Column コラム

子育て&仕事に疲れたパパ急増!夫婦円満のためにやるべき対策BEST5

昨今、「イクメン」という言葉があるほどに、男性の育児参加が多くなってきましたね。育休を積極的に取ってくれるパパ、子どもをお風呂に入れたりご飯をご飯を食べさせてくれたりするパパ。ママにとってありがたい反面、子育てや仕事に疲れたパパが急増しています。

実は我が家のパパもとっても育児に協力的ですが、ストレスを感じやすく、子育てと仕事で極度に疲れていた頃もありました。その頃は夫婦で意見のすれ違いも多く、ついには「俺は家でため息すらついたらダメなのか?」とまで言われました。

その時にハッと気付きました。「会社でも大変な思いをして、唯一くつろげる家ではゆっくり休めず子育てをして、パートナーの妻には小言を言われ…。それはパパも疲れてしまうだろう。」と。

それから私自身がコーチングを学んだこともあり、パパにも意識して声を掛けるようにしたり、私の要望の伝え方を変えたりしました。すると今では毎日会社からまっすぐ帰ってきてくれるようになり、夫婦の会話やスキンシップも増えました!

その経験も含めこの記事では

  • 子育てと育児に疲れたパパがストレスを感じる瞬間4選
  • 夫婦円満のために我が家がとった対策Best5
  • ママが変わればパパも変わる!コミュニケーション法

をご紹介します。子育てと仕事に疲れたパパやママのためにこの記事を書きました。ぜひ夫婦で読んでいただいて、話し合うきっかけになれば嬉しいです。

子育てと仕事の両立に疲れた時の対処法→子育て&仕事の両立疲れた!3児のママが教える対処法とコツ – 一般社団法人sunnysmile協会

子育て&仕事疲れた!パパがストレスを感じる瞬間4選

子育てと仕事に疲れたパパ

パパはどんな時にストレスを感じているのでしょうか?ママの想像と違うところでストレスを感じていることもあります。実際にパパがストレスを感じる瞬間を知っておくことで、回避できることもありますよ。

パパがストレスを感じる瞬間➀仕事がうまくいかない時

  • 定時で帰りたい
  • 仕事で失敗した
  • 仕事をもっと回してほしい
  • 在宅ワークが継続されていたら保育園の送り迎えができていたのに
  • 嫌な奴を何とかしてほしい

仕事上のストレスはパパにとって大きいものですね。また大正製薬がとったアンケートからパパが精神的疲労を感じる時は、圧倒的に仕事のストレスが多いことが分かります。

子育て夫婦が精神的疲労を感じる時

また、肉体的疲労を感じる時という項目でもパパは「労働」と答えている方が一番多いですね。

子育て夫婦が肉体的疲労を感じる時

パパがストレスを感じる瞬間➁妻が怒っている時

  • 妻には笑顔でいてほしい
  • 妻が自分のやりたいことを理解してくれない。休日に私的な用事で出掛けるなど。
  • お願いするとまず怒ってから渋々話す。話し合いは常に怒っている。
  • 仕事しながら家事、子育て、妻の機嫌取り

仕事で疲れて帰ってきて、やっと家で休めると思ったら妻が不機嫌。疲れている中、子育てや家事も頑張っているのに、小言や文句、注意をされる。ママも疲れているので、イライラしてしまうのはとてもよく分かりますが、実際パパの立場に立ってみると辛いですよね。

ママがいつもにこにこしてくれていたら、仕事で疲れて帰ってきたパパはホッとしますね♪

パパがストレスを感じる瞬間③自分の時間が取れない時

  • 8時から仕事で、残業したら帰りは23時。洗い物をして寝たらまた仕事…。ゆっくりする時間がない!
  • 家では休めないから、月に1回の友達との飲み会しか自由な時間がない!

