子育てコーチングを学びたいと思った時の選択肢の一つとして、本から情報を得るという方法が思い浮かびますよね。本は購入してしまえばいつでも読み返すことができますし、メモを書いて自分が分かりやすいように記録しておくこともできます。それに本を読んでいる自分ってかっこいい!(笑)
そんな魅力がいっぱいの本ですが、どういう本がいいのかわからず選ぶときに失敗したり、読んでも実際の子育てに通用しなかったりすることもありますよね。
私は2か月に1冊ほどを読んでいますが、今まで子育てコーチングの本選びに失敗したことも何度もあります。そこでこの記事では、子育てコーチングの本おすすめTOP10と子育てコーチング本を選ぶポイントをお伝えします。
しかしながら、私自身は子育てコーチングの本を読んで実践してもあまり効果がありませんでした。
読む→実践する→うまくいかない→じゃあどうする?
となってしまい、「また別の本を買って読まないと!」と時間とお金を費やしていました。そんな私が1発で悩みを解決できた方法も、記事の最後に紹介していますのでぜひ読んでくださいね♪
子育てに悩んでいるママにはこちらもおすすめ→子育てコーチング炎上の真相!実践してみて感じた難しさと誤解 – 一般社団法人sunnysmile協会
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目次
【必読】子育てコーチングが気になるあなたへ!おすすめ本ランキングTOP10!
子育てコーチングを学びたいと思っている方に読んでほしい本TOP10をご紹介します!ご紹介する本はすべて子育てコーチングの講師として活動している私や同じ講師仲間が読んだ本、現役保育士がおすすめする本です。
直接的に子育てコーチングと書かれていない本もありますが、考え方や声掛け方法、ママ自身のマインド形成に役立つものをご紹介しています。今回は、
- 初心者向け
- 中級者向け
- マインド形成
の3つに分けてご紹介します。私が実際の子育てで効果のあった本もありますので、ぜひチェックしてくださいね♪
初心者向け!子育てコーチングとは何かを知ることができる本
TOP➀子育てコーチングの考え方や子どもの発達段階を知りたいママにおすすめ『子どもへのまなざし』
佐々木正美先生は児童精神科医で、川崎医療福祉大学特任教授、横浜市リハビリテーション事業団参与。アメリカの心理学者エリクソンの発達論を取り上げ、子どもの発達段階でおさえておくべきポイントやクリアしておくべき課題について書いています。また児童精神科医として今まで触れ合ってきた経験から感じた事や考えた事が、優しい言葉でつづられています。ちなみにこの本は続編と完結編の3部作になっています。
TOP③子育てコーチングの根本を分かりやすく解説!『子どもの心のコーチング』
コーチングやコミュニケーションが専門の著者菅原裕子が、コーチングの技術を応用して子どもの能力を引き出し、自分で考えて答えを出せる方法を紹介しています。親自身が成長することによって子どもの生きる力も育まれる。「なるほど」と思わず頷いてしまうような内容になっています。
TOP③アドラー心理学も学べて我が子がすぐに変わる『魔法のピットインカード』
著者はアドラーコーチング協会の代表で、ピットインカードというさまざまな表情のウサギの絵が描いてあるカードを使用したコミュニケーション方法を紹介しています。カード付きの本なので、コーチング初心者でも読みながら実践できる1冊です。実際に「カードを使ったら普段話さない子どもが気持ちを話してくれた!」と効果を感じている人もいます。
TOP④実際にどう声掛けをすればいいのかわからないママにおすすめ『コーチングで学ぶ「言葉かけ」練習帳』
国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの著者石川尚子が、普段の言葉かけをちょっと変えるだけで大きな変化があるということを、具体例を交えて説明しています。練習帳というタイトルの通り、実際にどんな言葉に変えたらいいのか考えるページもあります。コーチングに基づいた言葉かけが自然とできるようになる不思議な1冊です。
中級者向け!子育てコーチングに通ずる考え方がわかる本
TOP⑤子どもの将来を見据えた論理的な子育てがしたいというママ向け『自己肯定感を高める子育て』
著者はUCLA医科大学精神科臨床教授とカリフォルニアの児童青年心理療法士の2人。脳科学に基づいた子育て方法、声かけ方法が紹介されています。実際の悩みに対して、科学的な根拠に基づいた解決方法が書かれているので、すぐに実践してみようと思える内容になっています。勉強という点では面白いのですが、専門的な言葉や難しい内容もあるため、気軽に読みたいママには合わないかもしれません。
