子育てお疲れ様です。1歳児になると、離乳食も終盤に入りスプーンでご飯が食べれるようになったり、コップやストローでお茶が飲めるようになったりできることが増えます。でも、0歳~1歳の子どもの成長は個人差が大きいですよね。
この記事でお話しする「ストロー飲み」に関しても、同じ月齢生まれでもできる子とできない子で数か月の差が開くことがあります。そう分かっていても、同じ月齢の子たちがストロー飲みする中、自分の子だけが嫌がってストローを噛んだり、飲む練習もできないと不安になりますよね。ママは「早く飲めるようにならないかな」「何をしたらできるようになるかな」と子どものために考えます。
この記事では、嫌がって噛んでしまう子でも使えるようになる「ストロー飲み」の練習方法を私の経験をもとにまとめてみました。ぜひ、最後まで読んで、試してみて下さいね。

目次
1歳児ストロー飲みできない!子どもが嫌がって噛んでしまう訳

1歳になったらお出かけをする機会が増えてきます。そんな時、便利なストロー飲料やストローマグを持っていきたいですよね。でも、子どもがストローが使えないと持っていけません・・・。私のママ友もストロー飲みができないと困っていました。
1歳半になるのにストロー飲みの練習をすると、ストローを噛み続けて全然練習にならない。
知恵袋やXを見てみると、ストロー飲みができないと悩むママは多かったです。下記の内容が知恵袋で相談されていました!

もうすぐ、1歳4か月になる息子がいます。ストローマグで飲ませても飲みません。深く加えるだけで、飲めていません。コップはこぼしながらですが、一応飲めます。どうやって練習すればいいでしょうか?
ストロー飲みは、同じ「吸う」でもおっぱいや哺乳瓶とは舌の動きが異なります。1歳児になると吸啜反射は消失して無くなり、様々な舌の動きができるようになってきます。ですが、1つの動きをマスターできるようになるためには時間がかかります。どうして子どもがストローを飲むことを嫌がるのかまとめてみました。
子どもがストローを嫌がる・噛む理由
- ・身体のバランスが安定せず、ストローを固定するため
- ・「吸う→飲み込む→呼吸する」の操作が難しいため
- ・歯が生えてきてムズムズするため
- ・ストローを噛む事、好き・落ち着くため
- ・ストローを使う気分ではないため
- ・入れ物が嫌いなため
- ・入っている中身が嫌いなため
- ・お腹がすいていないため
- ・喉が渇いていないため
子どもがストローを嫌がる理由は、たくさんありりますね。子どもが「イヤ」とストローを拒否しているだけでなく、身体や認識の面での成長も関連していることがわかります。
関連記事
ストローマグいつから?練習なしで飲めるようる方法を伝受!
子育てのお悩みお気軽にどうぞ
【経験談】嫌がる子でもできるようになる!ストロー飲みの練習法3ステップ
子どもがストローを噛んでしまう、嫌がってしまうと練習が進まず、困りますよね。ここでは、私の経験を踏まえたストロー飲みの方法をご紹介します。子どもが興味を持ってくれるようなストロー飲みの練習法を3つのステップにまとめました。
3つのステップは図にも示したように、ステップが重なってもOKです!戻ってもOKです!逆に、ステップ②③は進んだり、戻ったりしながら練習するのがおすすめです!お子さんが楽しめるようにステップを勧めてあげてくださいね!