そんなパパもいました。

仕事・子育て・家事を頑張りすぎて、産後うつになるパパもいます。これは日本の労働環境も影響していると国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部部長の竹原健二氏は提言しています。

❝「睡眠など生活に必要な時間を除いた時間の中で、どれくらいを仕事と家事と家族のケアに使っているか」という観点で見ると、日本の父親は欧米と同程度か、より多くの時間を仕事と家族に割いているという。つまり、仕事時間が長いことにより、少ない自由時間の中で家事や育児をしなければならないのが日本の現状ということだ。

引用:長時間労働に疲れ果てながら家事・育児も……父親の産後のうつに関する研究から見えた日本のパパたちの孤独

特にまだ小さい子の子育てしながら自分の時間を確保することは非常に難しいです。しかも交代でママも同じように自由時間を取らなくてはなりません。

自分の時間といっても、パパによりさまざまです。少しソファに座って携帯を見る時間があれば良いというパパや、1人きりで趣味に没頭できるまとまった時間が欲しいというパパもいます。自分に合った休息の時間を少しでも確保することで、ストレスが減り、仕事や子育てでもより良いパフォーマンスが発揮できるようになりますね。

パパがストレスを感じる瞬間④子育てが難しいと感じる時

  • 子どもが真面目にご飯を食べない
  • 子どもがママ、ママと言う
  • 家事をやるにしても自分のタイミングでできない
  • なかなか寝てくれない
  • イヤイヤ期
  • 感情的になり上手く叱れない

子育てをしていると、子育てが難しいと感じる時や子どもに対してイライラする時も多くあります。子どもは可愛いのに思い通りに進まないことがほとんどで、歯がゆい思いをするパパもいることでしょう。

そういった事が積み重なると、中には「自分は子育てに向いていない、やっぱりママの方が…」と思うパパもいます。しかし「最新科学によると女性が育児に向いていることを示す科学的な根拠はない」と京都大学大学院教育学研究科教授の明和 政子先生は言っています。

親性脳の発達は、育児経験の積み重ねにより進むこと、そこには性差はないことが科学的に証明されたのです。男性だけでなく、女性も、子どもを産めば自動的に親として必要な脳と心が働くわけではありません。とくに女性は、『自分は女性なのにどうして育児がうまくできないんだろう」と自らを責めてしまいがちです。しかし、そう考える必要はまったくないのです。親性脳は、育児経験とともにゆっくりと育まれていきます。育児とは、子どもだけでなく親もともに育っていくのです。❞

引用:子育てを助ける「親性脳」とは 「育児の適性に男女差がない」理由が最新科学で分かった!

子育てでは大変なことも多いですが、積極的に関われば関わるほどパパのスキルはアップしますし、子どもとの信頼関係も深く構築されます。

子育てに疲れたママパパは読んでね→【必読】4歳言うことを聞かない…疲れたママが知るべき原因と対処法 – 一般社団法人sunnysmile協会

【体験談】子育て&仕事に疲れた我が家のパパ!夫婦円満のためにとった対策Best5

子育てと仕事を両立する我が家のパパ

まず我が家のパパの紹介をします。仕事は管理職、性格は繊細。趣味が豊富で知り合いも多く、出掛けたり飲みに行くことが大好きです。料理、洗濯、掃除もできて、何なら私より上手なんです(笑)そして我が家の子どもは現在5歳、4歳、2歳の男の子3人。生まれた時パパは、3人それぞれ半年ほどの育休を取ってくれました。

責任感が強く家事も育児も完璧にしたいパパは、子育てと仕事でかなりのストレスを感じていました。

仕事ではリーダーとして現場の管理や新人教育、書類関係などたくさんの仕事を任されています。緊急事態が起こると夜中まで残業しなければなりません。また子育てでは、子どもが泣くと「なんで泣いているのか理由が分からない」と頭を悩ませ、言う事を聞いてくれない時はいら立ちを感じることも多々ありました。

私も子育てや仕事で疲れている時は、家の中が険悪な雰囲気になったり、夫婦喧嘩をしたりすることもよくありました。しかしこれではよくないと思った私は、パパのストレスがどうしたら解消できるのか考え、実行しました。その結果、パパがよりストレスフリーに生活ができて、夫婦喧嘩もほとんどなくなりました!

そんな我が家で実践した夫婦円満のための対策Best5をご紹介しますね♪

夫婦円満のための対策Best➀お互いの気持ちを伝える

まず私たちには日頃の会話が足りませんでした。会話の時間もそうですが、子どものことや事務連絡ばかりで、お互いの気持ちや要望など深い話というものがほとんどありませんでした。

そこでまずはパパが今どう思っているのか、今の生活はどうなのか、パパの希望があるのかを聞きました。そのうえで私の気持ちや希望を伝えました。お互い「相手がそんなことを思っていたなんて…」と知らなかったことが多く、本当に会話が不足していたんだなと痛感しました。

