5歳になっても、なんだか会話が噛み合わない…
質問しても、ちょっとズレた答えが返ってくる…
何度言っても分かってくれない、どうして伝わらないんだろう…
そんな違和感に気づいたとき、もしかして発達障害なのかな…と、不安になるママも多いのではないでしょうか。
特に5歳は、小学校入学を意識し始める時期。
周りの子との違いが気になりやすく、「このままで大丈夫?」と焦る気持ちも強くなりますよね。
私自身も、長女が5歳の頃は同じように悩み、大きな不安を抱えていましたが、家庭での関わり方を変えて、見守り続けた結果、1年後にはなんと会話ができるまで成長しました!
この記事では、
- 5歳で見られやすい発達の特徴チェックリスト
- 実際の体験から感じた成長の変化
- 言葉の遅れは追いつくのか?というリアルな話
- おうちでできる具体的な関わり方
について、ママ目線で分かりやすくお伝えしていきます。
少しでも「今の関わり方でいいんだ」と安心できたり、「これならできそう」と思えるヒントが見つかれば嬉しいです。
関連記事 → 【経験談】5歳(年長)の癇癪が酷くて疲れた、、、原因5選と私の対応
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目次
5歳で会話が噛み合わないのは発達障害?|チェックリストから分かる特徴・見分け方

診断を受ける前に、まずは親の目線で今の状態を整理することが大切です。
以下は、私の長女の体験や発達支援資料をもとにまとめた、5歳で見られやすい特徴のチェックリストです。
※あくまで「気づきの目安」としてご覧ください。
| コミュニケーション・対人関係・言語理解の特徴 |
|---|
| □ 名前を呼んでも反応が遅い・聞こえていないように見える |
| □ 目が合いにくく、表情から気持ちが読み取りにくい |
| □ 友だちと関わりたい気持ちはあるが、関わり方が分からない |
| □ 会話が一方的になりやすく、やり取りが続きにくい |
| □ 相手の気持ちを理解するのが苦手(空気が読めない) |
| □ 質問の意図と違う答えをすることがある |
| □ 複数の指示や少し複雑な説明が理解しにくい |
| □ 言葉で気持ちを伝えるのが苦手で、怒りや癇癪で表現することがある |
| □ 冗談や比喩(たとえ話)が理解しにくい |
| □ 場面に合った言葉遣い(敬語・使い分け)が難しい |
こだわり・感覚の特徴 |
|---|
| □ 自分のルールや順番へのこだわりが強い |
| □ 同じ遊び・行動を繰り返す(パターン化しやすい) |
| □ 予定変更や初めての場所・遊びなどを極端に嫌がる |
| □ 思い通りにならないと強く怒る・切り替えが難しい |
| □ 勝ち負けや結果に過度にこだわる |
| □ 特定の音・におい・触感・光などに敏感または鈍感 |
| □ 好きなことへの集中が極端に強く、他が見えなくなる |
| □ 興味のある話題ばかり話し続ける |
| □ 周囲の変化(配置・順番など)に敏感に反応する |
生活面・園生活で気になりやすい特徴 |
|---|
| □ じっと座って活動することが難しい(授業・集まりなど) |
| □ 集団行動のルール理解や行動が難しい |
| □ 順番を待つ・我慢することが苦手 |
| □ 思いついたらすぐ行動してしまう(衝動的) |
| □ 集中が続かず、途中で別のことを始めてしまう |
| □ 指示があっても最後までやりきることが難しい |
| □ 注意されても同じ行動を繰り返してしまう |
| □ 友だちとのトラブル(言い合い・手が出るなど)が増える |
| □ 身の回りのこと(着替え・準備・片付け)がまだ不安定 |
| □ 小学校入学に向けた集団生活に不安がある |
| □ 幼稚園・保育園からの指摘が増えている |
私の長女は、5歳当時このチェックリストの項目のうち、ほとんどが当てはまっていて、特にコミュニケーション面での遅れ(会話が噛み合わない・空気が読めないなど)が大きく目立っていました。
それでも発達障害の中では軽度・グレーの領域に入ると言われているため、特徴が当てはまったからといって、必ずしも発達障害とは限りません。
2005年に施行された発達障害者支援法では、発達障害は「脳の機能障害」と定義されています。そのため「先天的なものだからママの育て方のせいではない」「治すものではない」と一般的に認識されているかもしれません。
周りの子どもたちに比べてできないことが多いと心配ではありますが、子どもの発達には、大きな個人差があります。
実際に私の長女も、コミュニケーション面での不安が大きかったのですが、6歳ごろから急に伸び始めて会話が続くようになってきました。
大切なのは、チェックリストは診断の目安ではなく、あくまで気づきのきっかけだということです。
チェックリストの項目のほとんどが当てはまっていた…病院で発達検査を受けた方がいい?
検査を受けるかどうかについては明確な基準はありませんが、もし集団生活が難しいと感じている場合でしたら、検討してみるのもいいかと思います。
私の長女の診断についての経験談(何歳で発達検査をするべき?)についてはこちらで詳しく紹介しています↓
発達障害チェックリスト3歳|言葉の遅れ…検査を迷ったときの考え方
子どもの発達に悩むママへ、同じ悩みを【育児を学ぶ】ことで解決したママに相談して見ませんか↓

