子どもが発達障害だと分かったワーママの皆様、仕事を辞めるか続けるか迷われていませんか?
私は子どもが3歳のときに発達障害だと分かり、仕事を辞めて子育てに専念しやすいフリーランスに転身しました。
フリーランスになってからは、子育てに専念する時間を増やすことで、子どもの困りごとやメンタル不安定などに落ち着いて対応できるようになり、時間的にも精神的にも余裕が生まれました。
この記事では、子どもが発達障害だと分かったワーママが、仕事を辞めて子育てに専念したほうがいい理由を私の体験談を交えてご紹介します。
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目次
【体験談】仕事辞めて子育てに専念して良かった!ここが大変発達障害の育児
実際に仕事辞めて子育てに専念して良かったこと、仕事しながら発達障害の子どもを育児するのはここが大変だった、という点をご紹介します。
仕事辞めてよかった① 子どもの困りごとが改善された
1番良かった点は、子どもと向き合う時間が増えたことで、今まで時間がなくて向き合えなかった子どもの困りごとを改善することができたことです。
子どもの困りごとに対して親がしっかりサポートできるようになってからは、できなくて困ってばかりだった子どもが、徐々にできることを増やしていけるようになりました。
こだわりが強すぎる、会話が成立しない、学習サポートが必要など日常生活で色々と困りごとが多い発達障害の子どもですが、子どもの特徴や発達に合わせて親が関わり方を変えていくことで困りごとを改善することができます。
しかし、ワーママの頃はとにかく目の前のことをこなすのに必死で、子どもの困りごとや発達の遅れを放置してしまいがちな毎日を送っていました。
仕事を辞めてからは、放置しがちだった子どもの発達に寄り添う時間が増えて、今では困りごとに苛立つことなく、親子で一緒に改善することもできるようになりました。
仕事やめてよかった② 時間を気にする必要がない
2番目に良かった点は、タイムリミットや就業時間を気にする必要がなくなり、子どものペースで時間を使えるようになったことです。
私の長女の場合、子どものペースで時間を使うことを意識したことで、子どものやる気と自己肯定感を上げることができました。
発達障害児は強いこだわりやマイルールを好むことがありますが、私の長女も例外ではありませんでした。
どんなに忙しい朝でも、朝食は自分で用意する、何を着るか決める、髪型を決める、姉妹どちらから先に準備するか…全部にこだわりがあり、時間がかかっても必ず自分で決める!
そして、こだわり通りでないとすぐに怒ったり泣いたりします。
ワーママの頃は、「時間がない!」と断ってばかりで、子どものこだわりだけでなく、やる気も削いでしまい、やがて長女はママに対してやりたいこと言わなくなってしまいました。
仕事を辞めてからは、断ってばかりだった自分の行動を反省し、時間をかけてなんでもやらせてみたところ、少しずつ自分から「やりたい」と言えるようになり、今ではすっかりお手伝いが大好きなお姉ちゃんになりました!
仕事やめてよかった③ 癇癪・登園(登校)拒否に落ち着いて対応できる
3番目に良かった点は、急な癇癪、登園(登校)拒否など、イレギュラーなことを起こされたとき、落ち着いて対応できるようになったことです。
イレギュラーに対応できるようになった結果、親だけでなく、子どもにも精神的余裕が生まれたと思います。
ワーママの頃は、癇癪を起こしても時間になれば「もう行くよ!」と言って無理やり連れ出して、泣き顔のまま保育園に預ける、その度に子どもに申し訳ないことをしている気分になりました。
仕事を辞めてからは、癇癪があまりにもひどい時には「落ち着いてから行こうか?」と冷静に対応できるようになり、遅刻や欠席にも寛容になりました。
意思疎通が図れない、集団が苦手、感覚過敏があるなど、日常生活での困りごとで心が疲れやすい発達障害の子どもに寄り添える環境を作ることで、ママだけでなく子どもにも心の余裕を作ってあげられたのではないかと思います。
長女も心の余裕ができてからは、癇癪の回数が減って、今では毎日笑顔で保育園に通っています!
