こんにちは!
6,3,0歳の3人のママをしているふみかです(^^*)
我が家の次男は、ハイハイをしない子でした。
寝返りも遅かったですし、移動はお尻でずりずり・・・。
心配で心配で、何度も相談に行きました。
でも3歳になった今は元気に走り回っています。
発達が遅いと心配になりますよね。
今回は、ハイハイについてお話ししていきます♪
目次
ハイハイが遅い子どものお母さんの悩みは?
移動手段にハイハイをしない、まだハイハイをしそうもないと悩んでいませんか?
ハイハイが遅いと運動神経が悪いのではないか
そもそも自分も運動神経がよくないから子どももよくないのかもしれない
という声が聞こえて来そうです。・・・(-ω- )o< フムフム
聞こえてきました!
運動神経は遺伝が関係しているのでしょうか。
実は運動神経は、遺伝よりも、
3歳から12歳頃までに身体を使う遊びや動きを
どれだけ取り入れたかの環境的な要因が良し悪しを決めているといわれています。
私はとにかく歩くのが嫌いな子どもだったと両親に言われましたが、
同じ親から生まれた兄は、歩くのはもちろん、走ったり、高いところにのぼったり、
小学生になる前から鉄棒でくるくる回ったり、側転したりするのが好きな子でした。
そんな兄を見て、私にはできない、怖いなぁと思った記憶があるので、私は挑戦すらしなかったのだと思います。
その後、兄は体操や陸上で活躍しましたが、私は運動は好きだったものの、特に成績を残せるようなものではありませんでした。
遺伝子は同じでも、のちの環境的要因が大きく影響するとしたら、この兄妹の差がでてくるかもしれません。
なので、遺伝は運動神経に大きく影響してこないと言えるでしょう。
では、ハイハイが遅いとやはり、運動神経が悪くなるのでしょうか。
ハイハイが遅いことで運動神経への影響はない!?
ハイハイが遅いからと言って運動神経に影響があるのかというとそうではありません。
運動機能の発達にも個人差があり、発達が早い子がいたり、ゆっくりな子がいるのは当然ですよね。
更には、性格的なところでは、できるのにやりたくないと思ってやらなかったり、
できるのに慎重になるあまり、やめておこうと思う子もいるそう。
おもしろいですね。
赤ちゃんにもそういった性格があるように、運動機能の発達にも性格があるんですね。
つまり、発達は個人差が大きいので、運動機能の発達が遅いからといって運動神経が悪いとは言えないし、
逆に運動機能の発達が早いからと言ってその後の運動能力が高いかというと
決してそういうわけではないと言えます。
ハイハイが子どもの成長にいい影響をあたえる
では、ハイハイをしなくてもいいのかというと
できればハイハイはした方がいいです。
ハイハイをすることでメリットがたくさんあるからです。
メリットのその前に・・・。
冒頭で話したように、うちの次男のようにハイハイを
一度もしないまま歩いてしまう子も最近は増えているようです。
ハイハイしなかったうちの子やばいじゃん!
と思ったかもしれませんが、大丈夫です。
うちの子もその後は何の問題もなく、歩いて、今では走り回っています。
転んだら手がでなくて顔から転ぶんじゃないの?
そんなことはないのでご安心ください。
ですが、転びやすくなったり、受け身をとりにくくなるというデータも出ているので、
這うような遊びを日常の中で、取り入れてみてもいいかもしれませんね。
ハイハイをした方がいいメリットというと、
①筋力が強くなる
腹部、上半身、腕の筋肉をはじめ、全身運動であるハイハイは
身体を強くしてくれます。体感も鍛えることができます。
②手先が器用になる
手をついて指に力を入れながら進むので、手指の発達を促します。
③脳の発達にも関係する
ハイハイの動きは脳の発達も促し、脳が活性化されることで
感情のコントロールなど、心の発達にも影響することが分かっています。
この3つからも運動神経への関係は少なからずあるのではないかと言えます。
やはり、遅くてもいいので、できるだけハイハイをした方がいいことがわかりましたね。
ハイハイをしない子におすすめの遊び3選
ハイハイをするメリットをお伝えしました。
でも、「ハイハイではない移動をしている」「ハイハイがまだできない」
と悩んでいるなら、ぜひ試してもらいたい遊びがあります。
ハイハイしない子におすすめ①布団などで段を作ったり、階段を登らせる
※そばにいてしっかりと安全を確保したうえで行ってください
手をつくこと、登ろうとするその動きがハイハイの代わりになります
ハイハイしない子におすすめ②うつぶせで足マッサージ
足をまげたり、ハイハイの足の動きを再現することで、
ハイハイを促します
ハイハイしない子におすすめ③「うつぶせが苦手」な子には取り合いっ子あそび
ひもやタオルなどを使って安全に配慮しながら引っ張り合いをして
みてください。手指の発達を促すことに繋がります
少しでもハイハイに近い経験ができることがハイハイを促したり、
ハイハイの代わりになるといいですね。
ハイハイをしたいと思える環境つくり5選
ハイハイをしたいと思ってもらいたい、長くハイハイをしてもらいたいと
促すのであれば、環境つくりが大事です。
昔は、畳の上の布団に寝かされていたことや、長い廊下があったことが
ハイハイができる環境に適していたといわれています。
今はお家の構造や環境が難しい部分もあるかもしれませんが、
赤ちゃんの発達のために、できることからやってみてほしいと思います。
環境づくり①広いスペースを確保する
なるべく赤ちゃんがつかまるものがないような環境が理想
環境づくり②けがをしない床
冷たい、凸凹している、ひっかかりがあるなどハイハイに適していないときは
プレイマットなどをひいてハイハイしやすい床を整えましょう
環境づくり③物が落ちていない
安全面でも物がないように片付けてあることが大事ですが、
ハイハイから気がそれてしまうような物だらけでは
たくさんハイハイできなくなってしまいます
環境づくり④気になるものを置く
③とは逆に、ハイハイをして「あれを触りたい」
「あれはなんだろう」と思うような気になるものを置くと
それに向かってハイハイするかもしれません
環境づくり⑤赤ちゃんの名前を呼ぶ
少し離れたところから「○○ちゃーん」と呼んでみたり、
隠れていて「ばぁ」とでてきたりすると、赤ちゃんは
「あ、お母さんだ~」と一目散に向かってきてくれるかもしれません
天使のような笑顔が見られるんだろうなと想像してついにやけてしまいました・・・♡
まとめ
・運動神経は遺伝ではなく、後天的な環境が影響する
・ハイハイは遅くてもいいのでなるべくやった方がいい
・ハイハイをすることはメリットがたくさんある
・ハイハイをした方が運動神経がよくなると言えそうである
・もしハイハイをやらないならハイハイに近い運動を取り入れる
・ハイハイをしやすい環境を作る
ぜひ試してもらって、どうだったか教えてくださいね。