ま~たケンカしてる…。うちの子たち、仲が悪いけどこのままで大丈夫かな~。
年子を育てていると、毎日のように兄弟げんかを見ることになりますよね。あまりに続いていると、ふと不安になる瞬間はありませんか?
私も年子の子どもたちを育てる中で、何度もそんな気持ちになりました。でも保育士としてたくさんのきょうだいを見てきた経験と、当事者として過ごしてきた日々から、ちょっと違う景色が見えてきました。今日はその本音を、4つの視点でお伝えします。
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目次
年子の仲悪くて「またケンカしてる…」その悩み、実はよくあること

年子は発達や能力に大きな差がないぶん、「どっちが先にできるか」「どっちが多くもらえるか」と比べたり張り合ったりしやすいです。しかも一日中一緒にいる時間が長いから、ぶつかる回数も自然と増えやすい。
「今日はどっちが先に絵本を選ぶか」で一悶着、なんて場面は、年子家庭では日常茶飯事ですよね(笑)おもちゃの取り合いも、順番争いも、席の取り合いも、二人の距離が近いからこそ起きるすれ違いです。
育て方が悪いわけじゃなく、年子という組み合わせの構造上、ぶつかりやすいのは当然のこと。年の差が離れたきょうだいでは起きにくい種類のぶつかり合いだと思うと、少し納得できませんか。

年子の仲が悪いからこそ今、伝えたい4つの視点

結論からお伝えすると、年子の仲が悪いと感じても、それは決して珍しいことではありませんし、あなたの育て方が悪いわけでもありません。ここでは4つの視点で、その理由をお伝えしていきますね。
視点①:けんかは悪いことばかりじゃない
相手にイヤだった気持ちや悔しかった気持ちを、ちゃんと言葉や態度で出せるのは、感情の発散になっているし、自分の考えを伝える練習にもなっています。泣いたり怒ったりしながら、そのあとにけろっと仲直りしている姿を見たことはありませんか?
子どもなりに、譲る加減や謝るタイミングを、けんかを通して学んでいます。目の前のけんかにハラハラしてしまいますが、長い目で見れば、これから生きていくために必要な力を、今まさに育てている最中です。感情をため込まず出せる相手がそばにいること自体、実はひとつの財産なんです。
けんかが多いのは、それだけ本音でぶつかり合える関係だという証でもあります。無理に仲良くさせようとしなくても、大丈夫ですよ。まぁ手や足が出るケンカに発展した場合は、ある程度で仲介に入ってキックやパンチではなく言葉で相手に伝えることを教えましょう。
視点②:仲が悪いのは親のせいじゃない
きょうだいの仲が悪いと「私のせいかもしれない」と苦しくなりますが、実際には子ども自身の性格や受け止め方の違いによるところも大きいです。同じように叱っても、平気な顔をしている子もいれば、深く傷ついてしまう子もいます。きょうだいでも十人十色なんですよね。
だからこそ、きょうだいそれぞれの感じ方の違いが、仲の良し悪しにも影響しています。だから「私の育て方のせいだ」と一人で全部を抱え込む必要はありません。完璧な声かけができる親なんて、どこにもいないのですから。まずはその重荷を、少し下ろしてあげてほしいと思います。
悩みながらも向き合っている時点で、もう十分に頑張っていると、私は思います。親子でもきょうだいでも一人ひとり違う人間だもの。みんな違ってみんないい!自分を責める時間を、今日から少しずつ減らしていきましょう。

視点③:今日から配慮できることがある
ママの普段の関わり方を大きく変えなくても、今日から少しずつ意識できることがあります。5分でもいいからひとりひとりと1対1で親子で向き合う時間をつくることなど、小さな積み重ねが関係を変えていきます。
ちなみに私はどうしたのかというと、子どもたちがいくらケンカしていても私自身は機嫌良く、ポジティブな声掛けをするようにしてみました。結果、何となくですが前ほど激しいケンカへの発展は減った気がします(笑)。あくまでわが家のやり方です。
声かけや大人自身の振る舞いを見直すだけで、きょうだいの関わり方は少しずつ変わっていきます。完璧を目指さず、できそうなものからひとつずつ試してみてください。特別な道具も時間もいりません。今日の夕方からすぐに始められることばかりです。夫婦間で見直したいこともあるので、具体的な内容はこのあと詳しくお伝えしますね。
視点④:今は仲が悪くても、将来は変わっていく
年子きょうだいは、成長とともに関係性が大きく変わっていくケースがとても多いです。「このまま大人になっても口をきかない関係になったら」と先のことまで心配になる気持ちはよくわかりますが、今の姿だけで将来を決めつけなくても大丈夫です。
年齢が近い分、思春期や大人になってからも共通の話題や経験を持ちやすく、それが後々の関係を支えることもあります。周りの年子きょうだいの多くも、似たような時期を経て、少しずつ穏やかな関係に落ち着いていっています。今の姿は、長い関係の中のほんの一場面にすぎません。
焦らず、比べず、これから先の長い時間の中でじっくり見守っていきましょう。

年子の仲が悪くても大丈夫!でも、実はもうひとつ気にしたいこと

ここまでの4つの視点で、少し肩の力が抜けていたら嬉しいです。ただ、ひとつだけお伝えしておきたいことがあります。
それは、夫婦がお互いにイラっとした時、どんな態度を取るかを子どもたちは意外とよく見ている、ということ。子どもへの接し方だけでなく、パパとママがどう向き合っているかも、きょうだい同士の関わり方のお手本になっていることがあります。
ため息のつき方や、言い返す時の口調まで、子どもは案外しっかり覚えているもの。「親のせい」と決めつけて自分を追い込む必要はないけれど、夫婦の姿を振り返ってみるのは意味があることだと、私自身も感じています。
年子の仲が悪いからこそ今日からできること

年子の仲が悪いように見えると、「私の関わり方がいけなかったのかな」と不安になることもありますよね。でも、すべてを一度に変えようとしなくて大丈夫です。子どもへの声のかけ方や夫婦のやり取りを少し振り返るだけでも、家庭の空気はゆっくり変わっていきます。
大切なのは、完璧にできることではなく、気づいた今日から小さく始めること。ここでは、無理なく取り入れられる関わり方を紹介します。
今日からできる!子どもへの関わり方
「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」で片付けず、それぞれを名前で呼ぶこと。きょうだいを比べる声かけを避けること。短い時間でも、ひとりひとりと1対1で向き合う時間をつくること。「今日はあなたの話をゆっくり聞かせて」というひと言だけでも、子どもにとっては十分特別な時間になります。

夫婦間で見直したいこと
夫婦でイラっとした時、どんな言い方や態度を取っているか、一度振り返ってみてください。「今のは言い方がきつかったかも」とあとから振り返るだけでも、変化のきっかけになります。特別なことをする必要はなく、まず気づくことから始めれば十分です。
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この記事を書いた人

ゆい(4歳男の子、3歳女の子)
3、4歳の年子ママ。保育士として1,500人以上の子どもたちと携わる。2人目の妊娠をきっかけにを個人事業開始。現在、地元の事業家や専門家と共に商品開発を進めている。情報発信やスキル提供で出会った人達へ笑顔を提供しています。仕事のモットーは「気持ちにまっすぐ」「頑張らないように頑張る」Instagramでは帰宅後10分腸活レシピを発信中♪
#年子#仲が悪い