仕事と発達障害の育児の両立で大変だったのは「平日の療育」
仕事と発達障害の育児の両立は、定型発達の子どもに比べると大変と言われておりますが、発達障害の子どもを療育でサポートしながら仕事をするのは率直に申し上げますとかなり大変です!
療育は親のサポートや送迎が必要ですが、決して自由に決められるわけではないのです。
療育の日時は、たいてい平日の日中になることが多いので、仕事をしている場合、仕事を抜けるか、休みを取らないといけなくなります。
それでも仕事を継続していく場合、パパや周囲の方の手を借りたり、職場に理解を得るなど、周囲への理解と協力をしてもらうことで、ママ1人に負担がいくことはなくなります。
これは当時3歳だった長女の療育先が決まったときの話になりますが、いざ療育が決まったところで厳しい現実を叩きつけられました。
- 療育施設の空きは少ないことが多く、仮に空きがあったとしても希望通りの日時に療育を受けられるとは限らない
- 療育日時の空き枠は「平日の朝から昼過ぎ」が多く、休日と夕方は基本満員
- 休日と夕方の枠は「年長が優先」なので、年中以下は終業後の夕方や休日の枠に入るのは厳しい
ちなみに長女は年中に進級するまで休日枠は利用できませんでしたし、年中に進級してからも夕方の枠は基本的に満員で利用できていないのが現実です。
つまりは療育を受けるとしたら「平日の朝か昼間」しか空きがないため、平日の日中に働いている場合、必然的に仕事に穴を開けることになってしまいました。
残念ながら、私は周囲のサポートを得るのが難しい環境でしたので、夫と話し合った結果、私が仕事を辞めて長女のサポートに専念する選択をしました。
仕事を辞めたことで療育の時間を多くとることができましたので、療育を始めて半年経つころには、年少になっても3語しか話せなかった発達障害の長女が、言葉のやり取りができるようになるまで成長しました。
子どもの関わり方を変えて、療育も入れることで、発達障害の長女はできることが増えて、自己肯定感もどんどん上がっていったので、仕事を辞めることは私にとっては良き選択だったと思います。
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発達障害の子育てが最優先!ワーママ→在宅フリーランスに転身した理由
私は子どもが発達障害をきっかけに仕事を辞める決意をし、子育てに専念しやすい働き方をしたいと思い、フリーランスに転身しました。
私の前職は医療従事者で、在宅ワークで活かせる知識やスキルはまったく持っていない状態でした。
前職のスキルを活かすのではなく、新たなスキルを身につけていこうと決意し、オンラインスクールで前々から興味があったWebデザインの勉強をして、現在はWebデザイン系の仕事や、未経験でも獲得しやすいデータ入力の仕事を請け負っております。
前職とは全く縁のない業界に飛び込む決断するまではたくさん迷いましたし、決して安定収入を得ているわけではありませんが、結果として私はこの働き方を選んで良かったと思っております。
その理由についてご紹介したいと思います。
仕事を辞めた理由① 「子どもの発達のサポート」が最優先事項だったから
仕事、育児、家事、療育、子どもの発達をサポートする…周りのサポートを受けることが難しい状況ですべてを1人でこなすのが無理なのは明白でした。
やるべきことの中で何を最優先するのか、優先度の低いものはどうしていくのか、色々考えた結果、私の場合は以下の通りになりました。
- ① 子どもの発達(療育・サポート)
- ② 育児全般(子どもと向き合う時間)
- ③ 家事
- ④ 夫の仕事
- ⑤ 自分の仕事
私は幼少期のうちに発達障害の長女に合った個別療育を受けさせて、就学までに少しでもできることを増やしてあげたいと思いました。
そのため、療育やサポートなど子どもに関わることを優先し、子どもが成長してからでも取り返しがつく自分の仕事の優先度を下げました。
しかし、経済的不安も少なからずあったため、短い時間でもいいのでできたら働きたいという思いもありました。
以上を踏まえて導き出した答えが、子育て優先で無理なく働くこと=私にとってフリーランスになったというのがフリーランスを選んだ経緯です。
仕事を辞めた理由② 保育園を辞めさせたくなかったから
退職すれば保育園を退園し、幼稚園に転園することになっておりましたが、私はあえて保育園の継続を希望しました。
環境の変化に適応するのが苦手、コミュニケーションをとるのが苦手、集団行動からはみ出る、などといった特徴がある発達障害の長女のことを考えると、できるだけ新たな環境に入れるという選択はしたくないと思ったからです。
自治体にもよりますが、私の場合、開業届が必須でしたがフリーランスに転身しても保育園は継続できました!
