Column コラム

性格は○○で変わる!!子どもの性格と親の関わり方

こんにちは^^
己育てコンシェルジュ 宮下江梨です☆

4歳と2歳の男の子をフルワンオペで子育てしています!
まぁ~それはそれは毎日格闘ですよ。
土日も主人はいないので、特に休日は夕方には瀕死状態になります(笑´∀`)

それでも、子ども達は協力的でお手伝いも率先してやってくれて
とても助かってはいるんですけど。。。

最近気になることが・・・

それは
年中さんになった長男の「言葉遣い」

家では絶対言っていないような乱暴な言葉を
まぁ~覚えてくるわ覚えてくるわ…
良く一緒に遊んでいるお友達のママにも聞いてみたら
一気に口が悪くなった。というのです(涙)

「ママ、その言葉好きじゃないな~誰が言ってるの?」と聞いてみたら…

・・・あ~なるほど(^_^;

っていうお友達の名前が挙がってきました。

その子には小学生のお兄ちゃんが居るんですよね。
お兄ちゃんに鍛えられたお友達から貰ってきてるのか~と腑におちたのですが…

「え!?これってどうしたらいいのーーーーー!?」じゃないですか??
お家で使っていない言葉を爆発させてどんどん自分の物にしておる…!

関わるお友達を制限するわけにもいかないし。。。
なんとなく幼稚園入園前より、性格まで乱暴になった気がする…

乱暴とかではなくても、性格や言葉遣いなどの変化は感じているママさん多いのではないでしょうか??

子どもの性格は環境によって変化していく

子どもの性格形成に大きな影響を与えるのは「周りの環境」です。
実は遺伝とかはそこまで関係ないんですね。

もちろん持って生まれた「性質」というのは存在します。
オギャー!と生まれたその瞬間はその子の個性・気質100%で生まれてきます。

我が子も長男は「ぎゃーーーーーーーー!!」と生まれてきて、
先生達にも「ぎゃー!?」って笑われるほどそれはそれは元気に。

一方、次男は「ふぇぇぇぇ~…」と生まれてきました(笑´∀`)
助産師さんに抱かれるやいなや産声は止み・・・めちゃくちゃ心配になったのを覚えています。
長男泣きっぱなしだったのでね。

そんな風にみんなそれぞれ、100%の個性と可能性に満ちて生まれてくるんですよね。

その気質は一生変わる物ではありません。
ただ…大人になるにつれ、性格を形成する上ではあまり表面上に出てこなくなるんです。

性格形成の比率としては、気質:環境 でいうと
小学生の頃には 5:5
大人になると 2:8

なんと「8割」も環境で変わると言われています。

「じゃぁ小さい頃の関わりなんて関係ないじゃん。」
と思う方もいるかもしれませんが

そうではありません。

その「8割」は徐々に作られていく。
ということを忘れてはいけません。

私自身も幼い頃は、近所で有名なやんちゃ娘でしたし、
誰にでも話しかけちゃうような積極的な子。
外人さんでも話しかけにいって、英語で普通に会話して帰ってきてたそうです。
(いや、私、中1英語から赤点だわwその能力どこいった!?笑)

そんな私が、人前で発言できなくなったのは小学校3年生の頃です。
周りでいじめがあったり、
日直の時に前に立った時、恥ずかしい思いをさせられたり・・・・

そんな事が重なっていつしか「自分の思いを隠す」という性格に変化していき
底抜けの明るさというのは失われていったんですよね。

でも、この根源って「家庭環境」にあると思っています。

私は常に妹と比べられて「お姉ちゃんなんだから」と言われてきました。
何をいっても「妹優先される」から言わないでおこう。言っても仕方ない。

影で居る方が楽。
そういう「性格」が形成されていきました。
が、気質は「陽気なおてんば娘」

・私を見て貰いたい
・私を分かって貰いたい

そんな気持ちが膨らんでいきました。

子どもの性格の土台を作るのは親

子どもを育てる上で「正解」はありません。
とよく言われますが、これってちょっと違うと思っていて
「全員に当てはまる明確な正解」というのがないだけで
その子、その親、そのご家庭、それぞれに正解が隠されていたりします。

そして、人生の終わりを迎える頃に「幸せだったね」と言えるのかが「正解だったか」
という答え合わせになるんじゃないかと思います。

私たちは親になった瞬間から
「これが子どもにとって良いことだ」と判断をして行動してきていると思います。

でもそれって「決めつけ」になってないですか??

