2歳の発達の特徴といえば、体を思うように動かせるようになること、カタコトの言葉を話し始めることが大きな特徴です。
ですが、2歳児の運動発達や言葉の発達は個人差も大きいので、ほかの子と比べてしまうママも多いのではないでしょうか?
この記事では、「2歳の言葉の発達目安に男女差ってあるの?」「言葉の爆発期っていつ?」「爆発期の前にどんな前兆はあるの?」「うちの子言葉が遅い気がする…どうサポートしたらいいのかな?」など、2歳児の言葉の発達に関して気になることをまとめました。
保育士ママで2児の兄妹を育てている私が保育園での経験や自分の子育て経験とともにご紹介します。

目次
【2歳】言葉の発達の目安男女別まとめ!どのくらい話せれば大丈夫?
言葉の発達に男女差ってあるの?
一般的には、女の子の方が男の子よりも脳における言語を司る部分の発達が早いと言われています。
ですが、我が子や保育園の子どもたちを見ていると、女の子の方が言葉の発達が早い、とは限らないと感じます。家庭環境(上の子がいる、家族が多いなど)やその子の性格、生まれたときの発達度合い等、性別以外の様々な要因によって言葉の発達のスピードは変わる気がします。
我が家の場合は、一般論とは真逆で、上の男の子の方が、下の女の子よりも言葉の発達が早かったです。上の子がいても、女の子でも、言葉の発達がゆっくりな子もいるということです。
我が家の例を見ると、一般的に言われる女の子の方が言葉の発達が早い、とは限ら性別や兄弟の有無より、子ども一人ひとりの性格や環境が言葉の発達に影響する可能性も大いにあります。
私は、性別よりも子ども一人ひとりの性格や環境を考えていくことが、言葉の発達のサポートをするうえで大切だと考えています。
2歳ってどれくらい言葉を話すの?
2歳くらいになると、約200~300語の単語を理解し、話すようになると言われています。
200~300語と言われてもよくわからないですよね、私もです(笑)
1歳ごろから「ママ」「わんわん」などの一語文と言われる単語を話し始めるようになり、それから少しずつ「わんわん、いた」「ママ、バイバイ」など二つの単語をつなげて話す二語文を話すようになってきます。
2歳になると、自分の知っている単語をつなげて二語文やそれ以上の文章を話し始めます。一度話し出すと止まらない子もいたりします。自分の思いが言葉で表現できて、大好きなママに伝わるのがうれしいのでしょうね。
言葉の発達がゆっくり→急におしゃべりになった長女
我が家の娘もはじめの単語が出るまではゆっくりでしたが、「ママ、パパ」とひとつひとつ単語を覚えて話すようになってきたある日、娘の中の言葉の収納箱が溢れかえったのか、もうおしゃべりが止まらない!
「ママ、これなに~」「にいに、だいじょぶー?」「○○ちゃん、ないちゃったの」など見たもの、聞いたことを真似て話していました。大人の言葉もしっかりと真似してくるので、私は言葉遣いに気をつけています。
我が家の娘(2歳)は只今絶賛、言葉の爆発期がきています。寝る寸前までおしゃべりが止まりません!次はそんな言葉の爆発期がくる前兆についてお話していきます。

2歳は言葉の爆発期!前兆とは?理解しているけれど発語がない、はよくある!
言葉の爆発期とは、語彙が急速に増える時期のことです。一般的には1歳半頃~2歳くらいから言葉の爆発が始まり、2歳半から3歳にかけて会話がスムーズになってきます。
では、言葉の爆発期の前兆とされる子どもの様子には、どんなものがあるでしょうか?
こちらで紹介する例を参考に、言葉の爆発期、もうすぐ来るかも!と楽しみにしてみてくださいね!
※注意※言葉の爆発期前兆とみられる行動があっても、その後言葉の爆発がなかなか来ない子もいます。ですがその時は必ずくるので、花開くのを気長に待ちましょう。
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言葉の爆発期の前兆①指差しや「これなに?」が増える
目に見えたものを指さして「なに?」と聞くことが増えてきたり、言葉が出ていなくても指さして自分の思いを伝えようとしたりします。これは2歳の特徴的な姿でもあり、保育士界隈では「なになに期」や「質問期」と呼んだりもしています。
子どもの「これなに?」に応えていくことで発語・言葉の発達につながるきっかけになります。
例えば、2歳児がリンゴを指さして「これなに?」と聞いてきたとしましょう。

