子どもに良い教育をさせてあげたい!
そんな思いから、タブレット学習を検討しているママも多いのではないでしょうか。
最近では、こどもちゃれんじ・進研ゼミ・スマイルゼミなど、子どもが楽しみながら学べるタブレット教材がたくさんありますよね。
キャラクターが登場したり、ゲーム感覚で取り組めたり。「これなら続けられそう!」と感じるママ、結構多いと思います。
でも、実際に始めてみたら、
- なかなか自分からやろうとしない
- すぐ飽きてしまう
- 気づけば「早くやりなさい!」が口癖に…
そんな経験、ありませんか?
私自身も長女にタブレット学習をさせていましたが、毎日のイライラに疲れて半年でやめました。
やめた当初は罪悪感もありました。でも今は、やめたことで「子どもの学習で本当に大切なこと」が見えてきたと感じています。
この記事では、タブレット学習の”落とし穴”と、タブレット学習をやめて見えた、子どもの個性や発達ペースに合わせた学び方のヒントをお伝えします。
- タブレット学習を始めようか迷っている
- 始めたけど、なんだかうまくいかない
そんなママに、ぜひ読んでいただきたい内容です。
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目次
思うように進まずイライラ…タブレット学習に泣いた長女の葛藤

うちの長女がこどもちゃれんじのタブレット学習を始めたのは、4歳のときでした。
きっかけは、自宅に届いたダイレクトメール。長女がそれを見つけて「これやってみたい!」と興味を持ったことでした。
試しに2週間の体験をさせてみると、夢中になって取り組んでいて、「これは続けられそう!」と思い、継続を決めたのですが……
夢中だったのは、その2週間だけでした。
それ以降は声をかけてもなかなか気乗りせず、学習は進まないのに、1ヶ月ごとに新しい教材だけがどんどん追加されていきます。
やっていない課題は増える一方。このままじゃまずい…と、親は焦って学習習慣をつけようと必死になっていました。
でも、当の本人はというと…
- タブレットの音声説明が理解できず、不正解が続いてイライラ
- 毎回ママに正解を聞くため、1人学習ができない
- 間違えるのが怖くて同じ問題ばかり繰り返す
- 最終的にはタブレット自体に興味がなくなる
学習習慣がつくどころか、できないことが続き、毎日泣いて癇癪を起こすようになってしまいました。
「子ども1人でも楽しく学べる!」がコンセプトのはずなのに、気づけば毎日「ちゃんとやりなさい!」と叱ってばかり。
新しいことを知って自己肯定感が上がるはずが、逆に自信をなくしていく我が子を見て、だんだんとタブレット学習を続ける意味が分からなくなっていったのです。

タブレット学習を半年でやめた長女…「こうあるべき」を手放して気づいた3つのこと

自己肯定感が下がっていく長女を見て、このまま続けることが本当に長女のためになるのか…と真剣に考えるようになりました。
長女と夫と3人で話し合い、結局、半年でこどもちゃれんじを解約することにしました。
「やらなきゃいけない」から解放された長女は、どこかホッとした表情をしていて、その顔を見たとき、「あ、やめてよかったんだ」と、私も肩の力が抜けた気がしました。
そして解約後に分かったことなのですが、長女には境界知能(知能指数が低く、発達がゆっくりな特性)があることが分かりました。
つまり、月齢に合った学習内容を理解するには、長女にとってまだ早かったのです。
続かなかったのは、やる気の問題ではなく、内容が難しすぎただけでした。
その事実を知って、叱り続けていた自分をとても責めました。でも同時に、それまで気づけなかったことにも気づけました。
1.学力の伸ばし方は、子どもによってまったく違う
ママがタブレット学習によく抱くイメージである「タブレット学習=学力が上がる」とは違うことに気づきました。
インプットの方法、理解のペース、得意な感覚…それは子どもの数だけ違います。
「みんながやっているから」「評判がいいから」だけで選ぶと、わが子には合わないこともあるのです。
2.発達がゆっくりな子には、合う・合わないがはっきり分かれる
長女は発達障害があり、児童発達支援センターに通っていました。
同じ発達特性を持つ子どもの中に、長女と同じようにタブレット学習をしている子どもも何人かいましたが、楽しく続けられている子・合わなくてやめてしまった子の両方がいました。
タブレット学習は、合う子にとってはとても良いツール。でも、合わない子にとっては自信を失う原因になることもあると感じました。
3.「続けること」より「その子に合っていること」の方がずっと大切
せっかく始めたんだから続けなきゃ!習慣にしなきゃ!
そう焦っていたのは私だけで、子どもにとっては強いプレッシャーとなっていました。
でも本当に大切なのは、続けることではなく、その子に合った学び方を選ぶこと。
それに気づけたことが、半年間の一番の収穫だったと思います。
実はストレス源⁈タブレット学習やめとけと思う理由4選

