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3歳が叩く|やめさせるには?保育士ママの4ステップ

3歳に叩かれると親もびっくりしますよね。ママパパだけでなくお友だちに手が出るとどうしたらいいものか…。叩いてくるのが続くと親はイライラやモヤモヤで、泣きたくなるほどしんどい日も続くことに。この記事では3歳が叩く理由を整理し、その場でできる対応4ステップと、やめない時の見直し・相談目安を紹介。親の心も守りながら向き合うヒントを届けます。

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3歳が叩くのはなぜ?親やお友だちに手が出る“よくある理由”

3歳がつい叩いちゃうのって、性格が悪いからでも「暴力的」だからでもないんです。多くの場合、気持ちはちゃんとあるのに、それを言葉でうまく伝えられなくて、手が先に出ちゃうんですよね。「イヤ」「悔しい」「かして」「まって」って言いたいことはあるのに、相手にうまく伝わらない…。そのもどかしさが、モヤモヤになって叩くにつながることもあります。

しかも3歳って、まだまだ発達途中。言葉にできる時もあれば、眠かったり疲れてたりするとできない時もある。親には甘えが出て叩いちゃうこともあるし、お友だちには取り合いや順番、距離感がうまくつかめなくて、思わず手が出ちゃうこともあります。

そこに眠い・空腹・疲れ、入園や進級みたいな環境の変化、人が多い日や予定が詰まった日が重なると、気持ちがいっぱいいっぱいになりやすいんですよね。

だからこそ、まずは「いつ」「誰に」「どんな場面で」叩きやすいのかを、ざっくりでも整理してみるのが近道です。原因が見えてくると、声かけや環境の工夫で“先回り”もしやすくなりますよ。もちろん、日常の中でゆっくり一緒に過ごす時間が作れて、子どもをよく観察できる環境があったら最高に理想です。

でも現実は、仕事に家事に育児に…毎日忙しくてそれどころじゃない日もありますよね。だから、完璧じゃなくて大丈夫。できる範囲で、気づけるところから少しずつでOKです。

3歳に叩かれた時の対応4ステップ|やめさせるには“その場”が大事

3歳に叩かれた時、いちばん大事なのは「その場」での対応です。あとから長く説教しても、子どもは何がいけなかったのか結びつきにくく、同じことを繰り返しやすいんですよね。まずは安全を守り、短く伝え、落ち着いてから言葉を教える。この流れを覚えておくと、親もブレにくくなります。ここでは、親でもお友達でも使える“叩く”への対応を4ステップで紹介します。

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ステップ1:まず安全を確保して「手を止める」

叩かれた瞬間にいちばん優先したいのは、正しい説教よりも安全の確保です。親が叩かれた時も、お友だちを叩いた時も同じで、「これ以上叩けない状態」にしてから落ち着いて対応します。具体的には、子どもの手をやさしく押さえて止める、子どもと相手の間に体を入れて距離をとる、抱き寄せて少し場所を変えるなど。ここでのポイントは“強く押さえつける”ではなく、短く・はっきり・落ち着いて止めることです。

声かけは長くしなくてOK。「叩かないよ」「手は止めるね」「痛いよ」くらいの短い言葉が伝わりやすいです。親がびっくりして大声になったり、感情的に責めたりすると、子どもは内容より“怖さ”だけが残ってしまうことがあります。まずは深呼吸して、淡々と止めるのがコツです。

お友だちを叩いた場合は、最初に相手の安全を守りつつ、状況が落ち着いたら「叩かれた子へのフォロー」も忘れずにしましょう。すぐに謝らせるより、まず手を止めて落ち着かせる。ここができるだけで、その後のステップにつなげやすくなりますよ。

ステップ2:短く、はっきり伝える

手を止めて安全を確保できたら、次は「叩くことは良くない」を短く、はっきり伝えます。ここで大事なのは、長い説明をしないこと。3歳は気持ちが揺れている最中だと、言葉がたくさん入ってきません。だからこそ、伝えるのはひとつだけでOK。「叩くのはバツ」「ストップ」「手は使わないよ」など、短い言葉を毎回同じ形で伝えると、子どもも理解しやすくなります。

そして、言葉だけじゃなく“言い方の強さ”は状況で調整して大丈夫。激しく叩いてくる時や、相手がケガしそうな時は安全が最優先なので、「叩くのはバツ!」とバシッと短く伝えた方が、子どももハッとして止まりやすいです。逆に、軽く手が出ちゃった程度なら、「ストップだよ」と少しやわらかい言い方でも耳を傾けてくれることがあります。

注意したいのは、人格を責める言い方。「悪い子」ではなく、止めたいのは“叩く行動”だけ。お友だちを叩いた時も「○○ちゃん痛かったよ」と事実を短く伝えれば十分です。言い方は変えても、内容は一貫。これが積み重なるほど、叩く行動は少しずつ減っていきますよ。

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ステップ3:落ち着いてから気持ちを“言葉”にする

「叩かない」と伝えたあとに大切なのが、子どもの気持ちを落ち着かせて、言葉に変える練習をすることです。3歳の叩く行動は、「イヤだった」「悔しかった」「かしてほしかった」「ママに見てほしかった」など、気持ちが大きくなりすぎて手が出てしまうことが多いんですよね。だから、叩くのを止めるだけで終わると、同じ場面でまた叩きやすくなります。