大人は「リンゴだよ」と返事しますね。これはもちろん正解です。
ですが、言葉の発達を促したいなら、こんな回答がお勧めです。
「リンゴだよ、赤くて丸いね」
「リンゴだよ、甘くておいしいよ」
実物を見ながらその物の特徴を言葉で表現したり、食べ物なら食べた時の味を伝えたりしてみましょう。たくさんの言葉を繰り返し伝えていくことで、発語につながりやすくなるだけでなく、リンゴは赤くて丸いものと言う認識が生まれてきます。
同時に、丸い物の形がわかったり、「赤い色ってこの色のことなんだ」と複数の言葉を覚えることにもつながってきます。
言葉の爆発期の前兆②新しい単語をすぐに真似する
我が家の娘も、言葉の爆発期の前兆として、大人の言ったことや4歳の息子の言ったことを真似る姿が多く見られました。言いにくい言葉も本人なりに言おうと頑張っている姿がとても愛らしいです。
ここで気をつけておきたいのが、大人の言葉遣いです。え!こんなことも言えるの!?って言葉も真似るので油断できません。
我が家では夫が「やばい」をよく使うのですが…(私は「やばい」という言葉が好きではないので使ってほしくないけど、夫は口癖でよく使っているため直りません)
長くなりそうなので、私の「やばい」に対する思いは置いといて。
ある日、2歳娘がブロックで遊んでいる時に「やーばっ」と言っていました。何に対して「やばい」なのか様子を見ていると、どうやらブロックがうまく組み立てられなくて「やばい」と言っていたようです。
これは家族会議レベルで改善していきたいことなんですが、本当に言葉遣いや言い方はすぐに真似されてしまうので要注意です。

言葉の爆発期の前兆③身振りや表情での意思表示が増える
指差しのところと似ていますが、身振りは指差し以外にもいろいろな表現の仕方があります。
- 大人が言ったことに対して「それはちがう」と首を横に振る
- 挨拶をするときに「ぺこり」と頭を下げてお辞儀をする
- 怪我をしたときやほかの人が痛がっている時に「いいこいいこ」と撫でる
- うれしい時にジャンプをしたり、体を揺らす
- 嫌なことがあった時に相手を叩く など。
これらは行動の一例ですが、子どもによって表現もさまざまです。何を伝えているのかをよく観察して「これのこと?」と積極的に聞いてみましょう。行動と言葉が一致することによって、発語を促すことができます。
あまり聞きすぎてしまうと「ママに伝わってない…」と子どもが感じてしまい嫌になってしまうので「できたね、よかったね」「たのしいね」などの適当な相槌をするのもアリです。
言葉の爆発期の前兆④絵本や歌への関心が強まる
日常の中で覚えてきた歌を歌いながら踊ったり、絵本を持ってきて「よんで」とアピールしたりすることが増えてきます。絵本や歌も言葉の宝庫なのでいろいろな作品に触れることでさらに言葉を爆発的に話すキッカケになります。
言葉の爆発期の前兆⑤意味のある喃語の増加
喃語というと「あー」「うー」と言った言葉を発することが多いと思いますが、この「あー」や「うー」に意味ができると言葉を話すサインかもしれません。
例えば、手を合わせていただきますをしたときにうまく言葉で言えなくても「あっ!」と言いながら手を合わせていたらそれは子どもにとっての「いただきます」になります。
その姿を見逃さず、「いただきますだね」と大人が子どもの気持ちを言葉に代弁してあげることで言葉の引き出しが増えていきます。
今までは「あー」と声を出していただけだったかもしれないですが、子どもの様子を見て「これのことかな?」と想像して返事してみるのもいいかもしれませんね。