私自身の体験をもとに、「タブレット学習には注意が必要だな」と感じた理由を4つお伝えします。
タブレット教材を検討しているママ・すでに使っているけれどやめるかどうか悩んでいるママ、ぜひ参考にしてみてください。
理由1.月齢基準への執着が生まれやすい
タブレット教材は、月齢に合わせて教材が届く仕組みになっていることがほとんどです。
一見、親切な設計に見えますが、発達がゆっくりな子どもや学習が苦手な子どもにとって、この”ちょうど良さ”は、むしろプレッシャーになってしまいます。
子どもは「できない」を毎日積み重ねることになり、学習そのものへの苦手意識につながってしまうこともあります。
子どもの発達には個人差があって当然です。
なのに、教材が「この月齢ならこれができるはず」という基準を前提に設計されていると、親のほうが「うちの子、遅れているのかな…」と必要以上に不安になってしまい、「ちゃんと勉強させなきゃ」と子どもにプレッシャーをかけてしまうことも…
月齢の基準はあくまで”目安”に過ぎませんが、毎月届く教材を目の前にすると、その基準に縛られてしまうのが正直なところではないでしょうか。
理由2.「続けなきゃ」というプレッシャーにとらわれる
私の長女が使っていたこどもちゃれんじでは、半年以上タブレットを使用しない場合、タブレットの追加料金が必要でした。
「せっかく手元にあるんだから、使わないと損」という気持ちになりますよね。
でもこれが、知らず知らずのうちに”続けること”が目的になってしまう落とし穴となるのです!
本来、学習は子どもが楽しんで取り組んでこそ意味がありますが、「タブレットを使わないと追加料金がかかる」「退会すると違約金がある」というシステムが、親を”続けさせる方向”に誘導してしまうのです。
子どもがタブレットに向かっているのが、本当に楽しいからなのか、それとも親に言われたからなのか——気づいたらその区別が曖昧になっていた、という経験をしたのは私だけではないはずです。

理由3.「もったいない」が子どもへのプレッシャーになる
真新しい教材を手に入れて「よし、やってみよう!」と始めたのも束の間、数ヶ月もすれば飽きてしまう…というのは、珍しいことではないと思います。
せっかく高い料金を払っているのだから、ちゃんとやってくれないと勿体無い!
そう思ってしまうのは、親として当然の感覚です。
でもその気持ちが、子どもへの無言のプレッシャーに変わってしまうことがあります。
「やりなさい」「昨日もやってないじゃない」——気づけばタブレット学習をめぐって、毎日小さなバトルが起きていませんか?
お金を払っているからこそ元を取りたい気持ちはわかります。でも、子どもが学習を嫌いになるコストは、月額料金よりずっと高くつくかもしれません。
理由4.「やり残し」がじわじわとストレスになる
1ヶ月ごとに新しい教材が届くタブレット学習では、前の教材が終わらないまま次が届くこともよくありますよね。
これが、親にとっても子どもにとっても、じわじわとプレッシャーになっていきます。
子どもの側からすると、「まだ終わってないのにまた増えた」という感覚。
親の側からすると、「先月分も終わってないのに…」という焦り。
どんどん積み上がっていく”やり残し”が、学習への気持ちを重くしてしまいます。
学習のペースは子どもによって違います。
1ヶ月でサクサク進む子もいれば、同じ内容を繰り返しじっくり取り組むことで定着する子もいます。
一律のペースで届く教材は、子ども個人のリズムとズレが生じやすいのです。
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結論:「この子に今、何が必要か?」を問い続けること
私が自分の子どもにタブレット教材を試して失敗した理由は、発達がゆっくりな長女にとって、月齢に合った教材がまだ難しすぎたからでした。
その経験を通して大切だと感じたことは以下の通りです。
- タブレット教材は『たくさんある学習手段のうちの1つ』である
- 子ども全員に適用するものではない
- タブレット教材を与えた=学習のゴールではない
- わが子の個性や発達のペースを観察して、ママ自身が学習方法を考えていくことが大切
もちろん、タブレット教材が合っている子もいますし、上手に使えている家庭もたくさんあります。
私が伝えたいのは、「月齢基準の教材に子どもを合わせようとするのをやめよう」ということです。
「この子には今、何が必要か?」「何なら楽しんで取り組めるか?」
その問いを持ち続けることが、子どもの学びを本当の意味で豊かにしていくのだと、私は自分の経験から感じています。
もし今、同じように悩んでいるママがいたら、「うちの子だけがうまくいかない」と自分を責めないでほしいなと思います。
その悩みはあなただけじゃないですし、やめる・変える・見直すことは、決して「負け」じゃないですよ!

まとめ
タブレット学習は、とても便利で魅力的な学習ツールですが、すべての子どもに合うとは限りません。
実際に我が家では、「やらせなきゃ」という気持ちが強くなりすぎて、親も子どもも苦しくなってしまいました。
でも、やめたことで気づけたことがあります。それは、子どもの学び方は一つじゃないということ。
そして、その子に合った方法を見つけてあげることが、何より大切だということです。
タブレット学習をやめることも、学習方法を変えることも、決して失敗ではありません。
もし今、
- タブレット学習が続かない
- 子どもが嫌がっている
- 親のほうが疲れてしまっている
そんな状態なら、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
「この子に今、本当に合っている学び方は何だろう?」
その視点を持つだけで、子育ては少し楽になりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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#タブレット学習 #やめとけ
一般社団法人sunnysmile協会は、子育てや働き方に悩むママのためのコミュニティです。
毎月オンラインにて勉強会や相談会などを行っておりますので、
お困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。この記事を書いた人

みゆき(6歳長女&2歳次女のママ)
フリーランス/埼玉県在住
発達障害と気難しい性格を持つ長女の育児に悩んでいたところsunnysmile協会に出会う。
子育てコーチング講座で適切な声掛けと関わり方を学ぶことで、親子の絆を深め、家族の笑顔を増やすことに成功