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子どもが手洗いを嫌がる…保育士ママ直伝!理由と楽しく続く4つのコツ

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最近、外から帰っても嫌がって手を洗ってくれなくて…。『洗って!』って言うほど逃げちゃうんです。

わかる〜! うちの年子も、イヤイヤ期の時は寒くなってくると洗面所に連れて行くだけで『いやー!』ってなってたよ(笑)

保育園ではちゃんと洗ってるって聞くのに、なんで家だとダメなんだろう…。

保育園では上手に洗えるのに、おうちだと全力で逃げる!(笑)これ、実はとってもよくある姿なんです。秋から冬にかけては風邪や胃腸炎がはやる季節。「手だけは洗ってほしい!」と思うほど、ママの声も大きくなってしまいますよね。

この記事では、長く保育士として働き、今は年子を育てている私が、子どもが手洗いを嫌がる理由と、保育園でしている工夫をおうち向けにアレンジした4つのコツをお伝えします。

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子どもが手洗いを嫌がるのはなぜ?からだとココロの理由

正直、「手洗いくらい、さっとやってくれたらいいのに」と思いますよね。その気持ち、すごくわかります。でも、子どもが手洗いを嫌がるのには、ちゃんと理由があります。大人にとっては数十秒のことでも、小さな子にとっては「冷たい」「しみる」「遊びをやめなきゃいけない」と、イヤなことがいくつも重なっているんです。

理由がわかると、「どうして言うことを聞かないの!」というイライラが少し軽くなります。ここでは、保育の現場で見てきた理由を「体」と「気持ち」の2つに分けてご紹介します。

「冷たい」「しみる」からだの理由

寒くなると、水道の水はぐっと冷たくなります。大人でも「ひゃっ」となる冷たさは、子どもにとってはもっとつらいもの。また、乾燥で手が荒れていると、石けんや水がしみて痛いこともあります。保育園でも、冬になると手洗い場の前で立ち止まる子が増えます。「洗いたくない」のではなく「冷たくて痛いのがイヤ」というケースは本当に多いんです。

ほかにも、洗面台に手が届きにくい、袖がぬれて気持ち悪い、泡が目に入ったことがあって怖い…など、体の小さな不快感が積み重なっていることも。まずは「何がイヤなのかな?」と、子どもの目線の高さで洗面所を見てみると、意外な原因が見つかるかもしれません。

「まだ遊びたい」気持ちの理由とわが家の場合

もうひとつ大きいのが気持ちの理由です。帰宅した瞬間、子どもの頭の中は「おうちであのおもちゃで遊びたい!」でいっぱい。そこへ「まず手を洗って!」と言われると、楽しいことを止められたように感じてしまいます。2〜3歳ごろの「自分でやりたい」「ママの言う通りにはしたくない」という気持ちが重なると、手洗いは一気にバトルの種になります。

わが家でも、保育園から帰ってきた直後はお腹が減っているようで「お菓子食べたい」という気持ちが先走り、「外から帰ったら手を洗おうね」と言っても「いやだ」と抵抗されることがよくありました。特にイヤイヤ期は、自分の気持ちが優先になってしまうのも当然のこと。

それでも私は根気よく、「バイキンがいっぱいついた手でおやつを食べると、バイキンもおやつと一緒にお腹の中に入っちゃうよ」と、毎回伝えるようにしていました。それだけでは完璧にうまくいかないので、手洗いそのものを楽しくする工夫も必要だと感じていました。

家では手洗い嫌がるけど保育園ではどう教えている?保育士の工夫

「園ではちゃんと洗えているのに…」と感じるママは多いと思います。実は保育園の手洗いには、子どもが自然とやりたくなるような仕掛けがたくさん詰まっているんです。保育士は「洗いなさい」と言うより、「みんなでやると楽しい」「できたらうれしい」と感じられる流れを作っています。

おうちで全部同じにする必要はありませんが、ヒントはたくさんあります。ここでは、私が保育の現場でしてきた工夫を2つご紹介します。

歌と順番で、手洗いを「いつものこと」に

保育園では、手洗いソングを歌いながら洗うことがよくあります。「手のひら・手の甲・指の間・親指・爪・手首」と、歌に合わせて洗う順番を覚えられるので、子どもも迷わず洗えます。また、外遊びのあと・給食の前・トイレのあとなど、手を洗うタイミングが毎日同じ。「次は手洗いの時間だね」と流れが決まっているので、子どもも心の準備ができるんです。

手順を絵にしたポスターを貼っている園も多いですよね。大切なのは、手洗いを特別なイベントではなく「ごはんの前は手を洗うもの」という当たり前の流れにすること。おうちでも「帰ったら手洗い」をいつも同じ順番にするだけで、ぐっとスムーズになります。

「自分でできた!」を見せる仕掛け

子どもは「見てて!」が大好き。保育園では、きれいに洗えた子に「指の間まで洗えてるね!」と具体的に伝えたり、お友だち同士で「ピカピカになった?」と見せ合ったりします。上手な子のまねをしたくなるのも、集団ならではの力です。

また、泡で出るハンドソープを使ったり、踏み台を置いて自分で蛇口に届くようにしたりと、「ひとりでできる」環境づくりも欠かせません。手洗いを嫌がる子ほど、「やらされている」と感じています。「自分でできた」「ほめてもらえた」という小さな成功体験が積み重なると、言われなくても洗面所に向かうようになっていくんですよ。