ステップ①ストロー遊びをしよう
まずは、ストローにコップを刺して、思いっきり遊ばせましょう。ストローを「おもちゃ」を与える感覚で子どもに渡してみましょう。子どもにとってはストローは「不思議なモノ」です。子どもは「どんなものだろう」「どういう仕組みのモノだろう」という好奇心を持ちます。
まず、思う存分に遊ばせてあげるのがおすすめです。赤ちゃんがストローを折っても、噛んでも良しです。ママがストローを咥えて子どもに「ふぅ」と息を吐いてあげても楽しそうですよね!赤ちゃんが飽きるまで、遊ばせてあげましょう。
以前の私は「子どもが○○ができるように練習させなくては」と考えて行動しがちでした。なので、子どもの好奇心というものに目が向けられていなかったです。でも、初めて赤ちゃんが触れるモノを渡すとき、子どもの好奇心を引き立てるようにするといいと学びました。そうすると、子どもは興味を惹かれ、探求心が高まるのか、練習効率も良くなります。
うちの長女は、ステップ①の時期を週に1回くらいのペースで3カ月程、長めに取りました。始めは触っているだけでしたが、徐々に口に入れるようになってくるという流れでした。最終的には口に入れて、動き回っていました!子どもが動き回ったり、ストローを噛んだりするようになったら、プラスチックストローは危険です。柔らかいゴム製のストローを使いましょう。また、いろいろな種類のストローで遊ばせてあげるとスムーズに飲めるようになるのでおすすめです!
ステップ②ママが見本を見せる
赤ちゃんがストローに触ったり、口に入れる事に慣れてきたら、子どもの新たな刺激を与えてあげましょう!そのためには、ママが見本を見せてあげるのが効果的です。ママがストローを使う姿を見て、子どもは「どうやったらストローで飲み物が吸えるのか」と好奇心を掻き立てること間違いなしです。子どもがストロー飲みが試せるように子どもには、飲み物を入れた容器を渡してあげましょう。
私がおすすめする見本を見せるタイミングは、ストローで遊んでいる時です!遊んでいる時に子どもに「みてみて!」と声を掛け見てもらいます。興味がありそうなら何回かストローを使って飲み物を吸う様子を見せてあげましょう!ステップ②は短期間でOKです!ただし、子どもがストローの仕組みを解明するには時間がいります。水分が入ったストロー容器で遊ぶ期間は長くとってあげることがおすすめです。
長女は始め、私がストローを吸う様子をじっと見てました。そのうち「吸って!」とせがむようになり興味津々でした。でも、長男は興味なさそうでした。私が見本を見せたのは、外食に行ったときや食事の時にさりげなくやっていたくらいです。それでも、子どもはみているみたいです。1週間程してから、私が吸っているストローを吸いたがるようになりました。

ステップ➂紙パック飲料で飲んでみる
子どもが飲み物が入った容器で遊ぶようになったり、もしくは、飽きてきたとき紙パック飲料の出番です!紙パック飲料はパックの側面を軽く押すと、子どもが吸わなくても水分を飲むことができます。ほんの少しだけ、側面を押して水分を口に当ててあげましょう。子どもにストローから出てきた水分が口に当たる感覚を体験させてあげます。
普段から飲み物をスプーンや器で飲むことに慣れている子の場合は、そのままパックの側面を軽く押して飲み物を飲ませ続けてあげてOKです。
長女にはステップ②に飽きてきたときに電解質の入った紙パック飲料を渡しました。長女は始め驚いてましたが、急に自分で手に持って1本飲み切りました。後日、ステップ②で使っていた容器を渡したらストロー飲みはできませんでした。でも「吸う」という動作ができるようになっていました。紙パック飲料で飲み物が飲めたのは、パックの側面を押して、吸う力を助けてもらっていたのだと思います。でも、ストローで飲み物を飲むという感覚を掴めた長女は、ステップ②にステップを戻して1週間もせずストローが飲めるようになりました。
ステップ➂のポイント
慣れるまで紙パック飲料の中身を減らしてから、渡すことがおすすめです。長女は側面を掴んだ瞬間に中身がこぼれました。

1歳児ストロー飲みができないのは問題?発達の遅れとの関連
1歳過ぎる頃には、多くの子がストロー飲みができるようになります。でも、成長発達には個人差があります。できる子とできない子に差がでると分かっていても、1歳を過ぎてもなかなかできないと子どもに発達の遅れがないかなと不安になりますよね。


