減ってきています。でも、せっかくの初節句にトラブルが起きないように、両家で話し合っておくことが重要です。

ひな人形の揉めない購入方法!3ステップ

女の子の誕生と健やかな健康を願うひな祭り、素敵な1日にするためにひな人形は揉めずに購入したいですよね。SNS上で調査したトラブルを参考に、揉めないための購入方法3ステップをまとめました!

このステップを友人に伝授したところ、揉めずにひな人形の購入を成功させました!ステップをやった後の感想を友人に聞いてみました!

初めは、そこまでするのか…って思ったけどやってよかった!これから、何かあった時も親たちに協力を得やすくなると思う!両家の親同士も、お互いにどんな考え方をしてるのか把握できたみたい。孫たちに何かしたいときは、私たちに相談してからにしてくれるって言ってた!

ステップ①ひな人形について夫婦で話合う

まず、夫婦でデザイン・飾る場所・収納場所を考慮して、どんなひな人形がいいのか考えましょう。

私は大きなひな人形を飾るスペースがないため、コンパクトなタイプのひな人形を買う予定でした。

購入が一旦保留になった時、夫婦で再度話し合いをしました。その際、子どもの意思がはっきりしてきたら、本人に選んでもらうのはどうかという結論になりました。

自分で選んだひな人形を家から出るときに、持って行ってもOKです。持って行かずに、私が飾り続けてもいいかなと思ってます。ひな人形を飾るだけで、春の訪れを感じることができると思うからです!そして、子どもが○○な思いでひな人形を選んでいたよな…って毎年思い出に浸るのも素敵かもしれないと思っています。

ステップ②両家の親に考えを聞く

それぞれの親に夫婦での話し合いの結果を報告して、両親の考えを聞きましょう。伝統的な風習を大切にする家もあります。もし、親から「初めてのひな祭りにお祝いしたい」という思いがあった場合は、親の考えを聞くことが大切です。

両親に聞いておくといいこと

  • どんなひな人形がいいか
  • ひな人形は誰れが買う認識か(母方の親が買う風習の認識で間違いないか)
  • 一緒に買いに行きたいか(買いたい場所はあるか)
  • いつ頃買うといいか
  • どこに飾るといいか・ひな祭りを一緒に祝いたいか

➂購入パターンを考える

ステップ①の夫婦の考えとステップ②の両親に聞いた考えを元に、ご家庭に合った購入方法を考えましょう。大切なことはみんなが納得できる購入パターンを夫婦で考えることです。そして、両家の親に話し合ったことを報告しましょう。

購入パターン例

  • どちらかの親にひな人形を購入してもらう
  • 両家で折半
  • 自分たちで購入して、菱餅や梅の花等の飾りを両家の親に買ってもらう
  • 母方の親にひな人形を、父方にお祝い膳を購入してもらう
  • 自分たちですべて購入する

注意点

ひな人形は10月から販売されて、11〜12月に1番品揃えが良くなるそうです。夫婦で話し合う前に、ひな人形が両家の親に買われてしまうことを防ぐため、早めに3ステップを実践しましょう!

私の長女は、11月生まれです。購入時期を知っていたから、母は産後1ヶ月の時に連絡してきたのだと、今更知りました。産後は大変そう…と思われる方は3ステップを出産前にするのもおすすめです。

家族でトラブルなく、仲良く過ごす。

お互い考えを譲り合わなければいけない事もあると思います。でも私は、主役は子どもとママ・パパだという事を忘れてほしくないです!ひな人形を見るたびに嫌な記憶を思い出す…なんてことにならないようにしてくださいね!そのためには、3ステップを実行し、両家の親へ細やかな配慮をすることが大切です。

私はこういった配慮をママ・パパがすることで、両家が良好な関係を築き続けることができると思います。また、ママが困った時に、手を差し伸べてくれる味方を増やすことにも繋がります。

子育てを頑張るママには、ひな祭りだけでなく、これからもイベントが続きます。家族の事や子育てで悩んで、誰に相談したらいいのか困ることもあるかもしれません。そんなときはぜひこちらの記事がおすすめです。

子育てのお悩みお気軽にどうぞ

まとめ

ひな人形を購入するのは、母方の親という風習があります。でも、ライフスタイルの変化からその風習も薄れてきています。薄れて生きているからこそ、誰が買うか悩むママもいるかもしれませんね。
ひな人形の揉めない購入方法は、ママ・パパが細やかな配慮を両家にすることです。その配慮は、両家の良好な関係を維持する上でとても大切です。ご家族で、素敵なひな祭りを迎えてくださいね!

#ひな祭り #初節句 #女の子出産

sunnysmileは、子育てや働き方に悩むママのためのコミュニティです。 毎月オンラインにて勉強会や相談会などを行っておりますので、 お困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ico(2歳長男、1歳長女)
看護師ママ
自身の経験を活かし、子育てにイライラするワーママをサポート。
漢方学を学んだナース・パーソナル腸活コーチとしてママと子どもの健康をサポート。
子育てコーチングと出会う前は、本を読み勉強しても、子どもへのイライラが抑えられずにいました。健康面ではストレスや不眠、免疫力の低下で悩んでいました。
sunnysmile協会で学び現在は楽しく、イライラしない子育てを実行中です。