手洗いを嫌がる子どもが楽しく続く4つのコツ

ここからは、保育園での工夫をおうち向けにアレンジした4つのコツをご紹介します。どれも特別な道具はいらず、今日からできることばかりです。全部やろうとしなくて大丈夫。「これならできそう」と思うものをひとつ選んで、試してみてくださいね。

子どもによって合う方法は違うので、反応を見ながら少しずつ調整していくのがおすすめです。うまくいかない日があっても、「今日はそういう日」と割り切ってOKです。

コツ1・2:ぬるま湯と泡で「イヤ」を減らす、歌で楽しく

コツ1は、体の「イヤ」を減らすこと。冬はぬるま湯を使う、泡で出るハンドソープにする、洗ったあとはお気に入りのタオルやわらかいタオルですぐ拭いて保湿する。これだけで「冷たい」「しみる」がぐっと減ります。袖をまくってあげる、踏み台を置くのもおすすめです。

コツ2は、歌や遊びを取り入れること。好きな歌を1曲歌い終わるまで洗う、手の甲を「カメさんの甲羅」に見立てて洗う、泡をたっぷり立てて「雲みたい」と楽しむなど、ちょっとした遊びで手洗いが楽しい時間に変わります。保育園で歌っている手洗いソングを、子どもに教えてもらうのもいいですね。「先生役」になれて、得意げに洗ってくれるかもしれません。

コツ3・4:区切りを予告する、「できたね」を伝える

コツ3は、遊びの区切りを予告すること。帰宅してすぐに「手を洗って!」ではなく、玄関に着く前に「おうちに着いたら、まず手洗いしてから遊ぼうね」と先に伝えておきます。遊びの途中なら「あと1回やったら手洗いね」と見通しを持たせると、気持ちを切り替えやすくなります。「ママと競争! どっちが先に洗面所に着くかな?」と誘うのもおすすめです。

コツ4は、できたことを具体的に認めること。「えらいね」だけでなく、「指の間までピカピカだね」「自分で袖をまくれたね」と、できたところを言葉にします。シールを貼るカレンダーなど、目に見える形にするのも、続けるきっかけになりますよ。


子どもの手洗いは「怒らない」が近道。冬の風邪シーズンを親子で

手洗いは、風邪や胃腸炎などの感染症予防の基本とされています。だからこそ、つい「早く洗って!」「ちゃんと洗いなさい!」と強く言ってしまいますよね。でも、怒られながらの手洗いは、子どもにとって「イヤな時間」として記憶に残ってしまいます。

長い目で見ると、楽しく続けられることのほうがずっと大切。最後に、手洗いとの付き合い方で私が大事にしていることをお伝えします。

完璧じゃなくても大丈夫

小さな子の手洗いは、最初から完璧にできなくて当たり前です。指の間が洗えていなくても、泡で遊んでいる時間が長くても、まずは「洗面所に行けた」「水で手をぬらせた」だけで十分な日もあります。特に、イヤイヤ期や新しい環境に慣れない時期は、手洗いひとつで親子ともにヘトヘトになってしまうことも。そんな日は、ウェットティッシュでさっと拭くだけの日があってもいいと思います。

毎日100点を目指すより、60点の日を続けるほうが、結果的に習慣として身につきやすいもの。ママが「まぁいっか」と思える余裕を持つことも、手洗いを続けるための大切なコツです。

ママが楽しそうに洗う姿がいちばんのお手本

子どもは、大人の姿を本当によく見ています。「洗って!」と言うだけでなく、ママ自身が「あ〜さっぱりした! 気持ちいいね」と楽しそうに手を洗っていると、子どもも自然とまねをしたくなるものです。

わが家では、ディズニーランドで買ったミッキーの顔の形になって出てくる泡ハンドソープを使ってみせたことがありました。「見て〜!」と親が喜んでいたら、子どもも「私もやる!」と夢中に。でも小さな手では力が弱く、なかなかミッキーの形にならなくて、それが悔しくて何度も練習するうちに、自然と手洗いの習慣がついていきました。

きれいにできたときは「やった、ミッキーできたね!」と一緒に喜び合いました。ミッキーでなくても、お花や猫の肉球の形になる石けんもいいですし、状況に合わせて自動で泡が出てくるタイプに切り替えるのもおすすめです。


また、図書館で借りてきたバイキンの絵本を、オーバーリアクションで「うわー大変!」と読み聞かせたこともあります。小児科の待合室に置いてある、インフルエンザをテーマにした絵本を見て「大変だね」と話し、「バイキンにやられないためにはどうしたらいいかな?」と、子どもと一緒に考える時間を持ったことも。


手洗いを通して伝えたいのは「自分の体を大切にすること」。それは、ママが自分を大切にする姿からも伝わっていきます。寒い季節、親子で「あったかいお湯で手を洗うと気持ちいいね」と笑い合える時間が、少しでも増えますように。

「うちの子はこうでした」「こんな工夫をしています」…そんな声、ぜひ聞かせてください。同じように子育てを頑張るママたちと、本音を話せる場所を用意しています。ぴこはなでママ同士で話しませんか?

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この記事を書いた人

ゆい(4歳男の子、3歳女の子)
3、4歳の年子ママ。保育士として1,500人以上の子どもたちと携わる。2人目の妊娠をきっかけにを個人事業開始。現在、地元の事業家や専門家と共に商品開発を進めている。情報発信やスキル提供で出会った人達へ笑顔を提供しています。仕事のモットーは「気持ちにまっすぐ」「頑張らないように頑張る」Instagramでは帰宅後10分腸活レシピを発信中♪