もうすぐ小学生。ランドセルや入学準備を考える時期なのに、
うちの子、このままで大丈夫かな…
普通学級?支援学級?どっちが合っているんだろう…
そんな不安や迷いを感じていませんか?
私にも発達特性のある長女がいて、就学前は同じように悩み続けていました。
調べるほど分からなくなり、気づけば夜な夜な検索ばかり…。
そんな悩みを解消するために受けたのが「就学相談」でした。
でも行く前は、「何を聞かれるの?」「何を言われるの?」と不安でいっぱいでした。
この記事では、私の実体験をもとに、
- 就学相談の流れ
- 行く前に知っておきたいこと
- ママたちのリアルなQ&A
を分かりやすくまとめています。
これって相談していいのかな…
もうすぐ就学相談だけど不安…
というママにも、少しでも「これなら大丈夫かも」と思ってもらえるような内容になっています。
少しでも安心して一歩踏み出せるきっかけになってもらえると嬉しいです。
関連記事 → 【最新】小1の壁とは?不安を解消するためにやるべきこと7選

就学相談(就学前相談)とは?対象者と1年間の流れ徹底解説

就学相談(就学前相談)は、小学校入学に向けて「どんな環境がその子に合っているか」を一緒に考えるための相談の場です。
普通学級がいいのかな?支援学級の方が安心なのかな…?
と悩むママも多いと思いますが、無理にどこかへ決められる場ではなく、子どもの特性や成長に合わせて選択肢を知るための機会でもあります。
就学相談の目的は、
- 子どもの特性や発達状況を整理すること
- 小学校生活で困らない環境を考えること
- 保護者が納得して就学先を選べるようにすること
です。
「相談=支援学級を勧められる場」と思われがちですが、実際は情報を集めて、親が判断するための準備期間というイメージの方が近いです。
就学相談を受けて、普通学級を選択した親も多くいらっしゃいますので、あまりマイナスな方向に考えずに、心配なことがあれば積極的に活用することが望ましいです。
就学相談(就学前相談)の時期は?いつまでにやる?
自治体にもよりますが、4月〜9月に申し込み期間、5月〜9月に順次就学相談を行っていることが多いです。
私の自治体の場合は、申し込み・就学相談共に5月〜9月でした。
6月上旬に申し込みをして、7月に就学相談を受けました。
ここで注意してほしいのが、自治体によって締切がかなり早い場合があること!
例えば長崎市では、令和7年度の締切が5月30日とかなり早めでした。
気づいたら終わってた…
とならないように、4月〜5月のうちに自治体のホームページをチェックしておくと安心です。
子育てのお悩みお気軽にどうぞ
就学相談(就学前相談)の対象者は?
就学相談の対象となるのは「発達や集団生活に少しでも不安がある子ども」です。
具体的には、以下のようなお子さんが対象になることが多いです。
- 言葉の遅れが気になる
- 落ち着きがなく、集団行動が苦手
- 指示が通りにくい
- こだわりが強い
- 友達との関わりが苦手
- 癇癪(かんしゃく)が多い
- 感覚過敏(音・触覚など)がある
これって相談していいレベルなのかな…?
と迷うママも多いですが、“ちょっと気になる”の段階でも相談OKです。
私の長女の場合は、
- 言葉の遅れがある
- 集団が苦手
- 口頭での指示が通りにくい
- 友達と関わるのが苦手
という様子があり、小学校生活が始まってから困らないように…と考えて就学相談を受けることにしました。
就学相談を受けるか迷っているママは、こちらの情報も参考にしてみてください↓
就学相談〜就学決定まで|1年間の流れ徹底解説!