【経験談】5歳で感じた発達障害の不安とリアルな成長の記録

私の長女は、発達障害の疑いが出たのが3歳(年少)のとき。言葉の発達が周りの子に比べてゆっくりで、そこから気になるようになりました。
5歳になっても、正直なところ不安はなくなりませんでした。
そんな長女ですが、5歳の頃は医師の勧めもあって、保育園に加えて週に2回療育に通っていました。
その当時のことを振り返りながら、発達障害発覚→療育へ行ったことで長女の成長はどうなったのか、私の思いはどう変わったのかについてお伝えします。
4歳から5歳へ|発達障害の長女はできないことの方が目立っていた
年少から個別支援(療育)に通い始めて約1年が経過していました。
3歳の頃と比べると、言葉は増え、人とのやり取りも少しずつできるようになってきました。
ただ、それでも会話がかみ合わなかったり、集団のルールを理解するのが難しかったり…
成長しているはずなのに、どうしても周りの子たちとの差が気になる。
そんな気持ちを抱える毎日でした。
保育園にお迎えに行くと、みんなが一緒に遊んでいる中で、長女だけが少し離れて1人で遊んでいる姿。
その光景を見るたびに、その光景を見るたびに、「どうしてうちの子だけ…」と、胸がギュッと苦しくなっていました。
特に年長が近づくにつれて、
このまま小学校に入って大丈夫なのかな…
という不安は、どんどん大きくなっていきました。
でも、療育に通い続ける中で、少しずつ変化も見えてきました。
簡単なルールのある遊びができるようになったり、先生の声かけで気持ちを切り替えられるようになったり…
以前は難しかったことが、“少しだけできる”に変わっていく。
小さな変化ではありましたが、「ちゃんと成長しているんだ」と感じられる瞬間が増えていきました。
今振り返ると、“できないこと”ばかりに目を向けていたあの頃は、親の私自身も、とても苦しかったです。
でも、「できたこと」に目を向けるようになってから、子どもとの関わり方も、自分の気持ちも、少しずつ楽になっていきました。
できたことを見つけられない…私が実践した“子どものできたをたくさん見つける方法”を知る↓

5歳から6歳へ|発達障害の長女が大きく成長した1年
長女は現在6歳で、もうすぐ小学1年生になります。
振り返ると、5歳から6歳の1年間は、これまでで一番「成長」を感じられた時期でした。
保育園のさまざまなイベントに参加できたこと、一度は登園を嫌がる時期があったものの、そこから乗り越えられたこと、そして、言葉の理解が進んできたことで、行事そのものを楽しめるようになってきたこと。
うまくいかない経験や、小さな挫折もたくさんありましたが、その一つ一つが、長女の中で力になっていったように感じます。
少しずつ言葉の力も伸びていき、ずっと叶わないと思っていた「女子トーク」ができるようになったのは、小学生になる直前のことでした。
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将来が不安なママへ伝えたい|5歳の発達障害育児で私が感じたこと
今、目の前の不安に押しつぶされそうになっているママへ。
私自身も、5歳の頃はずっと「このままで大丈夫なのかな…」と不安を抱えていました。
子どもは、これからたくさんの経験を通して、ゆっくりでも確実に成長していきます。
でも、毎日一緒に過ごしていると、その変化はとても小さく感じてしまって、気づきにくいものですよね。
私もずっと、「できないこと」ばかりに目が向いていました。
それでも、少し前を振り返ってみると──できるようになったことは、ちゃんと増えていました。
発達障害の子どもは、成長のスピードや形がゆっくりで、変化が見えにくいと感じることも多いと思います。
そんな経験をしてきた中で、「これが大切だった」と感じたのは次の3つです。
- 子どもに合った関わり方を意識すること
- たくさんの経験を重ねること
- 「この子のペースで大丈夫」と信じて見守ること
すぐに結果が出なくても、続けていくことで、少しずつ変化は積み重なっていきます。
あの頃は想像もできなかった今があるように、これから先にも、きっと「できるようになった」が増えていきます。
焦らなくても大丈夫。その子のペースで、一歩ずつ前に進んでいけますよ。
言葉の遅れは追いつく?5歳からでも変わるママの関わり方6選