TOP⑥子育てでイライラ・不安なママやそんなママにアドバイスをする専門家におすすめ『子育てお悩み相談室』
この本もTOP➀でご紹介した佐々木正美先生の本で、先生がママからのリアルな相談に答えていくという本です。書いてある内容はとても参考になる事ばかりなのはもちろん、先生の言葉遣いや文章から読み取れる雰囲気が柔らかく、読んでいてほっこりするような本です。
TOP⑦新しい観点からの子育てを知りたいママにおすすめ『「ママ、うれしいわ」が子どもを育てる』
この本は古代中国の書物❝孫子❞に記されてある兵法、つまり戦い方や勝つための理論を子育てになぞらえて書かれたものです。「子育ては戦わずして勝つ!」というコンセプトで具体的な育児のエピソードやケースが書かれています。子育てコーチングのような子どもをうまく導く方法を楽しく知ることができます。
TOP⑧乳児期の子どもへの接し方が知りたいママにおすすめ『語りかけ育児』
この本の語りかけ育児とは1日30分間、静かな場所で否定や質問をせずに、ただただ向き合うことで子どもの発達する力を目一杯発揮できるという方法です。月齢ごとの発達の度合い、遊び方、語りかけの方法など詳細に書かれています。実際に私がこの方法を試してみたら、以前よりも子どもが落ち着いた時間を過ごせるようになったと感じました!細かい字が苦手…という方にはコミック版がおすすめです。
子どもと一緒に読みたい!子育てコーチングのマインド形成にとっておきの絵本
TOP⑨いつも心配して先回り育児をしてしまっているママへ『はじめてのキャンプ』
これは絵本なのですが、コーチングの考え方に非常に似ているなと思ったので紹介します。小さな女の子が大きな子に交じって一人で初めてのキャンプに行くというお話です。子育てコーチングの考え方である子ども自身の内なる能力を信じるということにつながってきます。子どもに読んであげてもいいですし、大人が読んでも心が温かくなる1冊です。
TOP⑩子育てにも自分自身にも自信が持てないママにおすすめ『あなたがうまれたせかい』
こちらも絵本ですが、子育てで頑張りすぎているママが読めば心がスッと軽くなり、自己肯定感を高めてくれるような1冊です。何かに躓いたり悩んだりした時も、自然は平等に私たちに接しているということを優しく語りかけてくれる絵本です。このマインドが子育てコーチングにも大切なのだと感じました。
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子育てに実践できなければ意味がない!子育てコーチング本を選ぶポイント
上記でおすすめの子育てコーチング本をご紹介しましたが、実際に本を購入してもきちんと最後まで読んで、自分の子育てに還元できなければ意味がありません。そこで私がおすすめする子育てコーチング本を選ぶ時のポイントをお伝えします。
簡単にできることばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね♪
ポイント➀目的に合った本を選ぶ
1つ目は、本を選ぶ前に目的を決めておくことです。本を読んでどうなりたいのかをイメージしておくことで、その目的に合った本を選ぶことができます。
例えば「小学生の子どもが自分で勉強できるようになるための方法を知りたい」という目的があれば、❝小学生の子がどんどん勉強するようになる親のすごい声かけ❞という本が目的に合いますよね。
また「子どもに怒らないようになりたい」という目的があれば、❝[タイプ別]子どものコーチング もう怒らない子育て❞という本が目的に合います。
自分が今子育てコーチングの何が知りたいのか、子育てコーチングを学んでどうなりたいかを明確にしておくことで、自分に合った本に出合うことができますよ。
ポイント➁著者のプロフィールを見る
2つ目は著者がどのような人なのか、どんな経歴を持っているのかを見るようにすることです。
例えば❝○○大学の教授で子ども3人を育て上げた❞とか❝子育てで何度も悩んで挫折したママ❞とか。自分が気になる肩書や体験をした著者がいないか探します。
私が着目しているのは同じような経験をしていないかということです。私の場合だったら、男兄弟のママで仕事をしていて子育てと仕事の両立に悩み、余裕が無くなって子どもにイライラしてしまっていた過去があるというようなプロフィールだったら、「あ、読んでみようかな」と思いますね。
著者が自分と同じような経歴や経験だと、書いてある内容もすんなり入ってきやすくなります。全く違う経歴でも「え!すごい!」と思ったり、興味を惹かれる要素があったりすると読む意欲も湧いてきます。
