子どもが「パンが食べたい!」と言うから用意したのに、いざ出したら「やっぱりご飯がいい!」…。そんな2歳の気まぐれに振り回されて、朝からイライラしていませんか?実は私も同じでした。「せっかく作ったのに全然食べてくれない」「また怒鳴ってしまった…」と自己嫌悪の繰り返しですよね。
でも、あるきっかけで悩みがウソみたいに解決することができました!この記事では、わが家の2歳児「朝ごはん食べない問題」を解決したシンプルな作戦を具体的に紹介します。
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目次
毎朝イライラママへ。2歳の「朝ごはん食べない」は“お手伝い”で乗り越える

2歳児が朝ごはんを食べないのは、単なるわがままや偏食だけが原因ではありません。もちろんその日の気分もありますが、この時期の子どもって「自分でやりたい!」という自立心がぐんと芽生え、遊びも生活も“大人と同じようにやってみたい”気持ちで溢れています。
それなのに親が「やってあげなきゃ!」「食べさせなきゃ!」ばかりに気を取られると、子どもの「自分でやりたい」気持ちはなかなか満たされません。結果として「イヤ!」となってしまうのです。でも逆に、お手伝いの気持ちを引き出せば、朝ごはんが驚くほどスムーズに進みます。
わが家でも、気まぐれに「パン食べたい!やっぱご飯がいい!」とコロコロ変わる子どもの気分変わりにイライラしていました。けれど「お皿を並べたい」「エプロンをつけたい」などの子どもの要求をヒントにお手伝いを取り入れてみたら、食べ方が見違えるほど変わったのです。
「食べさせる」から「食べたくなる」へ。子ども自身が教えてくれた“逆転の発想”

以前の私は「なんとかして朝ごはんを食べさせなきゃ」と必死でした。スプーンを口元に運んだり「一口だけでも」とお願いしたり…。でもそのたびに大泣きされ、親子ともに疲れるばかり…。
そんなある日、気づいたのです。子どもは「食べさせられる」ことが嫌なのではなく、本当は“自分でやりたい気持ち”もあるんじゃないかな?と思ったのです。自分のエプロンを持ってきたり、食器を並べたがったりする姿を見て、「食事でもその“やりたい”を引き出したら、朝ごはんもスムーズになるのでは」と考えるようになりました。
つまり「食べさせる」のではなく、「自分から食べたくなる仕掛け」を作ることが、イライラを減らす一番の近道だと気づいたのです。
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朝ごはん食べないはもう卒業!2歳からできる3つの「お手伝い朝ごはん作戦」

