「子どもが好き!」という気持ちから保育士の道を選び、保育士として働いてきて数年。
子どもとの関わりにも自信が持てた頃、私生活では結婚、妊娠、出産も経験し、人生順風満帆!
保育士をしてきたから「子育てもバッチリ!」と自信満々だったけど、いざ子育てが始まるとびっくり仰天!
あまりにも思い通りにならないことが多すぎて「もしかして私って子育て…下手?」…なんて感じている保育士ママさん多いのではないでしょうか。
何を隠そう…それ、私です(笑)
この記事では保育士なのに、わが子の育児が辛い、イライラしてしまうというママさんへ、ど原因と対策を分かりやすく解説していきます。
目次
保育士なのに子育てが下手⁉原因は子育てと保育の違い
保育士として沢山の子どもたちを保育してきているにも関わらず、たった1人(人によっては数人)のわが子の子育てはなぜこんなにもツラいし、イライラしてしまうのでしょうか?
その原因は「子育て」と「保育」の違いです。
はたから見ると子育てと保育、「どちらも子どもと関わることなんだからやること一緒でしょ?」と思いがちですが、実は全く別ものであると私は経験して初めて知りました。
保育は複数人で分担!気持ちに余裕がある
「保育」は一度に十数名以上の子どもたちのお世話をしていますが、1人ではなく、数人の保育士でお世話をしています。
役割を分担して行なっていますし、常に子どもたちを見守る「目」があるので、トイレなどでその場を離れる瞬間があっても、安心して離れることができます。
食事は給食の先生が用意してくれるし、子どもの体調不良があった時には看護師も対応してくれるので、保育士は常に子どもたちの側について安全な環境下で寄り添うことができます。
気持ちにも活動にも自由度があるのが、子育てとの大きな違いです。
子育ては1人で全てをこなす!余裕がなくてイライラ
一方「子育て」はというと、複数人の保育士、看護師、調理師、栄養士が行っている全てのことをたった1人でこなさなければなりません。
保育士ママは、子どもの様子を見守るのは得意ですが、同時に他の作業も行わなければいけません。
食事の用意や掃除をして子どもの過ごす環境を整えようとしますが、子どもが「ママ~!」と来たら対応せざるを得ず、スムーズに実行するのは難しいです。
ママは子どものために家事がしたいのに、子どもの相手で家事が進まない…となることが多く「〇時までにこれをしよう。」という予定が達成されません。
トイレすら、満足にできないこともあります。
保育士なら、他の先生にお願いしてささっとトイレへ行けますが、わが子の育児はそうはいきません。
子どもの安全確保をしてから行こうとしますが、子どもがママを求めたり、アクシデントが起こると
そちらの対応に追われるので、ママのトイレは後回しになりがちです。
予定通りいかないこと、生理的欲求すら思い通りにならないことはストレスになります。
たとえ周りの協力があったとしても、保育士のママは我が子の育児に強い責任を感じています。
親であるママが責任をとるべきだし、協力してもらっている=我が子のお世話を手伝ってもらっているという思いが強いので、常に気を張っていることが多いのではないでしょうか?
子どもが体調を崩したら、看病するのも、病院へ連れて行くのもママ。
子どもは体調不良の時、より一層求ママを求めます。
ママは家事、看病、お世話、子どもの様子の確認など、仕事量が多すぎてキャパオーバーになり、最終的に自分が体調を崩す…なんてことも。
保育と子育ての決定的な違いは、内と外ということです。保育園の子は他人ですが、親子は血縁関係です。
保育士と他人の子、という立場と、親子というのはそもそも全く異なる!という点も、保育と子育ての違いで忘れてはいけないポイントです。
ママは、我が子に愛情も深ければ、責任も感じてしまうので、保育士なら気にならないことまで目につきます。保育園では集団でやる日常生活も、手本となるのはママ1人。ママが手本となり、1人でしつけもしなければいけません。
保育園ではできるけど、お家ではできない、という子が多いように、わが子は家ではリラックスモード。保育士の立場で伝えたら素直に聞いて動けることであっても、ママの立場で伝えると、子どもは甘えてできないということがあります。
キャパオーバー状態のママの場合、家の中が散らかっていることが多く、安全に欠ける環境にもなりやすいです。
気持ちに余裕もなくなり、ママはイライラがエスカレートしてしまいます。
保育士なのに子育て下手…自己嫌悪にならないためにやるべき対策3選
保育士ママなのに子育てがうまくいかなくて自己嫌悪にならないためにやるべき対策を3つ紹介します。
対策①保育士としてのプライドを捨てる!
「わたし、保育士ですから」と、自分が保育士であることにプライドを持っていませんか?それは誇らしいことですし、自信を持つことは悪いことではありません。
しかし、あまりに高すぎるプライドは、”ママ”としての成長のチャンスを逃しかねません。
「わたしは知っているし、できるから」という気持ちでいると、いま自分自身が持っている知識や方法が一番最良のものだと錯覚してしまいます。
子どもって、良くも悪くも親の期待を裏切るもの。自分の想定内の範囲を大きく越えてくるのが「子育て」の面白いところだと、私はママになって初めて知りました。
子育てから何から全てをパーフェクトにこなそうと思うと、物理的にも時間的にも無理が生じます。
「〇〇したいけど、今の自分ではできないな。」と少しでも頭をよぎった時は「できない自分」を一度受け入れてみると、新しいアイディアがでてきます。
できない自分を認め、反省しなければ、改善も、前進もありません。
「保育士としてのプライド」をかぶってママの中の子育ての正解を追い求めるのではなく、プライドはわきに置いておいて、思い通りにならないわが子にとってのベストな子育てを模索できたら、ママとしても成長できるし、新たな発見にも繋がるのではないでしょうか。
対策②強すぎる責任感を手放し、1人で無理しすぎない
子育てするのってママじゃなきゃ、ダメですか?
