2歳はイヤイヤ期真っ只中で、言葉も出始めてくる時期。「トイトレはやっているけど、思うように進まない…。」というお悩みありませんか?
実は2歳児のトイトレがうまくいかないのには原因があります!この記事を最後まで読むことによって
- 2歳のトイトレが上手くいかない原因3選
- 2歳児の排尿機能と排尿間隔
- 【体験談】トイトレの注意点4選!オムツを取るためにやめたこと
が分かります。2歳でもスムーズにストレスなくオムツが取れるように、ぜひご家庭で実践してみてくださいね♪
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目次
【2歳】トイトレうまくいかない原因3選!
2歳児のトイトレがうまくいかないのには、はっきりとした原因があります。この原因をママがきちんと知ることで、子どもへの対応も分かりますし何より気持ちが楽になりますよ。
原因①トイレを嫌がる・怖がる
子どもはトイレが何をするところなのか、入っても大丈夫なところなのか理解していません。ママやパパが毎日入っていくけれど、中で何をしているのかわからない。そんな場所にいきなり「はい、行ってみよ~!」と言われたところで、行きたくはならないですよね。ご家庭によっては狭かったり、暗かったり、窓が無く閉塞感があったりするでしょう。
トイレを嫌がる原因を想像して、環境を変えたりママやパパが実際にトイレをしているのを見せてあげたりすることで、子どもはトイレに対して理解と安心感が得られます。既に実践しているご家庭でも何かのきっかけで急に嫌がることもあるので、今一度原因を探ってみてもよいですね。
例えばトイレにある絵が怖い、便器を汚して怒られたトラウマがあるなど具体的な原因がみつかることもあります。
原因②おしっこやウンチを教えてくれない
トイトレ開始時期の目安として
- 一人歩きができる
- 「~とって」などの簡単な指示理解ができる
- 簡単な問いかけに言葉で答える
というのがあります。
この3つがクリアできている状態であるとトイトレが進みやすいのですが、おしっこやウンチが出た時(もしくは出る前)に言葉やジェスチャーで伝えてくれない場合は、言葉の発達がこの目安に到達していない可能性があります。
また、日常生活でコミュニケーションがきちんととれている子でも、「トイレ行く」と言葉で伝えられないのは尿意のタイミングが分からないからかもしれません。
もう少しゆっくりとトイトレを進めてみる、もしくは一旦お休みしてみることで、子ども自身が適切なタイミングが訪れた時に一気に進むということもあり得ますよ。
トイトレしないでオムツ卒業した話→【体験談】トイトレしないとどうなる?なしでパンツにする進め方 – 一般社団法人sunnysmile協会
原因③ママやパパが不安・過敏になっている
朝起きてから夜寝るまでずっとトイレのことを考えて、子どもにも「トイレトイレ」と言っていませんか?それ、子どもにとってストレスになっているかもしれません。
子どもは大人が思っているよりもとても繊細で、ちょっとした表情や態度、言葉の変化を読み取ります。「いつもと違う」と感じると拒否反応が出る子もいます。
トイトレ中にトイレのことを考えるなというのは無理難題ですが、なるべく子どものプレッシャーにならないように誘導してあげたいものです。
子どもには一人一人特性がありますから、その子に合わせた対応や声掛けをすることでお互いにストレスが減りますよ。
排泄機能の発達段階は?2歳の排尿間隔はどれくらい?
日本小児泌尿器科学会の小児の排尿機能発達と愛知県小児科医会の排尿のしつけによると2歳代の排尿間隔は、個人差はありますが2~3時間とされています。
2歳代になると膀胱に溜められるおしっこの量は増えますが、まだ長時間の我慢はできません。尿意を感じた途端に反射的に膀胱が縮んで勝手に尿が出てしまうからです。
ですが成長とともに、尿意をもよおすと膀胱の反射的な収縮を抑える為に、尿道の括約筋(かつやくきん)を必死にちぢめて尿が漏れないようにすることができるようになります。
このようにおしっこをある程度我慢することができるようになるのは3歳代が多いです。
2歳代のトイレ誘導のポイント
- 2時間くらい経ったら声を掛ける
- 2時間以上の間隔でトイレに誘い、50%成功していればパンツに変えてもOK
- 子どもが自分から「おしっこしたい」と言えるようになったら最高!
このような流れでできるとスムーズですね!
もうすぐ3歳の子は合わせて読みたい!→3歳の子どもが嫌がってトイトレ拒否!原因と対処法9選
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トイトレうまくいかない時の注意点!コレをやめればすぐにオムツが取れる!