ポイントは、“落ち着いてから”やること。叩いた直後は興奮しているので、無理に問い詰めるより、少し静かな場所に移動したり、抱っこして深呼吸したりして、気持ちが下がるのを待ちます。その上で、「イヤだったんだね」「取られて悔しかったね」と親が代わりに言葉にしてあげます。子どもがうなずくだけでもOK。「違う!」と言うなら「そっか、○○だった?」と聞き直してあげると、気持ちの整理につながります。

お友だちを叩いた時も同じです。「貸してほしかったんだね」「順番が待てなくて悔しかったね」と気持ちを受け止めたうえで、「でも叩くのはダメ」と行動の線引きは変えません。ここをセットにすると、子どもは“気持ちは受け止めてもらえた”安心感が出て、次の行動を学びやすくなります。

このステップは、叩く癖を減らすための土台になります。叩く前に言葉が出るようになると、トラブルの回数が少しずつ減っていきますよ。

ステップ4:代わりの行動を教える(“次はこうしよう”をセットにする)

最後のステップは、「叩かない」で終わらせずに、代わりにどうすればいいかを具体的に教えることです。叩く行動をやめさせたいなら、子どもが困った時に使える“別の手段”を用意してあげるのが近道になりますここがないと、同じ場面でまた手が出やすくなります。

まずは、短い言葉を用意します。たとえば、

・「やめて」
・「イヤ」
・「かして」
・「あとで」
・「じゅんばん」

このあたりは3歳でも使いやすい言葉です。家で練習するなら、遊びの中で「かしてって言ってみよう」「やめてって言えたね!」と声をかけて、成功体験を増やすのがおすすめです。

お友だちを叩いてしまう子には、さらに「先生(親)を呼ぶ」という選択肢も教えてあげると効果的です。たとえば取り合いになりそうな時に、「叩く前に“せんせー!”って呼ぼうね」「困ったらママに言ってね」とルールを決めておく。これだけで、手が出る前に助けを求められるようになります。

そして、実際に叩かずに言えた時は、しっかり褒めます。大げさなくらいでOK。「言葉で言えたね」「叩かないで伝えられたね」など、行動を具体的に褒めると定着しやすいです。うまくいかなかった時も、「次は“やめて”って言おうね」とやり直せば大丈夫!叩く行動を減らすには時間がかかることもあるけど、代わりの行動を積み上げるほど、少しずつラクになっていきますよ。

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やめない時に見直したいこと|叩き返すのはNG?対応のコツ

対応を続けているのに叩くのがやめないと、「もう叩き返したい…」って思ってしまうこともありますよね。しんどい時ほどそう感じるのは自然なことです。でも、叩き返す方法はその場では止まったように見えても、子どもに「叩いていい」「叩けば通る」と覚えさせてしまい、結果的に長引きやすいです。やめさせるには、叩く前後の流れを見直す方が近道になります。

まずチェックしたいのは、叩きやすい“前兆”がないか。眠い・空腹・疲れ・刺激が多い日・切り替えが苦手な場面は手が出やすくなります。叩く前に顔つきが変わる、声が大きくなるなどのサインがあるなら、その手前で「抱っこする?」「一回休憩しよう」と先回りするだけでも違ってきます。

次に、親の対応が毎回バラバラになっていないか。叩いた時に、ある日は強く叱って、ある日は流してしまうと子どもは混乱しやすいです。「手を止める→短く伝える→落ち着いて言葉に→代わりの行動」の流れを、できるだけ同じ形で積み上げるのがコツ。すぐ変わらなくても大丈夫。やめない時ほど、“一貫性”と“先回り”が効いてきますよ。

発達障害が心配な時は?相談の目安と、ママが一人で抱えないための方法

子どもが叩く行動が続くと、「もしかして発達障害なのかな…」って心配になるママも多いと思います。まず伝えたいのは、叩く=発達障害と決めつけなくていいということ。3歳はまだ気持ちのコントロールや言葉での伝え方が育ち途中で、叩く行動が出ること自体は珍しくありません。ただ、不安が大きい時や生活に支障が出ている時は、早めに相談してOKです。

相談先としては園の先生、支援センター、保健センターなどももちろん頼れます。そんな中で、私が実際に相談してみて「意外と良かったな」と感じたのが、ママのオンラインコミュニティでした。顔も名前も知らない相手だからこそ、ニックネームで気軽に話せて、身近な人には言いづらいこともスッと出せたりするんですよね。

同じ経験をしたママの体験談が聞けたり、「そんな考え方があったんだ!」って新しい視点がもらえたりすることもあります。何より、悩みを言葉にして誰かに聞いてもらうだけで気持ちが軽くなって、次の行動が見えやすくなることも。ひとりで抱え込まず、話せる場所を持つだけで、また前向きに子育てと向き合える力になりますよ。

叩く行動があると不安になるけど、3歳はまだ気持ちを言葉にする途中の時期。まずは「叩かない」をその場で止めつつ、言葉や別の伝え方を少しずつ教えていけば大丈夫です。すぐに変わらなくても、積み重ねはちゃんと力になります。つらい時は一人で抱え込まず、園や相談先、ママ同士のつながりも頼りながら乗り切っていきましょう。

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この記事を書いた人

ゆい(4歳男の子、3歳女の子)
3、4歳の年子ママ。保育士として1,300人以上の子どもたちと携わる。2人目の妊娠をきっかけに起業し、現在140人以上の働き方に悩むママたちと向き合う。仕事のモットーは「気持ちにまっすぐ」「頑張らないように頑張る」Instagramでは120%元気を取り戻せる夕食レシピを発信中!!

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