もし答えが「YES」であれば、それは普段から「私がやらなくちゃ!」精神で毎日を上手にこなしているからだと思います。
正直言うと、子育てって誰にでもできます。私は自分の子育てが始まる前から、「子育てやりたくない!」なんてことは思ったことはありませんが、「子育ては1人でやるものじゃない!」とは思っていました。
子育ては、1人でやり遂げるには、壮大すぎるプロジェクトだからです。「人」を育てるってすごいこですよね。それをやり遂げるとなると1人の力だけでは限界があります。
私は、わが子には将来たくさんの人と出会って、色んな考え方に触れて、子ども自身の「人間力」も育ってほしいと思っています。
我が子の人間関係、社会性を育てると思って、協力者を増やしてみることをお勧めします。
責任の強すぎる保育士ママが「私の子だから」と母子だけの環境を作り上げてしまうと、どうなるでしょうか。
子どもはママしか頼る人がいないから、ママばかりを求めてしまうようになってしまいますし、それによってママは心身共に疲れが出て、「ツラい」「イライラする」という感情も出やすくなってしまいます。
親子ともに苦しい状況になってしまうので、周りに協力者がいるのであれば、信じて任せてみることは、イライラの解決策になり、親子ともにメリットになります。
我が子は、ママとの1対1ではなく、周りの人との関わりが増えることで「ママじゃなきゃダメ!」がなくなります。
ママの自由度が広がれば、わが子の育児にも余裕が出てきます。
ママとしては「こんなこと子どもに教えてほしくない」ってこともあるかもしれませんが、「これだけはしないで」の必要最低限だけは協力者に伝えるようにして、あとは信じてまかせていいと思います。
私の場合は、祖父にまかせる時があるのですが、ま~うちの祖父、親としては好ましくないこと、
子どもに「悪いこと」ばっかり教えるんですよね~。
YouTube教えるとか、好きなものばっかり食べるとか、ほしいものすぐ買ってあげちゃうとか…(笑)
「う~ん…」と思いますが、子どもとしては良くないことだけどママに隠れてこっそり楽しむ経験を得ているので、それはそれでいいのかな~って思ってます(笑)
ただうちの子は正直者のようで、私を見つけるとすぐ白状してきていますが(笑)
そんな姿を見ると、周りの協力者もますます愛着を抱き、協力してくれるようになっていきます。
ママが無理をしない環境づくりをすることは、保育士ママが上手く子育てするために必要です。
対策③我が子にママが困っている姿を見せる
もし子どもが複数人でお手伝いが可能な年齢なのであれば、子どもたちと一緒に困難を乗り越えるのもいいのではないでしょうか?
責任感の強い保育士ママだからこそ、子どもたちに弱音を見せたくない、ママが子育てに悩む姿を見せたくないなんて思っていませんか?
私はむしろ我が子にママの悩みを相談していいと思っています。
例えば上の子に、「ママね、〇〇ちゃんの△△なところ、直してほしいんだけど、なかなか伝わらなくて、どうしたら伝わると思う?」などママが困っている姿を見ると、わが子は真剣になって一緒に考えてくれるんですよね。
ママの代わりに上の子が下の子に働きかけると、すんなり伝わって、問題解決なんてことも。
子どもって子どもに興味があるので、ママの言うことより子ども同士の方が話しを聞き入れやすいことがあります。
相手が立場の強いママだと反発しちゃうことも、同じ立場の子どもが相手だと、心を開いて素直に聞ける、というのは、大人の世界でもありますよね。
例えば上司に「〇〇やっといて。」と言われると「なんで私が…」って思っちゃいますが、同僚に誘われたら同じイヤなことでもすんなり受け入れちゃう、あの感覚に似てるんじゃないかな~と思っています。
頼られた方の子どもも、「ママを助けたい」って気持ちになるので、人を助ける経験にもなるし、ママは少ないストレスで問題解決することもできます。
保育士でも、わが子の子育て辛い・イライラは当たり前!子育てを学べば解決
「保育士」と言えども、家に帰れば普通のママです。
仕事レベルで常に気を張っていれればいいのですが、そんなの疲れちゃいますよね。
だけど家に帰れば仕事よりもやることは多いし、わが子は思い通りに動かない…。
こんな状況じゃツラいのも、イライラするのもあたり前です!
実はそんなママたちのツラい気持ちやイライラしちゃう気持ちを上手にコントロールし、子ども1人ひとりに合った関わり方をsunnysmile協会で学ぶことができます。
「パーソナル子育てコーチング」を学ぶことで、ここまで紹介してきた悩みをあっという間に解消することができます。
どんなものかというと、子どもを変えるのではなくて、ママの考え方をどう変えれば、子どもが変わっていくのかを考えて関わっていくための知識になります。
「え?それどういうこと?」って思った方は、ぜひ一度お話を聞きに来てみてください。
保育士をしてきていても持ちえなかった知識を得ることが出来ます。
sunnysmile協会では、「子どもの笑顔のためにまずママの笑顔から」を理念に活動をしています。
気になる方はぜひ遊びに来てください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事を書いた人
ゆい(2歳男の子、1歳女の子)
元保育士(保育歴17年)→起業家ママ
保育士時代は1200人以上の子どもたちと携わる。2人目の妊娠をきっかけに起業し、現在100人以上の働き方に悩むママたちと向き合う。自分のビジネスも現在進行形で展開中。仕事のモットーは「気持ちにまっすぐ」「頑張らないように頑張る」