幸いなことに保育園は発達障害の長女の特徴を理解してくださり、長女自身も落ち着いて過ごせていることなどから、退職後に開業届を出して、フリーランスに転身を決めました。
仕事を辞めた理由③ 在宅フリーランスに憧れがあった
最後の理由として、「家で自由に働くこと」に憧れていた、つまりは子どもとためでなく私自身が在宅フリーランスになりたいと思ったからです。
フリーランスに憧れた理由は色々ありますが、主に以下の通りです。
- 時間に縛られたくなかったから
- 急な病気、癇癪、登園しぶりにも対応しやすいから
- 私自身、神経質な性格で会社の人間関係に疲れやすいから
子どものために何かを諦めなくてはいけないことが多いと言われる世の中ですが、私は子どもの人生も大事ですが、自分の人生も大事にしたいというワガママな人間でしたので、思い切って自分がやってみたい道に進むことを決めました。
実際にフリーランスの道に進んでからは、収入は不安定ですし、仕事は自力で掴まないといけませんし、新たに学ぶことも多いので、決して楽ではありません。
しかし「仕方ないから」というネガティブな理由ではなく、「自分がやりたかったことだからやる!」と決めたからなのか、辛いと思ったことはありません。
自由に働けることを前向きに捉えて、私はフリーランスという生き方をこれからも続けていこうと思います。
発達障害のお悩みもコーチングで解決!サニスマで在宅起業を学ぶ
私は癇癪持ちで気難しい性格の発達障害の長女の育児に悩んでいたところ、sunnysmile協会に出会って子育てコーチングを学びました。
子育ての正しい知識と関わり方を身につけた結果、発達障害の長女の癇癪にも冷静に対応できるようになり、気難しい性格を受け入れて、子どもに合わせた関わり方ができるようになりました。
私のほかに、発達障害の子どもを持つママがsunnysmile協会で子育てを学んだ結果、以下の感想をいただいております。
- 子どものできないことにイライラしていたが、子どもを理解し、受け入れられるようになってから家族の笑顔が増えました
- 子どもの癇癪に悩んでいたが、発達段階を理解して受け入れられるようになってから、癇癪が落ち着いてきました
- 育てにくさに悩んでいましたが、子どもの特性を理解することで育児が楽になりました
多くのママが、育児のことでどうしたらいいのか悩んでいる状態からスタートして、嬉しい結果を出せていることが分かります!
また、sunnysmile協会では「子育てコーチング」のほかに主婦だからこそできる「在宅起業」について学ぶこともできます。
sunnysmile協会の在宅起業は、子育てについて正しい知識と方法を習得することで、自身の子育てに活かしつつ、ビジネスに繋げることができるのが大きな特徴です!
子育てビジネスや子育てコーチングについてもっと知りたい方はsunnysmile協会「お客さまの声」をぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
長女の発達障害が分かり、子育てに専念するために仕事を辞めてフリーランスになったことで得られたものはこちらです。
- 発達障害の困りごとが改善された
- 子どもの気持ちに寄り添う余裕ができて、ママも子どもも笑顔が増えた
- 平日の療育・癇癪や登園(登校)拒否などのイレギュラーに対応しやすくなった
- 時間と場所に捉われず、自由に働けるようになった
発達障害の育児のことで悩んでいる、育児優先の働き方がしたいが自分にできるか自信がない…
もし1人で悩まれているのでしたら、1人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
みゆき(4歳長女&0歳次女のママ)
フリーランス/埼玉県在住
発達障害と気難しい性格を持つ長女の育児に悩んでいたところsunnysmile協会に出会う。
子育てコーチング講座で適切な声掛けと関わり方を学ぶことで、親子の絆を深め、家族の笑顔を増やすことに成功