トイトレをが上手くいかない時は、一旦止まってトイトレの注意点を意識してみると良いですよ。NGなかかわりをやめた途端にオムツ外れが一気に進む子も多いので、ぜひ試してみてくださいね。
注意点①失敗したときに叱る、落胆する
1度叱るとトイトレが一気に停滞、もしくは後退します。
私は次男の時になかなかオムツが取れない焦りから、何度か怒ってしまったり目の前でため息をついてしまったりしたことがあります。そうするとやはり「おしっこ出ちゃうからオムツ履く」と言って、トイレに行ってくれなくなりました。次男は我が家に3兄弟の中でも特に繊細で気にするタイプでした。
記憶力が良い子や繊細な子は、そのことが原因で将来排せつトラブルを抱えるリスクが高くなってしまうこともあります。「いつかオムツはとれる」という気持ちで臨まないと、子どももママもパパも辛い経験となってしまいます。
注意点②褒め方を間違えている
トイレに行くたびに大袈裟に褒めすぎていると、褒められたいがために、何度もトイレに行き無理しておしっこを出そうとする子もいます。初めのうちは盛大に褒めていてもよいのですが、何回かトイレでおしっこができるようになったら、ある程度膀胱に溜めて適切な量が出た時に褒めるようにするのがトイトレを先に進めるポイントです。
またできたらシールを貼っているというご家庭は、シールを貼るルールをきちんと守ることです。
- おしっこ出来たらシールなのに「貼りたい!」と泣きわめくから諦めて貼らせた
- ウンチの時だけ2枚だけど今日はおしっこで2枚貼った
このようにルールが無視されていると「おしっこ出なくても貼れる」と子どもが認識してしまい、ご褒美制度もうまく機能せず、トイトレが進まなくなることがあります。毅然とした態度で「おしっこ出たらシールね」などと伝えることが重要です。
我が家の長男もご褒美シール作戦を導入していたことがありましたが、結局私がなあなあになってしまい最後はただトイレに足を踏み入れただけでシールを貼れることになっていました。一緒にルールを作って一緒に守るということがいかに大切かがわかりました。
注意点③トレーニングパンツを履かせている
トレーニングパンツは布が何層にも重なっていて、おしっこが出たら濡れた感覚はあるが床にはあまり漏れないという機能の商品です。実際、我が家の次男も一時期履いていましたがあまり効果はありませんでした。
理由はオムツとさほど違いがないからです!
濡れた感覚はあっても本人は気にせず遊び続けていましたし、床にも漏れないのであの「やっちゃった感」が味わえないのです(笑)ですのでトレーニングパンツはやめて布パンツにしたら、何度か漏らしましたが「おしっこ漏れそう」と教えてくれるようになり、自分でトイレに行けるようになりましたよ。
心構えは必要ですが、思い切っていきなりパンツにした方がオムツがすぐ取れるケースが多いですね。
注意点④パパやママが頑張りすぎている
こちらが頑張れば頑張るほど進まない、あるいは後退する子どもも少なくありません。実際に、summysmile協会のママたちに実施したトイトレについてのアンケートでも
声掛けやシール作戦など親が頑張っていた時はイマイチでしたが、肩の力を抜いてそのうち外れるだろうなテンションで関わり始めたら1ヶ月以内に終わりました。
失敗しても、全然良いよ!なマインドで対応することで、ストレスなくトイトレできました。いつか外れる!
自分がよく寝た日やほかの家事を何もしない日に、子どものトイレを気にしてあげようというくらいの気持ちでやりました!
このように回答したママがいました。私自身も5歳の長男と3歳の次男のトイトレをゆるくしましたが、あれこれ頑張りすぎているときは本当に進みませんでした。
気にするのをやめた途端にオムツが外れたりもするので、頑張りすぎなママや焦っているママは一旦止まることも大切ですね。
イヤイヤ期で参っているママはこちらも読んでね♪→イヤイヤ期到来!!5つの理由と3つの実践的な接し方 – 一般社団法人sunnysmile協会
まとめ
この記事では
- トイトレがうまくいかない原因3選
- 排尿機能の発達段階、2歳の排尿間隔は2~3時間
- トイトレがうまくいかない時にやめてみると良いこと4選
をお伝えしました!
2歳のトイトレは一進一退。
上手く進まなくて当たり前です。
でも一度立ち止まって見直し、その子に合ったトイトレ方法にすることで、急にオムツ外れが進むこともあります。
ママやパパ、子ども自身もストレスフリーで楽しくトイトレができるように、この記事で紹介した方法をぜひ取り入れてみてくださいね。
子どもの子育てにお悩みの方は個別相談もできますので、お気軽にご連絡ください♪
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子育てのお悩みお気軽にどうぞ
この記事を書いた人
ゆり(4歳、3歳、1歳男の子3人)
介護福祉士歴12年のワーママ。
sunnysmile協会で子育てコーチングを学び、忙しい中でも最大限に子どもとの関りを持ち満足のいく育児ができている。2024年内に個人事業主として在宅ワーカーに転身予定。