Column コラム

【経験談】産後、旦那にイライラ…鬼嫁になりたくない私は執着心を捨てた

新婚の頃は、あんなにもラブラブだった私たち♪
どこに行くにも手をつないで笑い合っていたのに…、子どもが生まれた途端、夫婦の関係は一変しました。

寝不足や育児の大変さに追われる中で、なぜか夫のちょっとした仕草や言葉にまでイライラしてしまう自分。

「こんなはずじゃなかったのに、鬼嫁にだけはなりたくない…」と心の中で叫びながらも、奥底では「ツラい」「苦しい」「離婚」という言葉がふと頭をよぎります。

鬼滅の刃に出てくる“鬼”の気持ちが、なんだか分かる気さえしてきました(汗)。

今回の記事が、旦那へのイライラが止まらないママたちの産後クライシスを乗り越える小さなヒントになれば嬉しいです。

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産後、旦那へのイライラが収まらない…それ、産後クライシス突入かも

「夫の行動一つ一つ見るだけでイライラする」
「些細な一言にカチンとくる」
もしそんな気持ちが止まらないなら、それは“産後クライシス”かもしれません。

産後クライシスの定義と原因とは?

この「産後クライシス」という言葉、実は2012年にNHKの『あさイチ』で特集されたことで一気に広まったそうです。ちなみに私はこの記事を書こうと決めてから初めて知りました(笑)。今では本まで出ていて、社会的に注目されるようになったんですよね。

では、どうして産後って夫婦仲が急にギクシャクするんでしょう?
思い当たる原因はたくさんあって…

  • 産後のホルモンバランスの変化で心が不安定になる
  • 授乳や夜泣きで眠れず、常に寝不足でイライラが増す
  • 「私ばっかり大変で、夫はのんき」と感じる意識のズレ
  • 夫以外に頼れる人が少なくて、気持ちが夫一点に向いてしまう

これらの原因が重なることで、夫のちょっとした言動すら我慢できなくなり、「私ばっかり大変」「夫はずるい」と感じてしまうのです。

産後クライシスかも?チェックリスト

もしかして産後クライシスかも?と思ったら、次のサインに当てはまらないかチェックしてみてください。

☑ 夫の言動に必要以上にイライラしてしまう
☑ 「この状態がいつまで続くの?」と不安になる
☑ 夫がどうでもいい存在に思えてしまう
☑ 一緒にいても笑えなくなり、会話が減っている
☑ 夫婦の時間より「一人になりたい」と強く思う

私自身も経験したことばかり。だからこそ「もしかして私も…」と感じたら、少し立ち止まってみてほしいです。

旦那へのイライラが爆発!私が産後クライシスに陥ったきっかけと鬼嫁化の危機

私にとって一番ツラかったピークは、産後3ヶ月が経った頃でした。
ツラかったのは一人目のときも、二人目のときも同じで、夜中の授乳でまとまって眠れず、日中は赤ちゃんのお世話と家事に追われる毎日。二人目のときには一人目の育児も加わり、心も体も本当に限界に近い状態でした。

そんな中、夫はいつも仕事から帰ってくると、居間でゴロッと寝そべって、のんきにスマホをポチポチ触っていたんです。その横で私は、体力の限界を感じながらも、家事も育児も、ただ“生きること”に必死になっていました。

「なんで私ばっかり必死になってるの?この状況の中で、なんで夫はこんなにもゆうゆうと過ごしていられるの?」

そう思った瞬間、心の中でイライラが爆発。私が「やる事いっぱいあるんだから、スマホ見てないで子どもたち見てよ。」というと、旦那から「仕事で疲れて帰ってきてんだから少しは休ませろよ。」と全くその場から動こうともせず、目線はスマホを向いたままで一言。

旦那の態度にさらにカチン!「少しって何?こっちは24時間体制でゆっくり寝ることもできない状態で全部やってますけど!」と私の口をついて言葉が飛び出した瞬間、夫への愛情がスーッと冷めていくような感覚さえありました。

夫「見ろったって、結局ママがいいってなるんだから子ども見ながらやればいいだろ。」
私「それだとなかなか進まないから、見てよって言ってるんでしょ!」

夫婦の言い合いは続きます。そして気づいたんです。このままでは感情をぶつけるだけの“鬼嫁”になってしまう、と。


きっと私がただひたすら感情の赴くままに夫に怒りをぶつけ続ければ、夫はますます家庭からどんどん距離を置いてしまう。「もうここにはいられない」と思わせてしまうほどに…。そう考えたとき、私自身にも大きな危機感が芽生えました。

夫への愛情を失うだけでなく、夫婦としても、親としても壊れてしまうかもしれない――。それが、私が本気で「変わらなきゃ」と思った瞬間でした。

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【産後クライシス脱出】イライラにさよなら!旦那への執着を手放し、私がとった行動3選

1.実家や地域のサービス、オンラインコミュニティを上手く頼る(夫以外に分散)