知恵袋にもこんな悩みが悩みが書かれていました。
1歳6か月の子どもがいます。未だにストローも使えなくて困ってます。よその子をみるとハイハイ位の子でも普通にストローを飲むのに。うちの子は発達障害じゃないかと思ったりします。1歳半の検診項目に哺乳瓶を使っているか?とあったので、できてないのが情けなく思います。
コップでもこぼすので一人では飲ませられないし、ストローマグも好きなキャラクターのにしても使う意思もなく、無視。毎日嫌になります。もう諦めたほうがいいでしょうか。
結論から言うと、1歳過ぎてもストロー飲みができなくても、発達の遅れには影響ありません。お子さんは、自分のペースで一生懸命にストロー飲みを練習している最中です。ママは、「嫌がりながらも頑張っているんだな。」「こんな風に嫌がるようになったんだな」と子どもの成長を見守ってあげてくださいね。
でも、ひとつの事ができないと他の事もできないんじゃないか…と不安になるのも事実です。私は子どもの成長を一番近くで見守っているママだからこそ、発達への不安が生まれてくるのだと思います。
他にも、1歳になると「ストロー飲み」以外にも「歩行」や「発語」「お片付け」などいろいろなことができるようになりますよね。1歳の子どもの活動の幅が広がることで、同じ月齢の子どもたちとの交流も増えてます。頑張って子育てをしているママだからこそ、成長・発達の速度を他の子と比べるものではないと分かっていても、自然と比較してしまうものだと思います。私は子育て中に「成長・発達への遅れへの不安」は消えるものではないと思います。
私には現在、1歳の長女と2歳の長男がいます。長男の子育ては初めてだらけなので、不安が大きいです。悩んで、鬱になりかけた事があります。当時、子育ての不安を消すためには、私が勉強するしかないと思ってました。書店で5、6冊本を購入し、子育てについて勉強してました。本には「○○してあげましょう」「焦らず見守りましょう」「○○と声をかけるといい」と書かれています。やってみたんですが、心は晴れませんでした。
でも、今の私は鬱状態から立ち上がっただけでなく、子どもの成長・発達への不安も少なくなりました。それは、長男が成長が早いからというわけではありません。私自身が変わったからです。
私が変わったきっかけは、一般社団法人sunnysmile協会(通称:サニスマ)との出会いです。そこで、以前の私が無意識に自分にプレッシャーをかけて子育てをしていたことを知りました。今思うと、本を読んで勉強して、良いママを演じていたのだと思います。私は自分の本当の考えや思いを押し殺していました。今では、心から「今できなくても、いつかできるだろうな」「楽しませるには何をしよう」と思い、子育てができるようになりました。
私は子育てで大切なことは、ママが自分の思いを素直に表現することだと思います。その上で、子どもの成長・発達や子どもとの関わり方について知ることが子育ての悩みを減らすために必要だと思ってます。どのように自分の思いを子どもに伝えたらいいのか悩んだ時には、サニスマを覗いてみて下さいね。優しい先輩ママ達が困ったママに手を差し伸べてくれますよ。
発達の遅れが気になるママへ こちらの記事もおすすめです。
おススメ度★★★:「もしかして、うちの子発達障害?」そう思う前に試してほしい
おススメ度★★☆発達が遅れている子への関わり方!能力を伸ばすコツ
まとめ
1歳の子どもがストロー飲みを嫌がる原因が分かりましたね。子どもがストローを飲めるようになるためにはステップが必要です。お子さんに合ったステップの進行方法を考えてあげて下さいね。
ママの子どもの成長・発達の遅れに対する悩みは、この先ずっと続きます。ママの子育ての悩みを減らすためには、ママが自分の気持ちを素直に受け止めることです。そして、表現する事が大切です。どんな風に自分の思いを受け止めて、表現したらいいのか悩んだ時には、お気軽にサニスマにお問合せ下さい。
★詳しくはこちらから↓

#1歳ストロー飲み #ストロー嫌がる #ストロー噛む #ストローのみ練習方法

この記事を書いた人

ico(2歳長男、1歳長女)
看護師ママ
自身の経験を活かし、子育てにイライラするワーママをサポート。
漢方学を学んだナース・パーソナル腸活コーチとしてママと子どもの健康をサポート。
子育てコーチングと出会う前は、本を読み勉強しても、子どもへのイライラが抑えられずにいました。健康面ではストレスや不眠、免疫力の低下で悩んでいました。
sunnysmile協会で学び現在は楽しく、イライラしない子育てを実行中です。