2歳言葉の遅れが不安…親ができるサポート4選
いつかは言葉も出てくるものとわかってはいるものの、それでも心配になるのが親心ですよね。
私自身も保育士として働いている中で自分の子どもが周りの子よりも遅れている、成長がゆっくりと感じることがあり、不安に思うこともたくさんありました。子どもを育てていくのって不安や心配だらけですよね、4歳と2歳になった今でも不安に思うことは何度もあります。
すでにたくさん話しかけたり、絵本を読んだりと実践しているママさんも多いと思いますが、ここで言葉の遅れが不安、心配という方に向けて親ができるサポートを4つお伝えします。
日々がんばっているママさんたちの不安や心配が少しでも軽くなるための力になりますように。
無料で発達に関する個別相談も行っていますので、誰かに相談したい!という方はお気軽にどうぞ!
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サポート①体を動かして脳へ刺激を与える
2歳は歩行も安定してくる時期でもあり、自分でやりたいという気持ちが芽生え始める年齢でもあります。(そう!まさにイヤイヤ期のことですね)
ここでおすすめなのが、一緒に歩いて近所を散歩することです。散歩で身体を動かすことで、脳、五感が刺激され、言葉の発達にも繋がります。我が家は娘よりも息子の方が言葉の喋り出しが早かったのですが、我が家の息子は散歩大好きマンでした。
ベビーカーの時もありましたが、一緒に手をつないで歩きながら周囲の景色を見て「あれはおはなだね」「わんわんもおさんぽしてるね」など会話をしながら散歩をしていました。
お決まりの散歩ルートがあり、一通り歩くと最後は抱っこ!なんて日も少なくはなかったのですが、今思えばそんな散歩が言葉の発語につながっていたように思います。
平日散歩なんてとてもじゃないけど行けない…わかります。私も週5ワンオペママだったので、その気持ちすっごくわかります。毎日じゃなくても今日ならいけそうかもと思う日や休日に一緒に散歩してみてはいかがでしょうか?
サポート②環境を変える
サポート②は、環境を変えてみるということです。散歩と似ている部分がありますが、ずっと家の中にいるだけだと、子供は家の中の世界しか見ることができず、新しい発見が少なくなります。
- ちょっとそこまで近所を散歩する
- 電車に乗って一駅先に行ってみる
- いつも遊ぶ公園とは違う公園に行ってみる
- いつもはママだけど、パパと出かけてみる
- おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に散歩に行く などなど。
これだけでもいくつも環境が変わっています。子どもの話したい気持ちが膨らみますし、親も子供に話しかける言葉が変わってきます。
ただし、2歳児は生活リズムの安定や、安心安全と感じられる場所での繰り返しの行動が成長のために必要です。
毎日目まぐるしく、コロコロと環境が変わることは、子どもにとって疲れすぎ、刺激が多すぎてしまうこともあるので、その子の様子を見ながら、環境を変える、整えることをお勧めします。
そのうち子どもの方から「ここがいい」という表現がきっと生まれてくると思います。
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③話しかける回数、コミュニケーションをとる回数を増やす
保育士をしていると保護者から、「すでに話しかけているけど、どうやって話しかけたらいいのかわかりません。」という質問をよく耳にします。
特に言葉を発さない0~2歳の時期に言われることが多く感じます。
2歳の子どもの特徴として見立て遊びやごっこ遊びが盛んになることがありますが、ごっこ遊びはコミュニケーションを増やすチャンスです!
ごっこ遊びというとおままごとやお医者さんごっこなどがよくあり、ママの姿を見てままごとで同じことをしてみるなんて様子も見られます。ごっこ遊びが苦手という方もいると思いますが、少しでもいいので、一緒に楽しんでみてください。言葉の発達を実感できるかもしれません。