産後って「旦那がもっと助けてくれたらいいのに!」と、どうしても夫への期待が大きくなりませんか?私も当時は同じことを考えを持っていて、「旦那がやってくれない=ずるい」と感じては不満をぶつけていました。でもある時、「夫だけに頼るのは限界がある」と気づき、頼れる先を分散するようにしました。

私が個人的に一番頼ったのは、やっぱり近くにあった実家でした。気を遣わず甘えられるのは本当に大きかったです。それに加えて、ママ向けのオンラインコミュニティにも思い切って参加しました。先輩ママのコメントを読むことで、「あ、困った時はこうすればいいんだ」とヒントをもらえることも多々ありました。

さらに、地域の子育て支援サービスや保育園もフル活用。上の子は早めに保育園に入ったので、先生に相談したり、私がつらい時や休みの日は一時預かりをお願いするようにしました。

こうして「夫以外に頼れる人・場所」を増やしたことで、旦那に対する執着が和らぎ、「旦那がやってくれない!」という不満も少しずつ薄れていきました。その結果、気持ちがずっと楽になったんです。

2.AIにイライラをぶつける(感情の言語化とデトックス)

旦那への不満やイライラって、なかなか人前で堂々と話せることじゃないですよね。私は信頼のある職場の同僚に話したことがありました。でも結局、気づけば“愚痴大会”みたいになってしまい、逆に気持ちが重くなることも多かったんです。正直、愚痴を言ったところで解決するわけでもないし、周りに「旦那に不満ばかりの人」と思われるのも嫌でした。そんな印象がつけば、周りの人も自然と距離を置きたくなるかもしれない。冷静に考えると、旦那の評価を下げても自分には何のメリットもなく、むしろデメリットの方が大きいなと気づいたんです。

そこで私は、行き場のない気持ちをAIに全部ぶつけるようにしました。マイク機能を使って言いたいことをとにかく吐き出すと、AIが私の考えを整理して分かりやすくまとめてくれるんです。

文字にしてみると不思議と気持ちが落ち着き、「私ってこんな小さいことでイライラしてたの?」と笑えてしまうこともありました(笑)。しかもアドバイスまでくれるので、冷静に自分を見つめ直せるようになり、「じゃあ私はどうしたらいいのかな」という答えが少しずつ見えてくるんです。

気づけば、AIで考えを整理していくうちに「これから旦那とどんな未来を築いていきたいのか」まで考えられるようになっていました。

そのおかげで、夫に直接イライラをぶつけるのではなく、一方的に「お願いする」でもなく、旦那が気持ちよく“やってほしいこと”に取り組めるような伝え方を意識できるようになったんです。

3.夫への「完璧な理想」を手放した(自分の心の防衛)

私はずっと「夫には理想のパパでいてほしい」と思っていました。家事も育児も協力しながらこなして、子どもともしっかり遊んでくれて、さらに私の気持ちまで分かってくれる――そんな「完璧な夫」でいてほしかったんです。

子どもが生まれる前なんて、「家事は俺に任せろ、子育ては君に任せる」と話し合って、分担も決めていたんです。だから私は「きっと大丈夫」と安心していました。でも現実は違いました。そのギャップに「どうして分かってくれないの?」と裏切られたような気持ちになり、余計にイライラが募ってしまいました。

そもそも我が家の場合、夫は2人兄弟の下の子として育ってきて、小さい子と一緒に生活した経験なんてほとんどありません。だから「赤ちゃんがいる生活」そのものが未知の世界。分からなくて当然なんですよね。むしろ、子育てできなくて当たり前なんです。

そこで私は、思い切ってその「完璧な理想」を手放すことにしました。夫の不得意なことまで求めるのをやめ、できること・得意なことだけをお願いするようにしたんです。

たとえば、子どもの世話は苦手だから期待しない。その代わり、掃除は得意だからそこは任せる。そんな風に役割を調整しました。

そうして「夫は夫のままでいい」と受け入れたとき、不思議と気持ちが楽になったんです。

理想像にしがみつくよりも、現実の夫に合わせて期待を調整した方が、夫婦関係はうまくいく。これが鬼嫁化を防ぐ一番のストッパーになりました。

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【まとめ】産後クライシスを乗り越えたいと願うあなたへ

産後クライシスのイライラは、誰にでも起こり得る自然なことです。私自身もあの頃は「どうして私ばっかり」と思い詰め、離婚の二文字さえ頭をよぎりました。けれど、夫を変えようと執着するよりも、自分の環境や心を整えることに意識を向けた方が、ずっと早く気持ちが軽くなったんです。

産後クライシスを乗り越えたい――そう思う気持ちは、あなたが家族を大切に思っている証拠。イライラの渦中にあっても、この先は必ず穏やかに笑える日が来ます。どうか一人で抱え込まず、できることから少しずつ試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

ゆい(3歳男の子、2歳女の子)
元保育士(保育歴17年)→起業家ママ
2、3歳の年子ママ。保育士時代は1200人以上の子どもたちと携わる。2人目の妊娠をきっかけに起業し、現在130人以上の働き方に悩むママたちと向き合う。自分のビジネスも現在進行形で展開中。仕事のモットーは「気持ちにまっすぐ」「頑張らないように頑張る」

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