5歳になると就学について色々な不安が出てくると思います。
このままで大丈夫かな…
小学校に入ったら困らないかな…
そんな不安を感じていませんか?
実は、5歳は“ぐんと伸びるきっかけ”が作りやすい時期でもあります。
関わり方を少し変えるだけで、
- 会話が増えた
- 気持ちを伝えられるようになった
- やり取りができるようになった
という変化が見られることも多いんです。
ここでは、私自身が長女に実践して効果を感じたおうちでできる関わり方をお伝えします。
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1.指示は短く・1つずつ出す

発達障害の子どもの多くは、複数の指示を一度に覚えるのが苦手です。
例えば、
「カバン置いて、手を洗って、着替えてね」
と言われると、全部を覚えることが難しいため、途中で分からなくなってしまいます。
そんな時は、
- 「カバン置こう」
- できたら「次は手を洗おう」
- できたら「次はお着替えしよう」
と、1つずつ区切るのがポイントです。
これだけで「できた!」が増え、自然と自信にもつながっていきます。
2.絵本を読み聞かせる

絵本は、
- 言葉の発達
- 想像力
- じっと人の話を聞く力
を育てる、とても大切な時間です。
ただ、言葉に不安がある子には年齢より少しやさしい絵本がおすすめです。
実際に私の長女も、5歳のときは3歳向けの絵本が好きで、5歳向けの絵本は難しそうにしていたので、3歳向けの本ばかり読んでいました。
「簡単すぎるかな?」と思うくらいでちょうどいいです。
大切なのは、分かること・楽しめることです。
無理にレベルを上げるよりも、「分かる!楽しい!」の積み重ねが言葉の発達につながります。
読み聞かせでじっとできない子どもに悩むママは、こちらを参考にしてみてください↓
発達障害チェックリスト4歳|多動・集団行動できない子にできる”ママの関わり方”
3.キャッチボールを使った会話練習

会話が噛み合わない子どもは、
- 聞いているけど理解が追いつかない
- 言葉にするのが難しい
- 質問の意味が分かりにくい
といった特徴があります。
そのため、
- 会話が一方的になる
- 好きな話だけ話す
- 会話が続かない
ということが起こりやすいです。
私の長女も5歳の頃は、会話がほとんど続きませんでしたし、遊びに行きたい場所を聞いても、「この前パパと遊んだよ」とズレた返答になることも多かったです。
そこで取り入れたのが、“ボールを使った本物の会話のキャッチボール”でした。
やり方はとてもシンプルです。
- 話す人がボールを持つ
- 話し終わったら相手に渡す
- 持っていない人は聞く
このルールにするだけで、「話す・聞く」の切り替えが分かりやすくなり、会話のやり取りが目に見えて理解できるようになります。
最初はボールを持っていないのに話してしまうことも多かったのですが、繰り返し伝えていくうちにできるようになりました。
現在は2歳の次女にも同じ方法を試していますが、次女も楽しく練習しています。
遊び感覚でできるので、コミュニケーションに必要とされる“会話のキャッチボール”を楽しく身につけることができますよ。
4.視覚的サポートツールを活用する