この作戦のポイントは「食べる」を「楽しい遊び」に変えること。今日からできる実践方法をご紹介します。
作戦① 好きな器を選ばせる
2歳前後の子どもは「自分で選びたい」という気持ちがとても強くなります。その気持ちを朝ごはんに取り入れるだけで、食べる意欲は驚くほど変わります。
やり方は簡単。「どのお皿がいい?」と声をかけ、器を選ばせるだけです。前もってこちらで2〜3つ選んでおいてその中から選ばせるのも効果的です。ちなみに我が家では、お弁当箱で食べたがる時もあれば、シロップ薬用の小さなカップにご飯をのせて食べたこともありました(笑)
同じご飯でも器が違うだけで食べっぷりが変わるのです。
器を選ぶ時間はほんの数十秒。これだけでも「自分で決めた!」という満足感が食欲につながり、朝のイライラをぐっと減らしてくれます。
作戦② 「特別な一口」作戦
2歳児は朝から食欲がわかず、ぼーっとしていることもよくあります。そんなとき役立つのが「特別な一口作戦」。朝ごはんの最初の一口がなかなか進まないって時は「今日は特別だよ。」と小さな食べ物を提案するのです。
わが家では金平糖や肝油ドロップを一粒だけ提案しました。時にはバナナ一切れやヨーグルトをひとさじの時もあります。ほんの少しでも「今日は特別だよ」という演出があると、子どもは嬉しそうに口にして、食欲が出てくるのかそのまま「ごはんも食べる!」と気持ちが切り替わりました。
「今日は何かな?」と楽しみに食卓につくようになると、朝ごはんはぐっとスムーズになります。親にとっても「食べさせなきゃ」というプレッシャーが減り、イライラのない朝を迎えられるようになります。
作戦③ 子どもが「シェフ」に!簡単お手伝いメニュー
前もって伝えておきますが、これは朝に余裕がある時だけでもいいです。子どもは「自分で作ったもの」に愛着を持ちます。親子で一緒に作るだけで「食べさせる」から「食べたい」に変わります。
レシピ①おにぎり(100均のおにぎりメーカー活用)
【材料】
- ごはん(子ども茶碗1杯くらい)
- ふりかけ or 小さな具材(鮭フレーク・しらす・コーンなど)
【作り方】
①ごはんを少し冷まし、好きな具を混ぜ込む。
②おにぎりメーカーにごはんを入れる。
③子どもに「ぎゅっぎゅっ」とおにぎりメーカーを押してもらう。
【ポイント】
- 小さめサイズ(子どもが食べられる大きさ)にする。
- うまく形にならなくても「できたね!」と褒める。
- 食べやすさ重視でOK!
これだけでも子どもにとって「自分で作れた!」が一番のごちそうになります!
レシピ②サンドイッチ(好きな具を挟むだけ)
【材料】
- 食パン(耳なし・4分の1にカット済み)
- 好きな具(チーズ・ハム・きゅうり・ジャム・たまごサラダ など)
【作り方】
①耳なしの小さいパンを1枚用意する。
②好きな具をのせる。
③もう1枚のパンを上にのせる。
④子どもに「ぎゅっ」と押さえてもらったら完成!
【ポイント】
- 小さなサイズで1種類の具 → 2歳児でも食べやすい。
- はみ出さない程度の量でシンプルに。
- 「どっちにする?」と選ばせると、より楽しい。
耳なし&小さめだから手にピッタリ。おやつ感覚で食べられますよ。ちなみにうちの娘は何故か食パンの耳の方が好きでした(笑)
レシピ③ヨーグルトバークバー(前日仕込みのアイス)
【材料】
・水切りヨーグルト or ギリシャヨーグルト…1パック分(約400g)
・てんさい糖 or はちみつ…大さじ4
・好きなフルーツ…好きな量でOK
👩🍳【作り方】
① 水切りヨーグルトにてんさい糖(orはちみつ)を混ぜる
② バットに流し、棒をさして形を整える
③ 好きなフルーツをトッピング
④ 冷凍庫で凍らせて完成!
ちなみにこちら動画もあります。
どれも大人の手間は少なく、子どもにとっては立派な料理体験。遊び感覚で食欲を引き出してくれますよ。
朝ごはんを食べるを当たり前に。今日からできる“はじめの一歩”

「朝ごはんをしっかり食べさせなきゃ」と思えば思うほど、うまくいかないときにイライラしてしまいます。でも大切なのは完璧な朝食ではなく、まずは“できる一歩”を試すことです。
「器を選ばせる」だけでもOK!「特別な一口」を提案するのも立派な工夫です。おにぎりを一緒に作るのも良いでしょう。小さな成功体験を積み重ねるうちに、子どもは「朝ごはん=楽しい時間」と感じてくれるようになりますよ。
わが家でも最初は小さな工夫からでしたが、今では朝ごはんを食べるのが自然な習慣になりました。ママも「食べさせなきゃ」というプレッシャーから解放され、笑顔で朝を迎えられるようになれます。
今日からできる小さな一歩で、朝を“戦場”ではなく“親子の大切な時間”に変えていきましょう。
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この記事を書いた人

ゆい(3歳男の子、2歳女の子)
元保育士(保育歴17年)→起業家ママ
2、3歳の年子ママ。保育士時代は1200人以上の子どもたちと携わる。2人目の妊娠をきっかけに起業し、現在130人以上の働き方に悩むママたちと向き合う。自分のビジネスも現在進行形で展開中。仕事のモットーは「気持ちにまっすぐ」「頑張らないように頑張る」