夫婦円満のための対策Best➁パパの時間を確保する

私は子どもがいても、自宅で音楽鑑賞や睡眠ができればストレスが解消できるタイプですが、パパは違い、まとまった1人の時間が必要です。パパは子どもの寝返りだけでも起きてしまうほど敏感な人なので、睡眠時間がきちんと取れない時は別室で寝る時間を作ったり、休日に1人で寝る時間を作りました。また、仕事でストレスを抱えた時は帰りに飲みに行ったり、夜出かける時間を作ったりしていました。

その分、私も必要とした時は、子どもを見てもらって夜出かけることもあります。そこはお互いさまで、互いに感謝してリフレッシュして帰ってきます。

夫婦円満のための対策Best③2人でデートをする

子どもができてからある程度大きくなるまでは、夫婦2人の時間をゆっくり取ることが難しいです。特に我が家は近くに身内もいない上に、立て続けに3人子どもが生まれていますから1年以上全く2人で出掛けるということがない時期もありました。

私は結婚しても子どもを産んでも、パパとは恋人同士だと思っているので、2人でデートをする時間が欲しかったのです。パパも2人の時間が定期的に必要だと言ってくれていたので、作るようにしました。4ヶ月に1回程、一時保育や保育園を利用して、子ども達を預けている間に日中2人で出掛けるようにしています。

出掛けている間も子ども達の話で持ちきりですが(笑)行きたかったカフェに行ったり、商店街をゆっくり散歩したり、時には脱出ゲームをしたりもしました。解放感もありとてもリフレッシュになるので、その後の子育てや仕事がさらに充実しました。

リフレッシュのためパパと2人で出掛ける

夫婦円満のための対策Best④家事を減らす

パパも頑張って家事をしてくれていましたが、やはり朝出勤前に洗濯物を干したり、仕事から帰ってきてお皿洗いが残っていたりすると負担になっていました。

洗い物を減らすためにワンプレートご飯にしたり、乾燥機を買って洗濯は夜にやったりするようにしたところ、かなりストレスが減りました。

また子どもたちが仲良く遊んでいる時は、夫婦同時に家事を行い、早く終わらせるようにしました。反対に子どもたちが甘えてきたり疲れているなと感じる時は、片方が子どもたちの相手をして、その間にもう片方が集中して家事ができるようにしました。

家事をするときもコミュニケーションを細かく取ることで、効率的に終わらせられるようになりました。

夫婦円満のための対策Best⑤苦手なことは引き受ける

我が家のパパは子どもの泣き声が苦手です。理由が分からず泣いているのはもっと苦手です。私は全く平気なタイプなので、理由が分からず泣いている時や激しく泣く時は、パパと交代して少し距離を取るようにしています。反対に全力で公園で遊ぶ時や、凝った料理、細かい掃除など私が苦手なことはパパにお願いしたりしています。

苦手なことは得意な方がやって、2人とも苦手なら半分こ。子育ても仕事も無理して頑張りすぎないようにすることで、パパの肩の荷も下りました。

以上5つの対策をとったことで、我が家のパパはもちろん私もストレスが少なくなりました。ピリピリした雰囲気になることもほとんどなくなりましたし、実行して本当によかったなと感じています。

子育てのお悩みお気軽にどうぞ

子育ての疲れはコミュニケーションで解決!ママが変わるとパパも変わる

子育てと仕事をしていても夫婦円満

夫婦円満のための対策でも少しお伝えしましたが、夫婦のコミュニケーションを見直すことでかなり子育てにおけるストレスが減りました。

ただ私も突然できるようになったわけではなく、子育てコーチングを学んだからできるようになったのです。子育てコーチングとは、子どもが自分で選択して人生を歩めるように導いてあげる方法のことですが、考え方やコミュニケーションスキルはパパにも通用します。以下で具体的な方法をお伝えしますね。

イライラを知ってコントロールできるようになる

パパに対してイライラしてしまうことは、よくあることです。「察してくれない」「言ったのにやってくれない」「遅いし違うし、私が自分でやった方が早い」など思った事ありますよね。そのイライラはどうして起こるのでしょうか?実はママに凝り固まった価値観があったり、パパに対して期待をしたりしているからイライラするんです。

子育てコーチングではまず、自分の怒りの感情と向き合います。そして自分の価値観とパパの価値観が大きく違っていないか調べてみます。私は20個書き出してパパに見てもらいましたが、半分以上はパパにとってはどうでもよい内容でした。それにまず驚きましたね。

パパとの価値観の違いを知ることによって、「私はこだわってたけどパパにとってはそうでもないんだ」「価値観が違うんだから、私がしたいと思っていることは言わなきゃわからないんだ」と理解することができます。すると私は必然的にイライラが減りました。