就学相談から就学先の決定までは、およそ半年〜1年ほどかけて進んでいくことが多いです。
私の場合も、申し込みから最終決定までじっくり時間をかけて進んでいきました。
流れの詳細はこちらです↓
| 時期 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 5月〜9月 | 就学相談申し込み 就学相談実施 (必要に応じて)発達検査 | 発達検査は未診断の方に勧められることがある |
| 9月〜10月 | 学校見学 | |
| 10月 | 就学時健診 小学校と個別面談 グループ面談 | グループ面談とは、小集団で模擬授業を行い、 職員が子どもの様子を見て就学先を検討すること その間、親は個別面談 小学校でも個別面談 |
| 11月 | 就学先決定通知 ※自治体により時期は異なる | 私の場合、教育委員会の方から直接通達 |
| 2月 | 入学説明会 小学校と個別相談 | 説明会後に個別面談 |
このように、就学相談は一度の面談で終わりではなく、少しずつ段階を踏んで決まっていくものです。
実際に私と長女が1年間で面談した回数は
- 親:就学相談・グループ面談・小学校と面談(2回)・就学先決定通知時:計5回
- 子:就学相談・グループ面談:計2回
でした。
他にも事前に確認することや、保育園や療育先に聞いておくことなどが多くて大変だったのを覚えています。
だからこそ、早めに動いておくと気持ちにも余裕を持って進められますよ。
行く前に知っておくと安心!就学相談のQ&A
就学相談って、初めてだと分からないことだらけですよね。
何を聞かれるの?
ちゃんと答えられるかな…
私も行く前はすごく不安でしたし、実際に行ってみないと分からなかったポイントもたくさんありました。
ここでは、実際に受けてみて感じたことや、周りのママの声も合わせて、よくある疑問をまとめました。
Q1.就学相談は必ず受けないといけないものですか?
義務ではありませんが、支援学級もしくは支援学校を検討している場合、基本的に就学相談を受けることが前提になることが多いです。
「少しでも迷っている」という場合は、情報を知る意味でも受けておくと安心です。
Q2.就学相談の申し込みは園から?保護者から?
基本的には保護者から申し込みを行います。私も自分で申し込みました。
自治体によっては、園を通して案内が来ることもあるので、年長になったら一度確認しておくと安心です。
Q3.事前に準備しておくものはある?
必須の持ち物は自治体によりますが、特別な準備はなくても大丈夫なことが多いです。
私は質問に答えやすいように、
- 今の困りごと
- 気になっていること
- 保育園や療育での様子
- 就学に対する不安
をスマホのメモにまとめたり、療育先からいただいた記録などを写真に撮っておきました。
事前準備をしていたおかげで、落ち着いて受け答えができましたし、聞き忘れたこともありませんでした。
その場だと緊張して、「聞こうと思ってたのに忘れた…」となりがちですので、簡単にでも書き出しておくと、落ち着いて話すことができますよ。
あとは長丁場になりやすいので、子どもの暇つぶしや、頑張ったご褒美なども持っておくといいですよ。
Q4.診断がなくても就学相談は受けられる?
受けられます。
私自身は診断済みでしたが、周りのママの中には「就学相談をきっかけに発達検査を受けた」という方もいました。
なので、診断がない=受けられない、ではありません。
「気になるから相談してみる」でも大丈夫なので、安心してくださいね。
Q5.どんなことを聞かれますか?
私の場合はこんなことを聞かれました。
- 現在の困りごと
- 発達の様子(気になり始めた時期〜現在の様子)
- 保育園や幼稚園での様子
- 療育での様子
- 就学で心配していること
- 現時点での親の希望(普通学級か、支援学級か、支援学校か)
内容としては、今の子どもの様子を一緒に整理していくイメージでした。
「うまく答えなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
普段感じていることを、そのまま伝えればOKです。
Q6.逆に聞くこと・聞いた方がいいことはありますか?
あります!
気になることはとことん聞いた方がいいです。
私が就学相談で聞いたことは
- 支援学級から普通学級への転籍は可能か
- 普通学級に加配(サポート目的で担任以外の人員を配置すること)はつくか
- 支援学級に進んだ場合、中学・高校進学にどのような影響があるか
- 支援学級に入った場合の1日の流れ
- 普通学級の子たちとの交流はあるか
- 実際に支援学級から普通学級に転籍した人はいるか
「あとから調べよう」と思っても、自治体・学校によって回答が違いますし、ネット情報では得られない回答も多くあります。
その場で聞けることは、遠慮せずどんどん聞いておきましょう!
Q7.「支援学級がいい」と強く勧められると断りにくいです…
分かります…これ、すごく悩みますよね。
でも大前提として、就学先の最終決定をするのは保護者です。
教育委員会の意見はあくまで“提案”。
もし、「やっぱり普通学級で学ぶ方が合っている」と感じている場合は、遠慮せずにその気持ちを伝えて大丈夫です。
納得して決めることが、入学後の安心にもつながります。
Q8.支援学級の判断基準はありますか?
明確に「これが基準」というものはありません。
子どもの特性や困りごと、そして地域の体制によっても判断は変わります。
実際に、未診断でも支援学級に行っている子どももいれば、発達障害だと診断されていても普通学級に行っている子どももいます。
だからこそ、「うちの子の場合はどうか?」を個別に見ていきながら、どの環境で学ぶことが最適なのかを見つけていく必要があります。
Q9.グレーゾーンは支援学級?普通学級?
これもよく悩むポイントですよね。
結論から言うと、一律にどちらとは言い切れません。
発達特性や困りごとの程度、環境との相性によって変わります。
実際に、私の長女は発達グレーですが、支援学級を選択しました。
一方で、同じように発達グレーでも普通学級を選んだご家庭もあります。
だからこそ、「どっちが正解か」ではなく“その子に合う環境はどこか”で考えることが大切だと感じました。