今まで生きてきた【価値観】に囚われて
○○すべきだ!
○○じゃないとダメだ!!

と偏った思考からくる行動になっていたりして

「実は子どものためになってないかも!?」

アメリカの心理学者バンデューラ氏は

「子どもは大人に命令されたことはしないで、
むしろ大人たちのやっていることをマネをする」

本当にその通りだと思うんです。
「子どもは親のかがみだ」
とよく言いますよね。

鏡と鑑

どちらの文字を使うと思いますか??

鏡:姿などを映す道具のこと
鑑:規範とすべきもの。手本、模範

そう。文字の意味だけでいうと「鏡」が正解。

子どもは親の姿そのままだよ。

という意味の言葉ですよね。

だから、
子どもは親の鏡であり、親は子どもの鑑なんです。

子どもは周りのやっていることを真似して学んでいく。ということなんですね。

幼い頃はどうしても親と一緒に過ごす時間が多いため
親の言葉は暗示のように子どもに降り注ぎます。

「どうしてこんなこともできないの」
「あなたはダメな子ね」と言われ続けると

「自分はダメな子なんだ」と思い込み、
挑戦も努力もできない子になってしまいます。

一方で「あなたならできるわ!」と言われて育ってきた子は
「自分は出来る子」と思い、何にでも挑戦出来るようになり、
失敗しても「たまたま失敗しただけ。また頑張れば出来る」
と常に前向きになります。

これは、性格ではなく「親の声かけ」だったり「環境」です。
生まれ持った性格は大きく関係ありません。

子育てにおいて、最も重要なのは「声かけ」
でも、これって意識していなかったり、
知らなかったりするとついつい「良くない言葉」を使いがち。

お母さん自身にも「育ってきた環境」があるのでそこでの「癖」がどうしても出てきてしまうのです。
ですから、少しでも「意識」をもって
子どもに「ポジティブ」「前向き」「肯定的」な言葉を投げかけるようにしてくださいね^^

そうすることで子どもは自然と「自分は素敵な子」と思えるようになると同時に
その子が使う言葉も優しく、前向きで、明るいものになっていきます!!

子どもと親の性格を正しく理解しよう

子どもの性格はもちろんですが、「ご自身の性格」きちんと見つめ直したことありますか??
自分では「普通」と思っていることでも
子どもにとってはただの「価値観の押しつけ」になることも!!

自分の思考の癖や性格をしっかりと理解して
上手に子育てに活かせるようにしていきましょう^^

例えば
「お友達に嫌なことされたら、先生にきちんと助けを求めようね」
という価値観でお母さんが話していたとします。

どう思いますか??

「え、その通りだと思う!」って方も居れば
「いやいや、自分で解決する方法考えようよ!!」って方も居ると思うんです。

そうなんです。
全ての出来事の「○○すべき」という価値観は
全ての人に当てはまらないゆがんだ思考だ。
ということを理解して「子どもの気持ちを聞き出してあげる。」
それが一番重要なことです^^

嫌なことをされたときにどうしたいのか?
・助けを求めたいのか
・話しを聞いてくれれば満足なのか
・自分で考えてみたいのか
・先生に解決して欲しいのか
・ママに解決して欲しいのか

その子によって感じることは様々。

その気持ちを尊重して引き延ばしていってあげることこそが
お子さんとの関わりで重要なことだと思います☆

ここで、パパなんかが
「なんてやつだ!!怒鳴り込んでやる!!」
くらいの人だったらどうでしょう??

お子さんは「もう絶対パパなんかに相談しない」
ってなってしまいかねませんよね???

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