自分の気持ちを素直に伝える

今まで「なんでこうなるの?」「どうやったらそうなるの?」「なんでこれやってくれないの?」という言い方をしていました。でもこれって相手を責めている感じがしませんか?自分が言われたらなんとなく嫌ですよね。私はパパの気持ちを考えず、イライラしたまま刺々しい言葉で伝えていたので、パパのストレスも増えて、協力したくない気持ちにさせていました。

子育てコーチングではまず感謝や感動の気持ちを伝えます。次に良くない点や改善してほしい点があったら「こうなったのには何か理由があるのかな?」「次からこうしてくれたら、私は嬉しいな」という伝え方をします。この方が断然お互い気持ちがいいですよね。

人間の耳や脳は責められたり強い口調で話されたりすると、無意識にシャットアウトしてしまいます。いきなり責め立てるのではなく、まずは労い、その後に「私は悲しかった」「私は嬉しかった」と感情をそのまま伝えることで、よりパパに伝わりやすくなります。

「ありがとう」とたくさん伝える

なかなかゆっくり話す時間が取れない時は、ちょっとしたことに「ありがとう」と言ってみることもおすすめです。私が実際に言っていた「ありがとう」はこちらです。

  • 帰りの連絡してくれてありがとう
  • 牛乳買ってきてくれてありがとう
  • お皿洗いありがとう
  • ペンしまってくれてありがとう
  • 掃除機かけてくれてありがとう
  • 子ども達みててくれてありがとう(コンビニ行く間)
  • 片づけてくれてありがとう(3冊くらいの本)

本当に些細な事ばかりでしたが、あらゆる場面で「ありがとう」と言い続けました。今も言っています。

初めは「え?なに急に?どうしたの?」と言われていましたが、だんだんと「どういたしまして~」と笑顔を見せるようになり、最終的にはパパも私に対してちょっとしたことで「ありがとう」と言ってくれるようになりました!今ではパパが作っている最中の豚の角煮の火を止めただけで、大感謝されています(笑)

「ありがとう」が飛び交う家庭はとても穏やかな雰囲気で、自然とパパとのスキンシップも増えました。そしてパパとママが仲良くしているのを見て、子ども達も穏やかで笑顔で過ごすことができています。

  • イライラを知ってコントロールできるようになる
  • 自分の気持ちを素直に伝える
  • 「ありがとう」とたくさん伝える

この方法は、意識すれば誰でもできます。しかし今お伝えしたのはごく一部ですので、もっと深い部分を学び、継続して取り組むことで大きい効果が得られます。私は5か月間一般社団法人sunnysmile協会という所で学び、今も継続して勉強会に参加したり悩みを相談したりすることで継続できています。

1人ではできないと思うことでも、仲間と一緒ならできるようになることもありますよね(^^♪

子育てコーチングが気になっている方はこちら→子育てコーチング炎上の真相!実践してみて感じた難しさと誤解 – 一般社団法人sunnysmile協会

まとめ

パパのストレスが解消され夫婦円満

この記事では

  • パパがストレスを感じる瞬間4選
  • 夫婦円満のために実際にとった対策Best5
  • コミュニケーションを変えることでパパも家庭も良好に!

という内容でお伝えしました。

「パパもママも疲れている」「家庭の雰囲気も良くないし、子どもにもいい影響がなさそう」「このままじゃ嫌!なんとかしたい」と思ったらチャンスです!私は3人目の育休中にそのチャンスが来て、子育てコーチングを学び実践したことで、パパも子どもも生活もガラッと変わりました。

家族みんながいつでも笑って過ごしているのが1番だと私は思います。あなたもぜひ子育てコーチングを学んで、今の状況から抜け出しませんか?一般社団法人sunnysmile協会では、いつでも相談会を実施していますので、お気軽にお問い合わせくださいね♪勇気ある一歩をお待ちしております。

#子育て #仕事 #疲れた #パパ

一般社団法人sunnysmile協会は、子育てや働き方に悩むママのためのコミュニティです。 毎月オンラインにて勉強会や相談会などを行っておりますので、 お困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ゆり(4歳、3歳、1歳男の子3人)
介護福祉士歴12年のワーママ。
sunnysmile協会で子育てコーチングを学び、忙しい中でも最大限に子どもとの関りを持ち満足のいく育児ができている。2024年内に個人事業主として在宅ワーカーに転身予定。