【体験談】就学相談の結果と私が出した答え
就学相談を終えたあと、いよいよ気になるのが「結果」ですよね。私も、正直ドキドキしながらその日を迎えました。
私の住む自治体では、11月に教育センターで直接、就学先についての通知を受ける形でした。
そして、長女の結果は——「支援学級」というものでした。
この結果を聞いたとき、驚きが全くなかったかと言われると、そうではありませんでしたが、同時に、「やっぱりそうだよね」と、どこか納得している自分もいました。
というのも、もともと夫婦で「長女には支援学級のほうが合っているよね」と話していたからです。
そのため、結果を受けてからも夫婦で大きく迷うことはなく、自然と「支援学級へ進もう」という結論になりました。
長女は、周りの子と比べると発達のペースがゆっくりで、集団の中で過ごすことに少し苦手さがあります。
それは決して悪いことではなく、個性であり、長女の強みになると思っています。
だからこそ私たちは、「無理に周りに合わせる環境」ではなく「長女のペースで学べる環境」を選びたいと思いました。
その答えが、支援学級でした。
「支援学級」と聞くと、少し不安になったり、マイナスなイメージを持つママも多いと思います。
でも私は、
支援学級だからこそ、安心して過ごせる場所になり学力もついてくる
そんなふうに前向きに考えることができました。
そう思えるようになったのは、これまでの子育ての中で学んだことがあったからです。
それは、子どもに合った関わり方や環境を選ぶことで、その子の力はぐっと伸びていくということ。
そして、できた経験が増えることで自己肯定感も自然と育っていくということです。
みんなと同じじゃなくて大丈夫
我が子に合った道を選ぶのがいい
そう思えたことで、今回の就学の選択にも自信を持つことができました。
もし今、就学先について悩んでいるママがいたら、「どこが正解か」ではなく「わが子にとって安心して過ごせる場所はどこか」という視点で考えてみてほしいなと思います。
きっと、その子に合った答えが見えてくるはずです。
私が【支援学級】という選択に自信を持てたきっかけである【育児を学ぶことの大切さ】についての詳細はこちら↓

まとめ
この記事のポイントを、分かりやすくまとめたものがこちらです。
- 就学相談は、就学先を決められる場ではなく「選ぶための情報を得る場」
- 診断がなくても、「ちょっと気になる」段階で相談してOK
- 自治体によって時期が違うため、早めの情報収集が大切
- 就学先の決定までは、半年〜1年ほどかけて段階的に進む
- 事前に困りごとや不安を整理しておくと、落ち着いて相談できる
- 分からないことは遠慮せず、その場でしっかり聞いてOK
- 支援学級か普通学級かに正解はなく、「その子に合う環境」が一番大切
- 最終的に決めるのは保護者。納得して選ぶことが何より大事
就学先選びは、これからの学校生活に大きく関わる大切な選択です。
だからこそ、「どこが正解か」ではなく、「わが子にとって安心して過ごせる場所はどこか」という視点で考えてみてください。
その視点を持つことで、不安の中でも少しずつ「これでいい」と思える答えが見えてくるはずです。
焦らずに、ひとつひとつ情報を知りながら、わが子に合った道を選んでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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一般社団法人sunnysmile協会は、子育てや働き方に悩むママのためのコミュニティです。
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お困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。この記事を書いた人

みゆき(6歳長女&2歳次女のママ)
フリーランス/埼玉県在住
発達障害と気難しい性格を持つ長女の育児に悩んでいたところsunnysmile協会に出会う。
子育てコーチング講座で適切な声掛けと関わり方を学ぶことで、親子の絆を深め、家族の笑顔を増やすことに成功