言葉だけの説明が難しい子には、“見て分かる工夫”がとても効果的です。
例えば、
- 選択肢を絵や写真で見せる
- カレンダーやスケジュールボードを活用する
- できたらシールを貼る(トイトレ、着替えなど何でもOK)
- 感情カード(手書きでもOK)
など。
「言葉で理解する」のが難しくても、「目で見て理解する」ことでスッと入ることがあります。
“伝わらない”のではなく、伝え方を変えるだけで変わることも多いです。
質問に対して上手く受け答えができない子どもには特に活用できます。
すぐに活用できる視覚サポートツールには
- 100円ショップで売られている絵カード
- スマホの写真
などがあります。
ママが子どもにとって理解しやすいツールを作成すると、より理解が深まりますよ。
自分で視覚化ツールを作成したいママはこちらも参考にしてみてください↓
【経験談】発達障害子どものスケジュールボードはダイソーで手作り!見通しを立てる工夫とは
ちなみに私はCanvaというデザインツールで視覚サポートツールを作成しています。
Canvaは子どもでも使えて「伝える力」「デジタルスキル」「将来の仕事につながる力」が育ちます。親子で一緒に学んでみませんか?↓

5.ひらがなに触れる機会を増やす

特性によりますが、発達障害の子どもは、聞くよりも「見る(読む・書く)」が得意というケースが多いとされています。
そのため、無理に会話を増やそうとするよりも得意な方法から伸ばすのも一つの手です。
私の長女も、4歳からひらがなに興味を持ち始めたので、言葉を増やすことよりもまずはひらがなを覚えることを優先しました。
そして、「読めたね!すごいね!」とたくさん褒めたことで、言葉への興味が一気に広がりました。
6歳でひらがなをマスターしてからは、自分で絵本を読むようになり、知らない言葉をどんどん吸収していきました。
今では、下の子に言葉を教える姿も見られ、ますます言葉の発達が進んでいる様子が見られます。
“話す”だけが言葉の成長ではありません。
読む・理解することも言葉の力になるのです。
ちなみに私がおすすめするひらがな学習は、『あいうえおでんしゃじてん』という絵本です。

療育を受けていた児童発達支援センターに置かれていたものでした。
発達障害児たちに人気で、長女も夢中で読んでいたので自宅用に購入したのですが、長女はこの絵本1冊でひらがなを全部覚えてしまいました!
ひらがなだけでなく、書き順や電車の名前もイラスト付きで分かりやすく掲載されているため、電車好きの子にはたまらない1冊です!
詳細はこちらから → 『あいうえおでんしゃじてん』楽天ブックスで詳細を見る
6.無理に言葉を引き出そうとしない

もうすぐ年長さんだし、ちゃんと話せるようにしなきゃ!
周りに追いつかせなきゃ!
そう思うほど、つい焦ってしまいますよね。
でも、無理に言葉を引き出そうとすると、子どもにとってはプレッシャーになってしまいます。
大切なのは、周りと比べることではなく、“今のその子”を見ることです。
例えば「言葉が遅い」と感じる場面も、見方を変えるとこんなふうに捉えられます。
- 話さない → 今はしっかりためている時期
- 言葉が少ない → 観察して理解している
- 反応がゆっくり → 丁寧に考えている
- 会話がズレる → 見ている視点が違う
- マイペース → 自分のペースで確実に成長している
一見「困りごと」に見えることも、実はその子の大切な個性です。
言葉が遅い、その裏には強い集中力・発想が豊か・周りに流されないといった素晴らしい個性がありますので、その個性を大切にしてあげることも必要かと思います。

まとめ
5歳で「言葉が遅い」「会話が噛み合わない」と感じると、どうしても不安になりますよね。
でも、子どもは関わり方や環境で大きく変わる力を持っています。
大切なのは、
- できないことより「できたこと」に目を向けること
- その子に合った伝え方を見つけること
- 焦らず、その子のペースを信じること
言葉の成長は、ゆっくりでも確実に積み重なっていきます。
ママが少し関わり方を変えるだけで、子どもはぐんと伸びることがあります。
できることから、ひとつずつ。無理のないペースで取り入れてみてくださいね。
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一般社団法人sunnysmile協会は、子育てや働き方に悩むママのためのコミュニティです。
毎月オンラインにて勉強会や相談会などを行っておりますので、
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みゆき(6歳長女&2歳次女のママ)
フリーランス/埼玉県在住
発達障害と気難しい性格を持つ長女の育児に悩んでいたところsunnysmile協会に出会う。
子育てコーチング講座で適切な声掛けと関わり方を学ぶことで、親子の絆を深め、家族の笑顔を増やすことに成功