我が家では私と娘の2人きりの時間は湯船に入っている時に、ごっこ遊びが始まります。
最近は桶を2つ持って、その中にお湯を入れながら「ちゅちゅちゅ、ふーふー。どうじょ~」と料理をしてくれます。
私がそれを受け取り、食べる真似をして「おいしい~ごちそうさまでした」と桶を渡すと、娘が「もっかい?」と言い、おかわりを入れてくれるのを繰り返して遊んで楽しんでいます。
遊んでいる間にも、私が発する言葉を真似る姿があったり、「ごちそうさまでした」などの自分の知っている言葉でうまく言えない言葉は、「たっ!」と語尾を真似したりていました。
ごっこ遊びは自然とコミュニケーションをとる回数が多くなる遊びです。ままごとに限らず、何かになりきって戦う子もいますよね。ぜひ一緒に戦ってみましょう!子どもの見える景色がちょっぴり見えてくるかもしれません。
他にも、ママの今している行動や見えている景色を実況中継してみるのもひとつの手です。
例えば、掃除をしている時。「今から掃除機取ってきてここにあるスイッチを押しておうちの中全部お掃除するね」とママの行動ひとつひとつを実況中継してみましょう。
「今からキッチンを掃除します!まずは冷蔵庫の近くから。次はコンロの近く…」
「次はねんねの部屋を掃除するよ。お布団を畳んでから掃除しよう。あとでお布団も干したいな~」
などなど、行動したことすべてを言語化するとそれだけでいろいろな言葉に触れることができるし、ママが掃除をする時にはこんなにたくさんのことをしているんだと知る機会にもなります。
サポート④見守る=無理に話させようとしない
ここまではたくさん話しかけたり、環境を変えてみたりと積極的なサポートをご紹介してきましたが、あえて見守るという方法もあります。
無理に話させようとしないというのは子ども自身から話すのを親が待つということです。
親が見守っていようがなかろうが、話す子もいますが、大人しい性格の子や自分のペースがある子は大人が先に話してしまうと話しづらかったりします。我が子の性格ってどうかな?とちょっと考えながら時には見守ることも必要かもしれませんね。
見守ると言ってもただ見ているだけでは何も始まらないので、話しかけた時に子どもから帰ってくる言葉を待つというイメージが良いです。
親から「今日はなにしたの?」と質問したとします。子どもから返事がない限り、こちらからは何も言いません。返答があまりにも遅かったら質問を変えてみましょう。
「今日遊んだのはお部屋の中?お外?どっちかな?」と選択肢をあげると答えやすくなったりします。
ゆっくりと子どもの返答を待ってその子のペースで言葉が出てくるのを待ってみましょう。私はせっかちなのでよく子どもの言っていることを聞かずに話してしまい、よく反省しています。たまに長男には「ママちょっと静かにして」と言われてしまうこともしばしば…(本当に反省しなきゃダメですね)
言葉で発することが難しそうだったり、言いにくそうだったらその日は無理に話はせず、繰り返し少しずつ聞くようにすると効果的です。

まとめ
2歳の言葉の発達の目安って?言葉の爆発期ってなに?言葉が遅れている子に親ができるサポートってどんなことがあるの?と言葉の成長に関する不安や心配についてお話してきました。
- 男女差よりもそれぞれの個人差が大きい
- 2歳は200~300 語を理解し、二語文を話すようになる
- 言葉の爆発期の前兆は指差し身振り、絵本や歌への興味関心、大人の真似が増える
- 言葉の遅れが不安な親がサポート出来ることは体を動かして脳に刺激を与える、環境を変える、コミュニケーションをとってたくさん話しかける、あえて見守る=無理に話させようとしない
ざっくりとまとめるとこのような内容になります。
言葉の発達は個人差が大きいです。でも、周りの子と比べてしまう気持ち、うちの子は大丈夫なのかなと不安に思ってしまう気持ちもよくわかります。今のその子の姿をそっとそばで見守ってみるのはいかがでしょうか。
2歳ってとってもかわいい時期ですよね。このかわいい姿を不安な時間だけで過ごすよりも親子で一緒に楽しく笑顔で過ごした方が、あの時楽しかったなあ~と思い出に残りません?たまには不安や心配を取り払って過ごしてみるのもおすすめです。
この記事を書いた人

かおり(3歳男の子、1歳女の子)
3歳男の子と1歳女の子を育てながら保育士14年目として奮闘中!2人目の育休中から今の働き方のままで良いのかな?と疑問を持ち始めてサニスマで勉強を始める。ママになってもやりたいことを叶えることはできる!子どもたちと笑顔で過ごせるようになるため、日々学んで進化しています