そしていい著者に出会えたら、その著者がおすすめしている他の著者の子育てコーチング本を調べてみてくださいね。いい著者は他のいい著者の本を必ず知っていますので、もっといい本に出会うことができるはずです。
本屋さんでもネットでも著者のプロフィールは見ることができますので、ぜひ着目してみてくださいね♬
ポイント③パッと見た時のインスピレーションで決める
3つ目はインスピレーションで決めることです。
「え?感覚でいい本に出会えるの?」と疑問に思うかもしれませんが、そういう選び方でもいいんです!ですが決して「他に良いのないし、これでいいや!」と決めるわけではありません。
パッと見た表紙のデザイン、フォント、挿絵、ペラペラとめくってみて「読みやすようだな~」と感じたなど何かいいな思ったら、きっと自分にとっていい本だということです。
反対に絵や文章の書き方が好きではない、読みにくそうだなと感じたなど「いいこと書いてあるんだろうけど、なんか引っかかるな~」と思ったら、きっと最後まで読めないですし、欲しい情報が書いてあったとしても頭に入ってきません。
本との相性もいい子育てコーチング本に出会うために必要な要素です。ぜひ自分のインスピレーションを大事にしてくださいね。
子育てコーチングって大丈夫?と疑問を持つママはこちらも→子育てコーチング炎上の真相!実践してみて感じた難しさと誤解 – 一般社団法人sunnysmile協会
子育てのお悩みお気軽にどうぞ
【経験談】我が子に一番使えたのは本ではなく、オンラインの子育て講座だった!
私は子育てコーチングの本をたくさん読んでも、根本的な子育ての悩みの解決には至りませんでした。なぜかというと、本を読んで学ぶというのは一方通行だからです。
確かに情報はたくさん書いてありますし、やり方が詳しく載っている本もあります。しかし読むだけでは著者が書いたことを受け取るだけに過ぎず、わからない事があった時ややってみて失敗した時、また新たな悩みが出てきた時などは質問することができません。
誰かに相談するにしても、誰に相談したらよいかわかりませんでした。ママ友に話すのは気分転換にはいいけれど結局愚痴大会になってしまうし、専門家に話すというのは堅苦しくて嫌でした。そこで私はオンラインで子育てコーチングの学習ができる、一般社団法人sunnysmile協会に入会しました!
sunnysmile協会では、自分のペースに合わせて講座で学習ができる上に、定期的に相談会やセミナーも開催されているのでそこで質問や悩み相談などが気軽にできるんです!
自分と同じように今悩んでいるママもいますし、もう子育てを終えた先輩ママもいます。いろんなママの話を聞くことで「自分だけじゃないんだな」と安心することができますし、悩みの解決方法もたくさん知ることができます。
本を読むだけでは解決できないことが、講座で学ぶことによって解決できるんです。
私は、ここまでアフターサポートがある協会は他にないと思っています。私にとっていつでもそばにあって気軽に子育ての悩みを打ち明けられる場所が一般社団法人sunnysmile協会です。
現在私は子育てコーチング認定講師の資格を取って、お仕事として活動させてもらっています。一般社団法人sunnysmile協会は、子育てと仕事の両立も叶えられる場所にもなっています。
まとめ
この記事では
- 実際に効果があった子育てコーチング本TOP10
- 子育てコーチング本を選ぶ時のポイントは目的・著者・インスピレーションの3つ
- オンライン講座で子育ての悩みが気軽に解消できた
という内容でお話ししました。
子育てコーチングを学ぼうとされている方に共通してお伝えしたいのは、学習→チャレンジ→振り返り→再チャレンジを繰り返していって欲しいということです。
本でも講座でも学ぶことができるのには変わりありません。ですがその得た情報を自分のものにして実際に子育てに生かすことができるか、自分の子どもに合った方法を見つけられるかが大切になってきます。
本を読んで子どものために学ぼうとしているママは本当に素晴らしいです♡この記事がいい子育てコーチング本に出会うきっかけになれば嬉しいです♬
一般社団法人sunnysmile協会って?→脱イライラ育児!子育てコーチングとは一体・・・!? – 一般社団法人sunnysmile協会
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この記事を書いた人
ゆり(4歳、3歳、1歳男の子3人)
介護福祉士歴12年のワーママ。
sunnysmile協会で子育てコーチングを学び、忙しい中でも最大限に子どもとの関りを持ち満足のいく育児ができている。2024年内に個人事業主として在宅ワーカーに転身予定。